ITARISM TSUKUSERISM

つまらん!お前の話はつまらん!
どおりで心のインポテンツが治らないわけだぜ・・・

まんが更新とプロット

2013-04-14 23:49:24 | Weblog
福本とパプワそれぞれ漫画更新です
お返事などはあしたまた・・・
きょうはお友達が主催のオンリーイベントの手伝いにいきました!とても勉強になったし楽しかったし一から手作りするのはとても素敵で過酷なことだと思った お金や手間ももちろんだけど、好きって自分の気持ち、眼には見えないものしか最終的には頼るよすががないから・・・まぎぢゃんおつかれ!

今回の一条のまんが、超めずらしくプロットがオチまで作れたので記念にあげるる
いつもいつもネームもプロットもやりながら変わってって完成品と脳内にあった構想の乖離100パーセントなんだけど・・・一条×和也いいよお・・・年の差・・・・去年の秋ごろから形にできればなあと思ってたのでかけてうれしい
オンだとクオリテーガン無視だから好き勝手やれてスピード出産できるからいいなあと再確認 初心にかえってオンマンガもがんばりたいです

以下プロット





和也と一条の邂逅。和也小学生。つまはじき同士であることの認識。
一条はこのときは黒崎の庇護下ではない。
ハリガネムシの件。黒崎と通じた一条は兵藤家に対し侮蔑の意識を強める
和也のことも内心見下し、和也もそれを理解している。
惨い仕打ちに対し良心が咎めないかと聞かれ、まったくという一条。
一条の信じるもの。自身の立身出世と地位と名誉と富はもちろんだが、本当に信じているものは災厄。
憎しみと復讐を糧に生きる一条。過去に受けた屈辱を苦しみを宝物のように大切に胸にしまっている一条。
災厄→シェルター→選民意識。なので地下に人間を送ることは自分の夢・信仰を確固にするために必要である、むしろガンガンいこうぜの意識。
災厄は鉄骨やエスポワールなどの規模では足りないのだ。もっと人類滅亡規模の破滅でないと。
それでこそシェルター(自分)の正しさ・価値・絶対性が高められるのだ。
高校生になった和也は父親のシェルター論を真っ向から否定する。
「恩寵が平等じゃないなら災厄だって不平等だよ」
今まで完璧に演技をしていた一条だが逆上し和也を暴力する。
ついに禁句の美醜の問題すら口にする。報復を恐れる一条だが和也は何もしない。
ただ一言、一条を冷たく哀れむ。二人の関係は終わる。
世界に災厄はいつまでたっても訪れない。
だが一条個人に一点集中で災厄がジャンジャンバリバリ訪れる。伊藤カイジ。レンズのお話。和也。太陽系。
こんなところで破滅するわけにはいかない。原作準拠。
一条の窮地をシェルターは救わない。それどころかシェルターを作る奴隷にさせようとしている。
一条だってホントは自分の妄想のような平等な災厄(世界が恐慌し、人々が自分のシェルターを羨むような)が訪れっこないことはわかっている。必ず助かる人間、運のいい人間、持っている人間が存在し、一条のことなど知らず平穏に豊かに生活していくのだ。
一条の必死で守っている、大切に思っている過去の自分が被った屈辱苦痛怒り憎しみなど誰も思い知りはしない。
そうして災厄に直面したら、助かる人間を羨み過去を後悔するような心の余裕などないのだ。いまの自分のように。
「だがそれを認めてしまったら、俺は、俺のこれまでの人生と気持ちは、一体どうなってしまうのだ・・・・?」
トイレ→嘔吐。恐怖と憎しみで半狂乱の一条。
和也の気まぐれな救い。飛びつく一条。
「また下積みからやり直せばいいさ」
一条は破滅を死ぬほど恐怖しつつ、苦難の反復を拒否する。あんなくそみじめな思いをもう一度繰り返す
くらいならいっそ地下で夢の亡骸笑をセッセコこさえるほうがよっぽどマシ!
言葉と裏腹に恐怖と助かりたい気持ちでグッチャグチャである。
「お客様を待たせるわけにはいかないじゃないか」最後のジョーク。