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ナンシー関パロコラム 重鎮か、ボケ老人か スゲェぜ 赤木

2014-02-05 22:48:56 | 福本
なんだかんだ言いながら、私は今年も『福本伸行ギャンブラーフェスタ』を見てしまった。ちょうど一年前、「年に一度の赤木ウォッチング番組として、私は福本伸行ギャンブラーフェスタを見続ける」と書いたものであるが、その意味で今年のそれはまさに見どころ満載であった。
今回は十五回記念大会ということで、大抵の人は来てた。来てなかったのは鷲巣巌と森田鉄雄くらいか。
まあ、言葉を選びつつ言わせてもらうと、赤木、すべてに関しておぼつかなくなっていて、そのおぼつかなさ加減
は昨年の同番組内の姿に比べると、加速度つけて進行しているようである。
赤木は裏世界での重鎮だ。赤木を見ていて思ったのだが、「重鎮らしい所作」というのは、ボケ老人の動きと共通する点が多い。「他人を意に介さない」「自分のペースを崩さない」といった基本となる心持ちもそうだが、もっと具体的な行動についても「他人の言うことを聞かない」「質問されても、そういちいちは答えない」「でも急に、思ったことを口に出して言う」「ゆっくりとしか動かない」など、イメージとしての重鎮とボケは見事に重なる。
ステージ上の赤木は、司会の宇海零や、ましてや進行役の天貴史の誘導などに耳を貸さない。重鎮だから。赤木を所定の位置につかせたいのだけれどまさか腕つかんで引っ張っていくわけにもいかず、ただオロオロする黒服の係員が何人も入り乱れるステージ上、赤木はあわてる風もなく「オレはどこに行けばいいのかな」「このマイクは入ってるのか」などとつぶやきながら客席(カメラ)に向かって尻を向けて悠然と立ち尽くしていた。もうここで私は「赤木スゲェぜ、いろんな意味で」と色めきたったが、クライマックスはまだその後にあった。
表彰を受けたあと、数少ない各作品女性陣からの花束贈呈というのがあってそれがすごかった。まず田中沙織、二番目が辺ちゃんからゆりえ。そういった本来注目されるはずの女性陣の順番の話どころではない。
赤木は田中沙織を「あぁ・・・あゆみちゃん」と呼ぶわ坂崎美心を「坂崎さんねえ。懐かしいねぇ」と言って宇海零に「美心ちゃんは最近の女子高生ですよ」とフォローにならないフォローをうけるわ、圧巻はそのもらった花束をもらう先から全部ボトボトと床に落としつづけたところだ。しかし赤木は意に介さない。重鎮だから。
やっと赤木オンステージが終わり、振袖の女の子に手を引っ張られて席に戻るのだが、その歩行の遅さ。
カメラフレームからいつまでたっても赤木がはけないので困って意味なく会場に来てた一条聖也を映したりしてた。
ボケと重鎮、ふたつの枷を引きずる赤木。がんばれ。

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