初詣といえば露店商。
先日、粋な年配の露店商さんの会話を耳にして
思わず寅さんを連想してしまった。
やはりこんな世相の時代だからこそ“寅さん”を観ると嬉しくなる。
「男はつらいよ 寅次郎春の夢」
この作品もやはり素晴らしい!
特に寅さんとタコ社長のアメリカについての会話がいい。
「・・・ということは、寅さんは尊皇攘夷かい?」
「当たりめぇよ!」
このくだりは大いにうなずけるし、他にもいい場面が目白押し。
山田監督の手腕が冴えていて素晴らしい逸品。
解説:
ビタミン剤のセールスマン・マイケルは遠くアリゾナからやって来たが、
品物がまったく売れず行き倒れ寸前。
そこで、“とらや”の人々が面倒をみることになるが、寅次郎はアメリカ嫌い。
そこへ美しい英語の先生が寅の下を訪れ・・・。
「男はつらいよ 寅次郎春の夢」
それからこの写真集。
『外国人カメラマンが撮った幕末日本』
F.ベアト写真集(1)
F.ベアト写真集(2)
いやぁ~白黒ながら日本の風景の美しいこと!
特に馴染みのある横浜の金沢八景の美しさは尋常ではない。
んんん・・・五島列島? いや、対馬?
えっ、金沢八景かい!
本当に驚いた。
地名の意味・由来が始めて腑に落ちた思い。
幕末のイギリス外交官が日本の風景の美しさに驚いたという、
そんな記録を見たことがあるけど無理もない。
本当に美しかったのである。
カラーで味わいたかった・・・