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2009年、過疎化がすすむ町・猿投(さなげ)に突如として現れた3人の戦国武将。彼らは400年前、 自分の城を完成できずに無念の死を遂げた侍の霊だった。 殿様の「築城せよ!」という号令の下、町おこしを願う住民達を巻き込んで、壮大かつ無謀なプロジェクトが立ち上がる。素材は段ボール!残された時間はあと3日。意味不明の号令と傍若無人な振る舞いに、住民たちの間で不協和音が流れる!! やがて、ひたむきに築城に打ち込む殿様の姿に、大学生・ナツキを中心にして、いつしか住民たちの心も一つにまとまっていく。しかし、もともと築城現場に工場を建てようとしていた町長一派は、段ボール城を撤去しようと、秘策を練っていた。そして完成まであと一歩と迫った夜、宴会で盛り上がる段ボール城を、町長が組織した一団が静かに包囲する。果たして、城は無事完成するのか。それとも、ひとたまりもなく壊れてしまうのか!!築城に秘められた真意とは!?
思いの外、面白い映画でした。
何気なく鑑賞したのですが・・・
色んな感想がありますが、
私にはズバリ、「ご先祖様の眼」。
今を生きる自分の眼が見るものは、
きっとご先祖様も同時に見ているのだろう。
自分の視線と幾多の御先祖様の視線。
そんな事を強く感じながら観ました。
主演の六代目 片岡 愛之助さんが素晴らしい!
流石、歌舞伎役者。
唄がお見事!
そして演技も。
『築城せよ!』
昔、この日本には武士という人たちがいた。
忘れまじ。