天晴れ(あっぱれ)な空☆

和風を好む私の徒然に日々想うことを綴る日記。いとおかし。

いにしえ

2008年10月17日 | ひとりごと


先日ぶらりと久しぶりに訪れた古刹。

日野にある約千年前の開基のお寺。

本堂横手の墓所には源義経の重臣で四天王の一人といわれ、

歌舞伎「義経千本桜」で有名な佐藤忠信(1161~1186)の墳がある。


時間が完全に止まったようなひととき。

都会の刺激も楽しいけれど、それだけでは物足りない。

このような風情の空間に身をおくと、こころ が喜ぶような。


このお寺の近くや、近所の古いが古くから親しまれた祠の前に

マンションやら駐車場やらをいまだに建設したりしている。

経済の名のもとにどこまでも際限なく いにしえ を壊していたら

本当にいく所までいくしかなくなってしまう。


貧乏人のひがみでもかまわないけれど、

人が生きる環境を取り戻して、未来に残すことを本格的に

実行して行かないと時間切れになるような、そんな気がしてたまらない。




五穀豊穣。

そんな素晴らしい表現がかつてあったそうな。

ほんまに人は進化をしているのかどうか?

うわつらだけで、そう思うのはなにか違うような。


ともあれ厳しい時代に生き合わせたものだ。

秋を満喫しながら必死に生きること。

そうします。おやすみなさいませ。






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