日本では、豪雪の報道が連日続いている。積雪地の皆様、お疲れ様です。
北の国フィンランドと言っても、彼の地では一冬に、せいぜい1m位しか降らない。
それに比べ日本は緯度は低いが、シベリアの寒気と日本海という雪の大生産設備?を控えているせいか、フィンランド人には信じられないほどの雪が降る。
今日ご紹介するのは、ヘルシンキで見掛けた珍しい路面電車(raitiovaunu)である。
除雪用に作られたもので、これと似たものが札幌の市電にもある。
それはササラ電車と呼ばれ、線路上の雪を取り除き、脱線事故を防止する工事車両のことだ。
普通の電車と比べると車長が短いので、見掛けはかわいいが、縁の下の力持ちという存在だ。
夏のヘルシンキでは、ビール電車というなんとも羨ましいものが、走り回っているということをガイド本などで見たが、冬のササラ電車は、そう頻繁に見掛けることができない。
もし、見掛けることができたらあなたは運がいい、幸運が訪れる!
と、考えると探す気にもなるだろう。