JUSSI SALMIAKKINEN (ユッシ☆サルミアッキネン)

フィンランド各地の日の出、日の入り時間の変化をウィークリーでご紹介します。

L-007 Katjes Kinder® 75g

2006-01-26 17:17:17 | 今日の一品(ラクリツィ)
 
今日のラクリツィは、なんと!日本国内で販売されている。
私は、これをお年賀に頂戴した。
moiのマスターありがとうございます。早く良くなってくださいね。
ちなみにマスターは、サルミアッキやラクリツィが好きではない割に、怖いもの見たさというか、それらに関心と情報をお持ちであるという不思議な御仁である。

もっと早くご紹介したかったのだが、最近ちょっとカメラ無精で撮影が遅くなってしまった。ちなみに、この写真はvodafone 702NKII(NOKIA 6680)で撮ってみた。
初の試みである。でも、まだクセが飲み込めていない。

さて、本題に戻ろう。
ドイツはEmmerichの Katjes Fassin Gmbh+Co.KG の製品で、猫の形をしたキャンディであるが、完全なハードタイプではない。口に入れているうちに、曲げられるようになる。
ちなみにEmmerichという所は、ライン河口にある古い都市で、リコリスの本場であるオランダに近い。

以前、当ブログで紹介したベルリンの露店のものと比べるとマイルドな風味である。
そして風味の決め手となる甘草(リコリス)は、口に入れた当初はほのかに漂う程度だが、時間が経つとじわじわと主張し始めてくる。が、決して強烈ではない。
入門者には、ちょうど良いだろう。

これが日本で売られていることからも、やはり甘草はブーム化しているようだ。
製薬メーカーサイトによると免疫力アップにいいらしいのだ。

言っておくが、私は健康マニアではない。

輸入販売元は、東京・上野のウイングエース株式会社と書かれているが、
どこのお店で売られているのかは、マスターに聞いていないので、ちょっとわからない。

あの時から 続編

2006-01-25 12:09:39 | コラム
 
2005-2006年のフィンランド・クロカン・ナショナルチームのリストをフィンランドスキー連盟サイトの資料を基に転載しておく。
トリノ五輪に出場する選手も含まれているので、応援の参考にして欲しい。

以下は氏名と所属クラブである。名前をクリックすると各選手の顔写真やプロファイルが見られるようリンクが張ってある。
(記述はすべてフィンランド語)

・女子
Elina Hietamäki, Tampereen Pyrintö
Virpi Kuitunen, Kangasniemen Kalske
Riitta-Liisa Lassila, Joutsan Pommi
Mona-Liisa Malvalehto, Ounasvaaran Hiihtoseura
Pirjo Manninen, Ounasvaaran Hiihtoseura
Aino-Kaisa Saarinen, Joutsan Pommi
Kirsi Välimaa, Jämin Jänne

・男子
Sami Jauhojärvi, Alatornion Pirkat
Teemu Kattilakoski, Alavieskan Viri
Juha Lallukka, Joutsan Pommi
Olli Ohtonen, Vuokatti Ski Team Kainuu
Tero Similä, Ylivieskan Kuula

・男子スプリント種目専門
Jari Joutsen, Joutsan Pommi
Keijo Kurttila, Kuusamon Erä-Veikot
Lauri Pyykönen, Vantaan Hiihtoseura



あの時から

2006-01-24 11:19:56 | コラム
 
トリノ冬季五輪まであと半月。
TVでも五輪に関する番組やCMが多くなってきた。
今から5年前の同時期に、クロカン・ファンである私にとって忘れられない出来事があった。

2001年2月。21世紀になって初めてのノルディック世界選手権( Maailman Mestaruus )がヘルシンキの北約100Kmにあるラハティ(Lahti)で行われた。MM Lahti 2001である。
同地での世界選手権は1989年以来12年ぶりである。
フィンランドは、多くのウィンタースポーツを国技としながら、一部の競技が国内で実施できないことから、冬季五輪を開催することが出来ない。
フィンランドでは、世界選手権が現状で開催し得る最大のイベントなのだ。

競技前にフィンランド国民は、自国の選手に大きな望みを抱いた。
男子では、ベテランのハリ・キルベスニエミ、ミカ・ミュルラ、ヤリ・イソメッツァ。女子では、ヴィルピ・クイトネン、カイサ・ヴァリス。
私が知っているだけでも時の有力選手が目白押しで、強豪ノルウェー、古豪ロシア、復活スウェーデン、新興エストニアそして他の国々になんか間違っても負けないぞという気持ちで、フィランド人はいたと思う。

競技が始まってフィンランド選手の入賞が続出し、『スキーを履いて生まれてくると言われるフィンランド人』は狂喜した。
しかし、競技日程の半ばを過ぎた頃、事件は起きた。ドーピング問題である。それもフィンランド選手に...
特に男子の有力選手たちは、これにより失格となり壊滅状態、女子にも失格者が出た。
ドーピングにより失格した場合は、2年間の公式競技出場停止なる。以後、フィンランドのクロカンに低迷が始まった。


トリノ五輪を半月後に控えた今、ジャンプのヤンネ・アホネン、ノルディック複合のハンヌ・マンニネンらの活躍をフィンランド人は期待している。
だが、残念なことにクロカン男子はその後有力選手が現れず、未だ低迷を続けている。
一方、女子ではあの時に失格となったヴィルピ・クイトネンが資格停止から復活し調子を上げているし、他の選手もワールドカップでも上位に名を連ねるようになってきた。

クロカン大国フィンランドの一日も早い復活を待ち望むものである。

HYVÄ SUOMI !

FILE-013 kylpy tai sauna

2006-01-23 21:14:10 | フィンランドぶらぶら紀行
 
旅行ガイド本などでは、ラップランド地方のホテルには部屋にバスタブはなく、シャワーのみが多いと書かれている。

初めてのラップランド旅行の際に、友人の計らいでちょっといいクラスの部屋を取ってくれた。バスルームへ行くとバスタブ(写真左側)がある。ちょっぴり感動した。
場所はホテル•リエコンリンナ(Riekonlinna = 雷鳥の城)。
シティホテルに比べると部屋もバスルームも狭めだが、リゾートロッジの延長と考えれば、仕方あるまい。
バスにしても豪華とは言えないが、ここがラップランドであることを考えると贅沢なことなのかもしれない。2001年の事だった。

2003年末、2度目のラップランド。
新館が出来、部屋にはサウナ(写真右側)が付いていた。
やはりここはフィンランド。バスタブよりもサウナ付きの部屋のほうがうれしい。

L-006 Lakritze または Süßholz

2006-01-22 23:05:00 | 今日の一品(ラクリツィ)
 
今日の一品は、ドイツはベルリンの露店で売られていたラクリツィである。
独逸語では Lakritze または Süßholz という。

昨年、家人がひとりでベルリンへ観光旅行に行く際に“とにかく、黒いお菓子があったら買って来い! それが旅行の条件だ!”という 指令?! を発し、入手したものである。ちなみに家人はこれを試食し、確認後購入したそうである。
あとで、“ 探すのに気を取られるし、随分手間掛かったんだからっ!! ”と文句を頂いてしまった。

簡単な包装ゆえ、メーカーや商品名は不明である。形状は、25mm角の正方形、厚さ約3mmである。
ハードキャンディ・タイプで、味、香りも程々で食べやすい味になっている。多少ミントが入っており、のど飴としての役割を持っているようだ。

最近、日本のTV-CMでリコリス(甘草)が入っていることを売りにした医薬品を見かけるようになった。
静かなブームが始まっているようである。
参考資料として『全薬工業の甘草アカデミー』のサイトをご紹介しておく。
http://www.zenyaku.co.jp/kanzo/top.html