五つ目は技巧派のレイアウトです。(A)の体育会系のレイアウトは、細かい設定がされているのですが、それが連続するために「うまさ」よりも「リズム」が大切になっていました。しかし上図のレイアウトは、細かいのですがそれだけでなく、繰り返しのない一つひとつが微妙に性格の異なるコーナーの組合せになっているのです。ですからそれぞれのコーナーが常にその前のコーナーと後のコーナーに影響を受け、そういうつながりを考 . . . 本文を読む
ノミネート候補4番目のタイプです。そもそもこの企画を思いつく切っ掛けとなったT網さんのコースレイアウトです。考え方としては(C)の緩急自在型と同じ思想で、コースの中に細かいところと豪快な中高速型のセクションを組合せるものです。ただ、ある種、芸術的だなあと思うのは、コースの中で4つ位のセクションがあって、起承転結というか、そういうストーリーが組み込まれていることです。
上図のコースでは、高速セ . . . 本文を読む