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パイロンの手前から傾けると回転半径が大きくなること

2006年06月16日 | 初級テクニック
パイロンを小さく回る自信がないために、早目にバイクを倒していこうとすることがあります。実はこれは逆効果で、パイロンの手前からバイクを倒そうとすると「自動的に」回転半径が大きくなるのです。(ゆかりさんのブログからお題拝借しましたのでトラックバックします)
小さく回りたかったら、実はコーナーの奥に突っ込んで、一気に倒す必要があります。

気持ちの中では、徐々にパイロンに近付いていけば最後に小さく回れるだろうと考えがちです。徐々に近付いていくことでUターンの角度をつぶして(浅くして)いくという風に考えるのですね。
しかし実際には、自分が回れる回転半径は決まっていますから、パイロンに徐々に近付いていくことは、回転半径の中心を奥の方に(図で言えば上の方に)ずらしていくことにしかつながらないのです。結果として奥で(図で言えば上の方に)広がるラインになります。
また、パイロンに近付くことによって、倒し込みが浅くなるということも考えられます。パイロンに近付くことによって、バンクするとパイロンの頭に接触する恐れが出てきます。そのため、バイクの倒し込みを途中でやめてしまうことがあります。

逆に、倒し込みのタイミングを遅らせる(図で言えば右手の方に突っ込む)ことで、出口で小さく回るコーナリングが出来るようになります。

「大きく回る」とか「小さく回る」とか考えますが、コーナーの出口側で膨らむと「大きく回った」ように感じられます。出口が膨らまなければ「小さく回れた」ことになるのです。


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