宮澤賢治の里より

下根子桜時代の真実の宮澤賢治を知りたくて、賢治の周辺を彷徨う。

134 賢治と東和町(土沢の街)

2009年04月06日 | Weblog
 それでは、今回は土沢の街を報告する。
 先ずは
《1 商店街の駐車場》(平成21年3月26日撮影)

に車を駐めたならば
《2 駐車場の壁に何やら書かれている》(平成21年3月26日撮影)

《3 賢治の詩『冬と銀河ステーション』》(平成21年3月26日撮影)

であった。
 それでは、
《4 土沢の商店街を歩いてみよう》(平成21年3月26日撮影)

《5 〃 》(平成21年3月26日撮影)

《6 〃 》(平成21年3月26日撮影)

《7 こんな店》(平成21年3月26日撮影)


《8 こんな店》(平成21年3月26日撮影)

そして
《9 こんな店》(平成21年3月26日撮影)

では
《10 こんな品物》(平成21年3月26日撮影)

を売っていたが、
《11 千本格子のこの家も》(平成21年3月26日撮影)

《12 そしてこの家も》(平成21年3月26日撮影)

はたまた、
《13 かつてはモダンな》(平成21年3月26日撮影)

この店などはもう廃業したのだろうか。
 一方では
《14 麹糀屋さん》(平成21年3月26日撮影)


《15 味噌蔵》(平成21年3月26日撮影)

が営業していた。
 もちろんこの日は市日ではなかったから賢治の詩のようなあのにぎやかな土沢ではなかったが、次の写真が土沢商店街の
《16 七夕祭り》(『土沢ふるさと山宝道』より)

《17 秋祭り(土沢祭)》(『土沢ふるさと山宝道』より)

なそうだが、市日にはこのような賑わいがあったのかも知れない。
《資料:昭和初期の土沢の市日の賑わい》

<『目で見る花巻・北上・和賀・稗貫の100年』(鎌田雅夫監修、郷土出版)より>

 ところで、岩手日報(2008/2/8)は
 宮沢賢治が花巻市東和町土沢を詠んだ詩「冬と銀河ステーション」の詩碑除幕式は7日、同町土沢の市東和総合支所駐車場で行われた。
 約100人が出席。除幕式実行委の小原茂明委員長は「土沢もイーハトーブの名勝に位置付けられるよう、多くの人に愛される地域にしたい」とあいさつした。大石満雄市長ら関係者と除幕した。
 同市の一人芝居役者・星鴉宮(ほしがらすみや)さんによる詩の朗読や、賢治が作った「精神歌」の合唱などで詩碑の寛政を祝った。
 賢治は土沢が市日でにぎわう情景を、同詩で「銀河ステーション」や「パッセン大街道」のどの表現を使って詠んでいる。
 東京都豊島区から訪れた賢治研究家の三上満さん(76)は「後の『銀河鉄道の夜』につながるイメージが土沢ではなかっただろうか。詩碑ができたのは素晴らしいことだ」と喜んだ。

と報じている。
 というわけで、花巻市の東和総合支所前に
《18『冬と銀河ステーション』》の詩碑》(平成21年3月26日撮影)

が建てられた。

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