にちにち

遊びの話

萩往還マラニック

2014-05-09 | 日記
萩往還マラニック250kの部完踏しました。
私たちは選手6人(男4人、女2人)応援2人の参加でした。

2日18時山口市の瑠璃光寺のウェーブスタートです。
50人位が1つのパックです。私たち6人は真ん中辺のパックに並びました。

最初のエイド上郷までは(13.4k)ペースが一緒だったので仲間4人で走りました。
その後自然にばらけて1人になり豊田湖(57.4k)のへ。
ここでうどんを貰い食べようとしたら、私を呼ぶTさんNさんの声。
2人は食べ終え、出発するところでした。
私も食べ終え、出発しようとしたらMさんが入れ代わり入ってきました。
「さっき2人が出発したよ」と声を掛けながら私も出発。

3k位走りましたが、下り基調なのに足が重く感じ信号待ちを利用して「ベスパ」飲みました。
その間に豊田湖で後から来たMさんに抜かれました。
Mさんは私より速く、その後島や岬で会うたびにに私が往路、Mさんが復路の関係でした。


ベスパは萩やスパルタを経験している、全日本女子実業団駅伝日本ケミコンの元選手から教わりました。
たまたま家が近くです。
スズメバチの栄養液を主成分としたサプリです。
もちろん飲んですぐ効果はありませんが、まだ40時間位ありますので少しづつ飲み始めました。
おかしな言い方ですが、食べているのにハンガーノック状態には結構効果が有りました。
今回は12本持参し10本飲みました。


閑話休題
朝3時~4時俵山温泉(67,1k)へ向かいましたが道路の両脇から樹木が覆い、まるでトンネルの中を走っている気になりました。
ライトで空を照らすと木々の間から、空が白く現れ、まるでゲゲ水木しげるの一反もめんの世界でした。
俵山温泉から旧油谷中学校(87.1km)へ。途中右側に大坊川を見ながら。昨年は空も明るくなり川原も見えましたが、今年はまだ暗く見え
ません。
ペースは昨年より速いようです。



初めて海が見えてきました。油谷の街に入りました。
今年は寒くて風が強く、海は白波が立っていました。


7時頃。旧油谷中学校(87.1km)で25分仮眠をしました。廃校の教室に毛布1枚で目を閉じた程度ですが、それでも横になるだけでも楽になりました。近くの食堂でおかゆと豚汁を食べ俵島へ出発。



9時50分この頃は海も穏やかになりました。


昨年はまもなく99k付近で左ひざが痛くなり、テーピングを鎮痛剤を飲みました。今年は最初から両ひざにテーピングをしたこともあり痛みも出ませんでした。
(昨年は走行中鎮痛剤8錠、胃腸薬2錠飲みました)
Mさんと会いました。Mさんは俵島(98.5km)の帰り、私は行きです。



俵島のチェックポイント過ぎの景色です。


この辺から川尻岬(沖田食堂)(107.8km)まで足が動かなくなり平地でも歩きを入れました。
沖田食堂でカレーを食べ出発。次のポイントは立石観音(117.7km)です。前半は下り基調なので足も少し軽くなりました。



110k付近の棚田です。


川尻漁港を過ぎると上りです。睡魔に襲われました。歩き中心になりましたが、耐えられず道路端の草の上で眠ろうとしました。
横になり5分もすると暑さと草息れの湿気で起きました。
2k下って立石観音です。海に2つの大きな岩が祭ってあります。
ここから千畳敷(125.4km)までは約8k上りです。千畳敷は半島の最上部の広大な平地です。千畳敷まではほぼ歩きです。
15時10分千畳敷着。私たちの進行方向で左側は海、右側は平坦地駐車場と子供向けの遊具しかなく、ただひたすら広いです。
ここのソフトクリームは美味しいと聞いていたので食べました。柔らかくそれでいて水ぽくもなく口当たりが良く美味しかったです。


千畳敷です。


仙崎公園前(143.3km)へ出発。途中の日置エイド(131.1km)で呑べいのミニカップうどんを食べました。湯を入れて少し待たなければいけないですが、気がまわらずすぐに食べ始めました。麺は硬かったですが完食。念のためガスター10を飲みました。

黄波戸峠を越え国道191号線へ、ここから仙崎公園前まで7kです。
昨年はここでサポートランナーが付きました。次のチェックポイントに間に合わなそうなランナーに同走して励ますボランティアランナーです。今年はサポートも付かず昨年より1時間早く仙崎公園前着きました。

橋を渡り青海島の鯨墓(153.8km)への往復です。昨年はこの橋の上でMさんと会いましたが今年はこの先3kくらいの所で会いました。
今年はこの橋では大阪の姉妹2人組みに会いました。
「大丈夫。行けるよ。私ら去年この橋渡った時暗かったから。今日はまだ明るいもん。」
2人とは昨年は200k付近で会いました。虎ヶ崎へ行く途中です。私は往路。彼女らは復路でした。
それにしても私が知人と会うのはいつも私が往路、知人が復路です。

静ヶ浦キャンプ場(往路149.4km/復路158.0km)でカレーを食べました。往路です。エネリギー切れが一番怖いので食べられる時はいつも食べました。
キャンプ場のバンガローが一棟休憩所として開放されていました。
復路ここへ着いたのが20時25分。21時まで仮眠しようとしました。
誰もいませんでしたので寝過ごさないか心配でしたが、宗頭文化センターでより熟睡できると思いました。
20時55分ころ「収容バスの時刻表を持っていませんか?」とランナーに尋ねられ目が覚めました。ラッキーでした。

22時仙崎公園前(復路158.0km)着。
ここから宗頭文化センター(175.7km)までの前半の5kの道筋がよくわからないので岡山県のKさんに同行しました。国道191号線に出てKさんに御礼を言ってそれぞれのペースで。

1時宗頭文化センター到着。支給の弁当食べ風呂に入り、2時宗頭文化センター出発。
藤井商店(179.0km)から先の山道がわからないので香川県のランナーに同行しました。(たくさんの方にお世話になりました。山を越え三見駅 188.1km付近では皆で道に迷ったりもしました。)



玉江駅(195.0km)手前6時33分。

昨年はここで幻聴を聞きました。若い時のフォークソングでした。吉田拓郎と五つの赤い風船でした。
今年はそれもなく、ペースも2時間くらい速かったです。

チェックポイント浜崎緑地公園(198.0km)過ぎ、虎ヶ崎(つばきの館)(206.9km)へ。昨年はここでリタイアしました。
カレーを食べ出発。さすが平地でも歩行が多くなりました。

東光寺前(215.2km)を過ぎて自動車から応援の声です。同行のUさん、Sさん、Nさんでした。レンタカーで私たちを応援したそうです。



11時30分陶芸の村公園(216.1km)。
 
ここからは70kのランナー、35kのウォーキングも合流しました。彼らは元気です。通り全体がお祭りモードです。彼らに元気を貰い、コースも下り当座快調とはいきませんが気分良く走れました。

12時10分旧村田蒲鉾店(220.0km)着。
しかしこのエイドを明木エイド(226.4km)と勘違いし、17時には余裕でゴールできると思い込みました。
旧村田蒲鉾店を出てしばらくすると「この辺のランナーはぎりぎりだな。」と沿道の応援者の声。
明木は今日は市の日である事を思い出しました。(一昨年140kに出場しました。)
まだ市を見ていない。明木エイドに着いていない。
佐々並(236.3km)までの一升谷越えを考え焦りました。上りも出来る限り走行に切り替えました。(思い出すと時間的には歩行とあまり変わりませんでしたが。)

佐々並では水分補給のみ、食べ物は走行中(歩行中)に食べました。
国道262号線に出てまもなく私設エイドがありました。
「ゴールまで11k、4時までにここを通過できれば完踏できるよ。」時計を見ると3時15分。
一安心です。と同時に、明木ー佐々並を急いだせいか急に背筋が痛くなりました。走るのもままなりません。
ずっと歩きました。

板堂峠(244k)このコース全体の最高点ですが意外と楽に越えられました。背中の痛みも和らいだようです。
下りは石畳で滑ります。「疲れきった足に危ないな。」「普通の道を通ったら萩往還にならないか。」など話しながら5人で歩いて普通の道にでました。この時点では皆完踏を確信していました。
歩いていると「みなさん走ってください。現在17時29分。ゴールまで3.3kです。」とベテランランナーらしき人の声。
それぞれ50mくらいの間隔で走ることにしました。途中140kのランナーが来ましたので、先に行ってもらいました。
ゴールの瑠璃光寺へ向かう歩道。ハイタッチをしながら走りました。先にゴールしたMさんとNさんが待っていました。
17時55分ゴールです。


  

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1 コメント

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おめでとう (H.Imai HIROSIMA)
2014-07-08 09:52:34

完踏おめでとう
少し元気をいただきました。

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