もぐ菜のみっしり茶匣(はこ)院

ようこそ腐女子の匣喫茶へ お好みのモノをどうぞ、召し上がれ。 日々を書き連ね、妄想をこよなく愛でます

彼岸日和??

2009-09-19 10:27:46 | Weblog
オハギとかいっぱい売ってるマーケットにはなんだか深い意味はないけど彼岸だから先祖とおじいちゃんおばあちゃを敬いご馳走様を喰らいませうと広告してるけど彼岸てめでたいの??

赤飯まで大量にいつもより作られて大きな容器で販売してる。オハギはわかるよ、なんかねぇ~と思いながら赤飯を買いましたう(*゜ww゜*)だって和菓子屋さんが作った赤飯てキャッチコピーに惹かれてしまいましたさ。

眩暈 (22) 鬼畜眼鏡 片桐 end No.11その後偽造編

2009-09-19 03:25:41 | 腐女子の御伴
         *ご注意*


*腐女子や同人誌の意味が解らない方や気分を害される恐れのある方は此処で御帰院してくださいませ。*


一個人の妄想なのでSprayとは一切関係ありません。腐女子や同人誌の意味をご理解頂けた方だけ此処から先へどうぞ。





眩暈 (21)





眩暈 (22)


あらかた大皿に豪勢に盛りつけられたスイーツを三人で食べて満足し眠気をもよおし眠たくなる。椅子に座ったまま背伸びをし栗栖は椅子から立ち上がった。

「あぁ、そうだ~ 大磯さん、今日の紅茶はアールグレーだよね??」

「甘い物にはアールグレーが良いでしょ。」

「だよね♪ このお屋敷に勤める女子は大変だわ、甘美なスイーツの誘惑には女子は勝てないもん。さてと仕事しなくっちゃ。」

「厨房の方に何人か女性の方が居るけど体重が増えて困っちゃうて言いながらがつり食べてるね。」

「うん、わかる。目の前に人参ぶら下げられてる様なもんだもん。」

そう言うと栗栖は鞄からメジャーとペンとノートを取り出しテーブルの上に置いた。大磯も立ち上がりテーブルの上の大皿等をワゴンに片付ける片桐も手伝おうとした。

「片桐様はお客様だからそのままお待ちください。」

栗栖は鞄から取り出したメジャーを持ち片桐に近寄って行った。栗栖はさっきまでののどかな表情ではなく仕事をする表情となった。

「では、片桐様、採寸をさせて頂きます。」

「あっ、はい。あの立ちましょうか??」

「まずは座ったままで採寸しますね。大磯さん、ノートに私が言う採寸した寸法を書いてくださいます??」

「はい、栗栖様、畏まりました。」

栗栖は丁寧に採寸を始め大磯に寸法を言いそれをノートに書き留めた大磯はそのつど栗栖に確認を取り作業を進める。

「片桐様、椅子から立ち上がって頂けますか??」

「はい。」

片桐は椅子から立ち上がると栗栖は再び採寸を始める栗栖も助手を勤める大磯も手際が良いのでスムーズに採寸作業が進んでいる。

「これで、ばっちりかな‥と、片桐様は何色がお好みでしょうかしら??」

「深緑です。」

「深緑ですね。」

「‥深緑…」

それもノートに書き留める大磯。

「うん、なかなか良いのが作れそうだわ。片桐さんは男性だけど清楚で絶対に似合うわ。」

「清楚だなんて僕は男でおじさんです。」

「おじさんだんなんて何を言います!!片桐さんは、このお屋敷の看板~」

と栗栖が言おうとすると瞬時に大磯が栗栖の配合に廻り込み栗栖の口を両手で塞ぎ止める。栗栖はゴニョゴニョと言っているが何を言っているのかは不明で片桐は大磯の素早い動作に片桐は驚いた。

「栗栖様、申し訳ございません。お許しを…」

「びっくりしたよ、大磯さん。そうかそうだっだね。」

口を塞がれた栗栖も特に怒る様子もなく納得している片桐は不思議そうに栗栖と大磯を見た。栗栖は片桐に突如抱き着き片桐は驚いて叫ぶ。

「止めてください、何をするんですか!!」

「体感採寸です。片桐さんて柔らかいなぁ。」

「ただの趣味ですよ。栗栖様。」

「その…放してください。」

栗栖を突き飛ばしたりもせず抵抗らしい抵抗もしない片桐に栗栖はぴったりと身体を密着させて満足そうに抱きしめた。

「片桐さんの身体を隅まで知らないと納得のいく物が作れないんです。」

「でも、僕は恥ずかしいです。年若い栗栖様みたいな女子に抱き着かれるのは‥抵抗あります。」

「恥じらう‥そこが清楚の理由なんでしょうね。栗栖様も少々見習ってはどうでしょ??大胆過ぎますよ。これがお屋敷の大勢の前でしたら永久に出入り禁止です。」

「ごめんない。」

「あの、手を離してください。」

栗栖は手を放し片桐から離れる片桐は溜め息をつき椅子にくたんと腰掛けた。大磯はティーコゼを外し片桐のティーカップに紅茶を注ぎ煎れた。

片桐は気持ちを落ち着かせる様に紅茶を飲む栗栖は大磯がノートに書き留めた寸法を見ている片桐は紅茶を飲み一息をつく。大磯は栗栖が飲んでいたティーカップに紅茶を注ぎ煎れた。

栗栖はノートとメジャーにペンを鞄にしまうと名刺ケースを鞄から出し名刺ケースから名刺を出した。

「片桐さん。あの良かったら、名刺をどうぞ受け取ってください。」

「僕は名刺を持ってないので名刺交換は出来ませんが名刺を頂きますね。」

「良かったお願いします。」

栗栖は大事そうに片桐に名刺を差し出して片桐に手渡した。片桐は名刺を受け取ると鞄の内ポケットに栗栖の名刺を入れた。

栗栖は腕時計を見て慌てた。

「やだ、ついのんびりしてたらこんな時間だわ。早く帰らないと困ってるだろうな。大磯さんごめんない。私、帰りますね。」

「まぁ、それは大変ですね。玄関まで送ります。」

「片桐様、ご無礼お許しください。必ずや片桐様にご満足頂ける制服をお作りしますので楽しみに待っててくださいませ。」

「どんな素敵な制服なのか、今から楽しみです。」

栗栖と大磯は片桐に一礼し部屋から退室して行ったのを片桐は見送った。



眩暈 (23)