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大阪消防設備協同組合事務局のブログ

ご存じでしたか?(48) / 火災は何時ごろ起こる?

2008-06-03 16:48:58 | ご存じでしたか?シリーズ

 火災は何時ごろに多く起こっているのでしょうか?

 大阪府危機管理室の調べによると、平成18年に大阪府内で起こった3,375件のうち、火災発生が一番多い時間帯は19:00代で203件に及びます。次いで、17:00代(183件)、18:00代(180件)と17:00~20:00までの間で、全体の約17%を占めています。
 火災の発火源別に見て、「それ自身が発火している」「ガス・油類を燃料とする道具類からの発火」が、全体の約70%を占めていることから、一日を過ごして注意力が散漫になる時間帯でありながら、夕食の準備等で火を使うことが多くなることが理由のひとつであると考えられます。
 ちなみに、火災の一番少ない時間帯は7:00代(82件)次いで5:00台(91件)、6:00代(95件)となっており、朝の早い時間帯には他の時間帯に比べ、火災発生が少ないことがわかります。

深夜の時間帯は、0:00代が131件であるのに対し、1:00代になると157件、2:00代になると159件と増加していきます。これは、寝たばこ等の火の不始末とともに、放火や放火の疑いが一番強い時間帯であることを示していると言えます。

特に夕方以降の火を多く使う時間帯、そして一日の疲れが溜まり注意力が低下する時間帯には注意が必要のようです。

事務局 農澤

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