この仕事に転職して間もなく1年が経とうとしている。
新人の頃入ったコースはほぼ習熟気味で担当コースの7割は地図無しでもストレートに行ける。
まぁ残りの3割は宅急便を普段利用しない人(アマゾンやネット通販に無縁な人)
宅急便がほとんど届かない人だから、突発的に荷物が来たら流石に枝番見つつ地図で再確認するが
殆ど常連の家が周りにあるからほとんど難なく行ける。
今別のコース覚え中で、そちらはさすがに地図無しではまだまだだが。。。
慣れてしまえば配達や集荷自体は実に有意義で思っている以上に楽しい。
1つの荷物もっていってもせいぜい歩合が10~30円程度(公表はされてない。あくまで伝聞と想像)
だが中々手渡しできなかった荷物がお客さんに届くと、やっぱり喜んでもらえるのは
些細ではあるが嬉しい話だ。
個人集荷は手間もかかるから正直「めんど!」と思う反面、お客さんの家に向かって
荷物を引き受けた時はやっぱり感謝されるし、良かったなと思う。
辛いことは荷物そのものが急激に多い時と再配達と集荷がラッシュした時。
繁忙期の7月を終えて12月までは平常期に戻るのだが、この間10月の増税前は腰抜かした。
普段、朝150前後の荷物を持っていくのが平均値なのだが9月末は毎日のように200だの
230だの。涼しい顔して「さぁ~さっとやって今日も頑張るぞ」と出勤したら
いつもより80個近く多い荷物詰まれていた時のちょっとした絶望感。
自分「うーん・・・何この量^^;」
先輩A「いいなぁ~自分ばっか稼いで(ニヤニヤ」
先輩B「増税前だからでしょ、こっちもひどい量だよ」
インセンティブが増えるからそりゃ荷物多いのはありがたいけど、やっぱり仕事量が半端なくなる
わけで嫌と言われれば嫌が勝るから「ちょっとした絶望感」という表現が的確か。
とまれ、7月の繁忙期で毎日のように200~250を経験していたから
ぶっちゃけイレギュラーが大量に発生しない限りは「回れるかな?」という自信はあった。
結果的に普段とあまり変わらない調子で上がったのだが、
イレギュラー的に個人集荷や商流の定時集荷の荷物が爆発的に増えるとか
再配達が立て続けに増えるとか増税前はあまりなかったから助かった部分がある。
これが荷物バカ量・集荷ラッシュが過去に何度かあったけど、こういうときは肉体的ではなく
精神的にパンクしそうになる。
急いで回って急い集荷取って次の集荷・配達先にことを考えているときに
電話なると脳内で(うっせーな!少し黙ってろ!!再配だろ!わーってるよ!)とブチ切れつつ、
心を落ち着かせて電話出て、
「お電話ありがとうございますヤマト運輸〇〇でございます~v^^v(イエーイ」というのはさすがに疲れるw
そういうのと格闘しながらあっという間に1年間。実に早いものです。
のんび~りで何もやることない日もあれば、ゲゲゲやべぇ!死ぬ!って日もあれば
こんなに感情を揺り動かされる仕事は他にあまりないと思う。
来月はいよいよ12月の繁忙期を迎えます。
お歳暮は普段宅急便を利用しない人も荷物が届くので当然倍増します。
お偉い役職の人は毎日のようにお歳暮お歳暮の連続。転居したことも知らずに届ける人も多いので
住所不定の荷物が倍増し、クールは毎日パンパン。
その後はアマゾンと楽天の年末セール、クリスマスを経てとどめは年末のおせち地獄です。
7月の繁忙期は正直2週間程度で落ち着きましたが12月は1か月間フルで地獄が予想されます。
特にクールボックスに入りきれないほどのおせちが来た時の絶望感ときたら・・・。
荷物が増えると仕事量も増えますが、営業車内から荷物を探すのにも一苦労です。
休み無しで駆け回ることになると思うのですが、何とか生き抜いてやろうと思います。
さて近況はさておきこの宅配便業界の将来を勝手に憂うことがあります。
会社や社会はインフラだの無くなることはないだの言っているから「そうなのかな?」
とは思うのですが、自分はよくよく考えると壊滅するのではないだろうかと危惧してます。
2100年には日本の人口は半分になるといわれているので
今後は人口減から労働力の減少もそうですし、何より顧客が減ってくるのは当然のことです。
単純に半分の荷主になると考えれば宅配大手のヤマトと佐川+他委託が半分&吸収合併&規模縮小
されると考えても殊更変ではないと思います。
ネット通販は今後大きくは増えることはないでしょうが、減ることはないと思います。
アマゾンが象徴している通り多く出す荷主を増やし配達コストを抑える流れが当たり前になり
もはやドライバーへの歩合減らされる一方。
ヤマトみたいに何回も再配達に応じている効率の悪いことを強いると折り合いがいずれつかなくなり
労働人口の減少とともに全く稼げないドライバーなんて誰が志すのでしょうか。
今でさえ人手不足でひっ迫して、給料だだ下がり中だというのに・・・。
また荷物1つに対してかける時間が本当に現代的とは思えない。
そりゃ自宅にわざわざ届けてくれるのはありがたい話なのだろうが、荷物1つ受け取る
時間を考えるとものすごくアホらしいと思う。
ベースからセンターに荷物が到着するのが早朝。そこから荷物をのっけて8時に出庫して
早い人で1時間後ぐらいに受け取れるが、人によっては夜19時以降、
仕事の都合などが相次ぐと下手すると1週間近く荷物を受け取れず、ドライバーは
ドライバーで会社ルールにのっとって毎日その家に訪問してピンポンして不在票いれて・・。
何でこんなバカなことやってんだろうと思うことは多々ある。
今ほとんどの人が自分の家の近くにコンビニや受け取り店やセンターがあると思う。
車で何分かかりますか?と言われれば多くの人が5分以内だというと思う。
正直コンビニや委託でもいいから小さな受取店を倍増させて、朝に全部そこに卸して
後はお客さんが最寄りの受取店に取りに来てくださいというのが一番早いと思うのだが。
そうすると早い人は5分で自分の荷物受け取れるし、ドライバーも不在票入れる時間も
再配達の時間も全部なくなるし、
勿論その為には多くの労力とコストがかかるだろうが、ドライバーを削ってやれば割とコスト面の折り合いはつくと思う。
体が不自由だった利高齢だったりで自宅に直接届けてほしい人は
有料化&時間指定必須&再配達有料(厳禁)=自動センター引き取り
にしてもっていけばドライバーが不足の問題はなくなるし。
さすがに商流の荷物の配達集荷をコンビニだのセンターだのは無理だから
そっちはちゃんと専念してやるだけなら、ドライバーは正直半分で回ると思う。
佐川は個人の荷物捨てて(委託にぶん投げて)商流中心なのはそういうことを考えてのことなのかな?
でもいずれは委託ドライバーする人自体いなくなると思うな。
アマゾンの300円ぽっちの配達量で大型トラックでベースまで運び、そこからセンターに運び
何時間~何日もかけてその荷物1つに引っ掻き回される割に合わないことをやっている配達業は
本当に未来永劫あるとは自分は考えにくい。
個人主義の世の中が進んでいる今、手渡しで想いを届けるというキャッチフレーズは
とてもいいことだと思うが、現実問題としてそんなのを重要視する人は今後減る一方で
ますます需要がなくなるのではないかと僕は思うのです。 以上
新人の頃入ったコースはほぼ習熟気味で担当コースの7割は地図無しでもストレートに行ける。
まぁ残りの3割は宅急便を普段利用しない人(アマゾンやネット通販に無縁な人)
宅急便がほとんど届かない人だから、突発的に荷物が来たら流石に枝番見つつ地図で再確認するが
殆ど常連の家が周りにあるからほとんど難なく行ける。
今別のコース覚え中で、そちらはさすがに地図無しではまだまだだが。。。
慣れてしまえば配達や集荷自体は実に有意義で思っている以上に楽しい。
1つの荷物もっていってもせいぜい歩合が10~30円程度(公表はされてない。あくまで伝聞と想像)
だが中々手渡しできなかった荷物がお客さんに届くと、やっぱり喜んでもらえるのは
些細ではあるが嬉しい話だ。
個人集荷は手間もかかるから正直「めんど!」と思う反面、お客さんの家に向かって
荷物を引き受けた時はやっぱり感謝されるし、良かったなと思う。
辛いことは荷物そのものが急激に多い時と再配達と集荷がラッシュした時。
繁忙期の7月を終えて12月までは平常期に戻るのだが、この間10月の増税前は腰抜かした。
普段、朝150前後の荷物を持っていくのが平均値なのだが9月末は毎日のように200だの
230だの。涼しい顔して「さぁ~さっとやって今日も頑張るぞ」と出勤したら
いつもより80個近く多い荷物詰まれていた時のちょっとした絶望感。
自分「うーん・・・何この量^^;」
先輩A「いいなぁ~自分ばっか稼いで(ニヤニヤ」
先輩B「増税前だからでしょ、こっちもひどい量だよ」
インセンティブが増えるからそりゃ荷物多いのはありがたいけど、やっぱり仕事量が半端なくなる
わけで嫌と言われれば嫌が勝るから「ちょっとした絶望感」という表現が的確か。
とまれ、7月の繁忙期で毎日のように200~250を経験していたから
ぶっちゃけイレギュラーが大量に発生しない限りは「回れるかな?」という自信はあった。
結果的に普段とあまり変わらない調子で上がったのだが、
イレギュラー的に個人集荷や商流の定時集荷の荷物が爆発的に増えるとか
再配達が立て続けに増えるとか増税前はあまりなかったから助かった部分がある。
これが荷物バカ量・集荷ラッシュが過去に何度かあったけど、こういうときは肉体的ではなく
精神的にパンクしそうになる。
急いで回って急い集荷取って次の集荷・配達先にことを考えているときに
電話なると脳内で(うっせーな!少し黙ってろ!!再配だろ!わーってるよ!)とブチ切れつつ、
心を落ち着かせて電話出て、
「お電話ありがとうございますヤマト運輸〇〇でございます~v^^v(イエーイ」というのはさすがに疲れるw
そういうのと格闘しながらあっという間に1年間。実に早いものです。
のんび~りで何もやることない日もあれば、ゲゲゲやべぇ!死ぬ!って日もあれば
こんなに感情を揺り動かされる仕事は他にあまりないと思う。
来月はいよいよ12月の繁忙期を迎えます。
お歳暮は普段宅急便を利用しない人も荷物が届くので当然倍増します。
お偉い役職の人は毎日のようにお歳暮お歳暮の連続。転居したことも知らずに届ける人も多いので
住所不定の荷物が倍増し、クールは毎日パンパン。
その後はアマゾンと楽天の年末セール、クリスマスを経てとどめは年末のおせち地獄です。
7月の繁忙期は正直2週間程度で落ち着きましたが12月は1か月間フルで地獄が予想されます。
特にクールボックスに入りきれないほどのおせちが来た時の絶望感ときたら・・・。
荷物が増えると仕事量も増えますが、営業車内から荷物を探すのにも一苦労です。
休み無しで駆け回ることになると思うのですが、何とか生き抜いてやろうと思います。
さて近況はさておきこの宅配便業界の将来を勝手に憂うことがあります。
会社や社会はインフラだの無くなることはないだの言っているから「そうなのかな?」
とは思うのですが、自分はよくよく考えると壊滅するのではないだろうかと危惧してます。
2100年には日本の人口は半分になるといわれているので
今後は人口減から労働力の減少もそうですし、何より顧客が減ってくるのは当然のことです。
単純に半分の荷主になると考えれば宅配大手のヤマトと佐川+他委託が半分&吸収合併&規模縮小
されると考えても殊更変ではないと思います。
ネット通販は今後大きくは増えることはないでしょうが、減ることはないと思います。
アマゾンが象徴している通り多く出す荷主を増やし配達コストを抑える流れが当たり前になり
もはやドライバーへの歩合減らされる一方。
ヤマトみたいに何回も再配達に応じている効率の悪いことを強いると折り合いがいずれつかなくなり
労働人口の減少とともに全く稼げないドライバーなんて誰が志すのでしょうか。
今でさえ人手不足でひっ迫して、給料だだ下がり中だというのに・・・。
また荷物1つに対してかける時間が本当に現代的とは思えない。
そりゃ自宅にわざわざ届けてくれるのはありがたい話なのだろうが、荷物1つ受け取る
時間を考えるとものすごくアホらしいと思う。
ベースからセンターに荷物が到着するのが早朝。そこから荷物をのっけて8時に出庫して
早い人で1時間後ぐらいに受け取れるが、人によっては夜19時以降、
仕事の都合などが相次ぐと下手すると1週間近く荷物を受け取れず、ドライバーは
ドライバーで会社ルールにのっとって毎日その家に訪問してピンポンして不在票いれて・・。
何でこんなバカなことやってんだろうと思うことは多々ある。
今ほとんどの人が自分の家の近くにコンビニや受け取り店やセンターがあると思う。
車で何分かかりますか?と言われれば多くの人が5分以内だというと思う。
正直コンビニや委託でもいいから小さな受取店を倍増させて、朝に全部そこに卸して
後はお客さんが最寄りの受取店に取りに来てくださいというのが一番早いと思うのだが。
そうすると早い人は5分で自分の荷物受け取れるし、ドライバーも不在票入れる時間も
再配達の時間も全部なくなるし、
勿論その為には多くの労力とコストがかかるだろうが、ドライバーを削ってやれば割とコスト面の折り合いはつくと思う。
体が不自由だった利高齢だったりで自宅に直接届けてほしい人は
有料化&時間指定必須&再配達有料(厳禁)=自動センター引き取り
にしてもっていけばドライバーが不足の問題はなくなるし。
さすがに商流の荷物の配達集荷をコンビニだのセンターだのは無理だから
そっちはちゃんと専念してやるだけなら、ドライバーは正直半分で回ると思う。
佐川は個人の荷物捨てて(委託にぶん投げて)商流中心なのはそういうことを考えてのことなのかな?
でもいずれは委託ドライバーする人自体いなくなると思うな。
アマゾンの300円ぽっちの配達量で大型トラックでベースまで運び、そこからセンターに運び
何時間~何日もかけてその荷物1つに引っ掻き回される割に合わないことをやっている配達業は
本当に未来永劫あるとは自分は考えにくい。
個人主義の世の中が進んでいる今、手渡しで想いを届けるというキャッチフレーズは
とてもいいことだと思うが、現実問題としてそんなのを重要視する人は今後減る一方で
ますます需要がなくなるのではないかと僕は思うのです。 以上
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