でも、いつまでも沈んでいてもしょうが無い。こんな時はやはり何かを作るのが気分転換になる。
使いかけの強力粉がある。賞味期限が一週間前に過ぎてしまったやつ。袋ごと測ってみたら、370グラム。1.5斤の角食にちょうどの量。
いつもならボウルに計量するのだが、小麦粉の袋が丈夫そうなので、材料をそのまま入れて作ってみようと思った。
ドライイースト 小さじ大盛り1
砂糖 小さじ大盛り5
塩 小さじ1
ここまで加えたら、袋のチャックシールをしっかり締めて、中の粉類がよく混じるようにフリフリ。
次に、水だけでも良いのだけど、今日は思いつきで牛乳入れてみよう。
低脂肪牛乳 50cc
水 150cc
液体類を入れて、再びチャックシールを、しっかり締めて粉類と液体が混じるように振ったり揉んだり、天地を上下にしてみたり。全体的に均等に混じったら、袋内の空気を抜いて、モミモミ。まとまってきたら、更にバター20グラムを入れて、手で潰しつつチャックシールをした袋ごとモミモミ。小さい子供がいたら、こんな風に作らせてあげたら喜ぶだろうなあ。

いつもだったら、パン作り専用のプラスチック製のまな板に、力を込めて何度も叩き付けるのだが、今回は無し。
ビデオブログのMochaさんのパン作りでも、そんなにこねないパンもあったから、きっと大丈夫だろう。
ベタベタだった生地が、こね上がると袋にくっつかなくなってまとまる。

こんな感じ。
いつもなら、生地を薄く伸ばして膜ができるか確認するのだけど、今日はいいや。
開けた袋の上に濡れ布巾をかぶせて一次発酵。1時間位。

開けた袋の上に濡れ布巾をかぶせて一次発酵。1時間位。

発酵タイムの間、娘がもう要らないと言った咲坂伊緒さんの漫画「アオハライド」3巻目を読む。
高校生の初々しい初恋物語。ハートがキュンキュン。
還暦をとおに過ぎたほぼお婆さんが、楽しく読む。
他人には不気味に思われるかもしれない。でも、CMで矢沢永吉も言っている。
「年を取るってことは、魂が老けることじゃない。僕はそう思ってます。」と。そう、魂に年齢は関係無い。
さて漫画を読むうち発酵タイム終了。

ビニール袋に生地を入れていると、2倍に膨れ上がる目安が分かりやすい。
ガス抜きしてベンチタイム。
全部袋のままやったので、汚れ物も出ず楽ちん。
そして成形。昔作った時の本のやり方。雑だけど。


蓋を半分閉めて。
あまり使ってない割に、年季の入った角食型…。

あまり使ってない割に、年季の入った角食型…。

濡れ布巾をかけて二次発酵。
発酵タイムの間にウオーキング。

ミュンヘン大橋の欄干にハクセキレイ。今日も鳴いて存在をアピールされて気づいた。
目を空に向けると、北を目指してサギが一羽悠々と飛んで行った。時折見かける同じサギだろうか。
ユリが咲いてたー。


きれいだー。


きれいだー。
しばらくこっちの方に来てなかったから、知らなかったなあ。
発酵タイム終了に合わせて、あわてて帰宅。

ちょっと発酵しすぎてた。でも、気にしない。200度のオーブンで30分。
このオーブン、年数が経ちすぎてもの凄いご老体。温度もあまり信頼出来ないほどだけど、壊れない限り使うつもり。

出来た!焼色もイマイチで不格好だけど、問題無し。

味もミルクの香りがして、モチモチの食感。まあまあの出来。12枚にスライスして、冷凍した。
賞味期限切れの小麦粉を活用できて良かった。
実は今日使ったドライイーストも賞味期限切れ!(汗)いつ切れたか言えないくらい(笑)。
これからもセッセとパン作りに励まなくっちゃな。