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ポジティブな私 ポジ人

彼が愛したピーチコブラー

I have a dream…

ずっと作りたいと思っていた、マーチン・ルーサー・キング牧師が大好きだったというデザート、ピーチコブラー。

NHKのお菓子に特化した料理番組、「グレーテルのかまど」の放送で知って、随分前に材料を揃えていたのに。夏の暑さに負けて、作る気力も失っていた。

夕方涼しい風が吹き出すと、秋ですねー。私の甘味を求めるセンサーが活発に働き始めた。

さあ、今こそ作ろう!マーチンの好きだったピーチコブラーを!などと、馴れ馴れしくファーストネームを呼んでみる。

公民権運動に身を捧げ、心無い者に命を奪われたキング牧師。ドキュメンタリーなどで、何度となくあの“I have a dream”から始まる名演説を聞いた。独特の節回しの「アーイハブアドリーム」を。

好物のピーチコブラー。苦しい時も、このデザートを食べる時には、きっとキュートな笑顔を見せたんだろうなー。

ピーチコブラーの作り方は、とても簡単だ。

どうせ私一人しか食べないと思うから、材料は二分の一で。それに昔から、初めてのお菓子を作る時は、失敗を恐れて大体少ない量で試し焼き。

18センチのタルト型を使った。
皿の底に、溶かしバターを流し込み、そこに小麦粉、ベーキングパウダー、砂糖、牛乳を泡だて器で混ぜたものを流し込む。


白いタルト型の底に広がった溶かしバターの黄色と、流し込んだタネ。

ここで、ポイント。
絶対混ぜちゃダメー!!
なんだそうだ。

桃は缶詰を使ってみた。黄桃。

中国産だけど、どうせ私しか食べないしな。OK。


ホントは160グラムで良いのだけど、缶詰全部180グラム使っちゃえ。

小さめに切って散らしました。こんな感じ。



これを190度のオーブンへ。35分から40分焼く。

焼いてる間に、これを書いている。焼けるのが楽しみ。どんな味かしら。期待が膨らむ。ピーチコブラーも膨らむ。ウフフ。



キッチンタイマーがチーン!と鳴って、マーチーン!焼けたよー。一緒に食べよー。

どこの国にも人種差別はある。
志半ばで天に召されたキング牧師。彼の勇気ある指導があればこそ、黒人の今がある。今もまだ、差別はあるけれど。黒人に限らず、差別は悲しい事だ。



では、ちょっと失礼して、いただきまーす。
ん?ちょっと焼きすぎたかな?桃もやっぱりちょっと多すぎたかなー?いやいや、十分美味しい。自画自賛。手前味噌。
これがキング牧師が愛した味なんだなーとしみじみ。キング牧師の偉大な功績を称えつつ、美味しくいただく。
ちょっとキング牧師を身近に感じられる様な気がした。

さて、もう一皿おかわり!


作ろうかなと、思った方へ。

私が作った量 タルト型18センチ

バター  40グラム 溶かして型へ流す

タネの材料
小麦粉  60グラム
ベーキングパウダー 3グラム
砂糖   50グラム
牛乳   100cc
以上を混ぜて、型へ流す

黄桃缶  180グラム 切って、型へ散らす

190度に熱したオーブンで35分から40分焼く

※アドバイス

型は深めが良さそうです。焼いてるうちに生地が膨らみ、バターが随分天板に溢れていました。もったいなーい。この点は失敗でした。










コメント一覧

ポジ人
@duchsparadise おはようございます。
モモも、好きだったんでしょうね。
キング牧師の出身地はジョージア州アトランタで、桃の州と呼ばれる程の産地だったみたいですよ。だからこんなスイーツが生まれたんですね。
duchsparadise
読んでいる内に、よ、よだれが・・・ 
果物は、桃がキング牧師のお気に入りだったのですか?
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