ほぼ毎朝一本バナナを食べる。バナナは高級果物であった子供の頃から変わらず、私の好物だ。
以前、免疫力を上げる効果がある食べ物としてワイドショーで取り上げられると、その放映後、一時スーパーで売り切れるという事態に発展した事もあった。果物の中では安価で利用度の高い果物だ。
今年の並外れた猛暑の中、バナナの保存に苦労した。
気温が高いとあっという間に追熟が進み、食べ頃を過ぎてしまう。
たまたま今年、早い時期からネット上で紹介されているバナナの保存方法を試していた。
バナナをバラして、一本ずつビニール袋に包む方法。
気温がそれほど高く無い時期には、このビニール袋を利用した方法が、かなり効果的で満足していた。
ところが7月に入って30度を超す気温になると、全く効果を感じられなくなった。
ここまで気温が連日高いと、冷蔵庫を利用したいと思ったが、「バナナは冷蔵庫での保存に適さない南国の果物」という昔からの観念に囚われていた。
冷蔵庫に保存すると、表皮の色が黒く変色し、見栄えが悪くなるのは知っていた。あの鮮やかな黄色が黒ずんでしまうのは悲しい。
それで、バナナの表皮を黄色いまま冷蔵庫に保存する事は出来ないかと、その方法を私なりに考えた。
その方法は、
①バナナを新聞紙に包む。
②新聞紙に包んだバナナを保冷バックに入れる。
③冷蔵庫の野菜室で保管する。
何ということのないシンプルな方法だ。
要するに、“保冷”バッグをバナナの。“保温”という逆の効果に利用するというものだ。試してみたら、これがうまく行った。
追熟が進んで値引きされたバナナ等も、この方法で保存すると、最後まで食べ頃をキープしたまま美味しくいただくことが出来る。
暑い夏の朝、冷えたバナナはうまい！
この保存方法、知らない人は是非試して欲しい。
