只の「ピンチ」なら、何度もある。
誰しもあると思うけれど、例えば、朝出勤時にお腹の調子が悪く、電車に乗った途端激しい“ある要求”が生じ、あの“個室”へすぐにも駆け込みたいのに、状況が許さないといった様な。大のピンチ!幸い“ウン”良く乗り切ってきた。
のっけからビロウなお話で失礼。
つい先日、「歳」という字の書き間違いにずっと気付かずに、何十年も誤字を書き続けていた話を書いた。今回は、それ以上に生まれてからこの方、長い年月気付かずにいた事が他にもあることに気付いた。
気付かずに、というよりは頓着してこなかったと言った方がより正しい言い方かも知れない。
書くに値しないつまらない話なのだが、自分の中では衝撃的事実だった。
ビロウな話ついでに、トイレットペーパーについての話なのだが。
(余計な話だが、中国語でトイレットペーパーのことを「手紙」というらしい)
つい最近まで、トイレットペーパーの表面では無く裏面を使っていた。これまでの人生、ずーっと紙の裏面だけを使って来たのだ。
だから何、という話だが。
そもそも、トイレットペーパーの裏であろうが表であろうが、本来どうでも良い話だ。全く気にもせずに生きてきた。
少し前まで、いわゆる大手ブランドのトイレットペーパーを使ってきたが、子供が家を出て、妙に節約心がまた湧き出した。より安いものへとシフトしていき、16ロール入の安いものを買ったところ、やはり安物は使い心地に大いなる差が有ることに気づき、同時に何十年と裏ばかり使用していたという事にも気付いたのだった。
トイレットペーパーの手触りを巻紙の表面と裏面で改めて比較したところ、安物は高いものに比べて、表と裏の差異が歴然としている。表はすべすべ、裏はザラリとした手触りだ。すると、使用すべきは本来表面が好ましい。
好ましくない使い方を長年して、お尻に申し訳なかったな…。
使用時は皆さん様々な巻き取り方があると思うのだが、私は巻き取るときにトイレットペーパーの裏面が表になる巻き取り方をしていたのだった。
気付いたその日から、巻き取り方を変えたのだが、未だになかなか新しい巻き取り方に慣れずにいる。
トイレットペーパーの巻き取り方は、みんなどの様にしているのだろうか。個室で密やかに行われることだから、他人の巻き取り方を知らない。
ネットで調べてみたら、同じ事を考える人はいるもので、動画で巻き取り方を見せてくれている方もいた。へー、華麗な巻き取り方!と感心するものもあり、面白い。
何故裏面を使っていることに頓着しなかったかというと、それは大手のトイレットペーパーは品質が高く、表も裏も柔らかく滑らかだったから、どちらを使おうと差異は無かったからだとつくづく思う。
ちなみに皆さんはシングルとダブル、どちらを利用されているだろうか。
我が家の場合、以前はダブルだったのだが、子供が生まれ家族が増えてから、ダブルだとどうも減りが早く感じたので、それ以来シングルを買うようにしている。子供たちが小さい時、ペーパーを巻き取りすぎても、シングルなら被害が少なかったし。
トイレットペーパーの使用量は、長さで表すと平均110センチだと、何かで読んだことがある。
メジャーで検証してみた。
その結果、ダブル巻のトイレットペーパーの場合、確かにほぼ110センチだった。シングル巻の場合は倍の220センチ。私は平均的使用者だったのだな。
通常のトイレットロールはシングルの場合、紙の長さは現在50メートル巻だ。
昔はロール1つあたり60メートルあったのに、物価が上がるに従って、チビチビとロールの長さも60から55、そして50メートルにまで短くなってしまった。
トイレットペーパーを節約したところで、大したお金もたまらないと思うが、金運が上向くこともあるかと、ウン試しだ。