午後4時を回っていたが、日はまだ高かった。
当然丸2日も経っているし、会えるはずは無かった。
鳥達も早々とお盆の帰省かな?さえずりも聞こえず。
淡々とサイクリングロードを歩いて藻岩橋に到着。
唯一見かけた鳥が遠目でよく見えなかったが、色合いからキジバトではないかと思う。
写真をあげるのも憚られるような出来でごめんなさい。

引き返そうと思ったら、舗装していない場所に水たまりがあった。
水たまり…動物が通りかかったら、水を飲むかもなあと、ボンヤリ頭に浮かんだ。
水たまりの底は粘土状の土。痕跡がないだろうか…。まさかね、と思いながらよくよく見てみると、柔らかな泥に足跡めいたものが見える。もしかしたら、足跡?違うかな?


間違いない。確かにシカの足跡だ!
エゾシカ本体にはお目にかかれなかったけれど、彼らがここを通った痕跡が確かにあった。それを見つけられたことがうれしい。
ちょっとシカを追跡するハンターの気分を味わった気分。
エゾシカの足跡の発見。私にとっては大きな収穫だった。