最近は和風の甘味が洋風よりも好きになって来た気がする。
また小豆を炊いて、今度はあんこにしたが、なかなか減らないので、どら焼きを作った。
簡単で安くて、材料も家にあるもので作れるので、興味のある方に向けて作り方をご紹介。
私流、直径7センチほどの小ぶりのどら焼き6個分です。大きいのを食べたい方は、分量を2倍、3倍にして試してみて下さい。
余談ですが、私は初めて挑むお菓子はいつも「もし失敗したら」という心配がつきまとうので、最小限の材料でチャレンジしています。
[材料]
卵 1個
砂糖 45グラム
みりん 5cc
はちみつ 5cc
重曹 1グラム
小麦粉 50グラム
水 大さじ2
あん 適量
[作り方]
①ボウルに卵を割りほぐし、砂糖、みりん、はちみつを入れてよく混ぜる。
②重曹は小さじ(2.5グラム計量用)に3分の1量を量るとよい。
それを少量の水で溶いたものを①に加えて混ぜる。
さらに水大さじ2を加え、分量の小麦粉を入れ、泡立て器でよく混ぜる。
生地の状態はホットケーキの生地と比べると、タラタラの液状です。
③ホットプレートを180度に温め、ごく薄くサラダ油をひく。
生地を大さじ1(15グラム計量用)すくい、ホットプレートで焼く。生地が隣同士がくっつかないように、複数枚焼く。
(この分量で12枚焼けます)
表面がプツプツしてきたら、ひっくり返して裏も焼く。
※注意 ホットプレートによって焼け具合は様々なので、焼け具合を見ながら調整してください。
意外とすぐに焼けるので、焦げないように注意。
フライパンでも焼けますが、ホットプレートの方が一ぺんにたくさん焼けるので、便利です。
あんこを挟めば出来上がり。
食べきれなくて残った場合は、ラップにピッチリ包んで冷凍しておくと便利です。食べる時は、自然解凍で。おやつの時間の2時間前には冷凍庫から出しておくと丁度良いと思います。
よく出すのを忘れて、早く食べたいからチンするのですが、解凍にムラが出て後悔します。やっぱり、自然解凍が一番。
材料を揃えている段階で、クッキング用の重曹が切れていた。
材料を揃えている段階で、クッキング用の重曹が切れていた。
いつも台所のお掃除用に使っている500g入りの重曹のパッケージをよく見たら、料理にも使えると書いてあったので、それを使った。
こうしてみると、クッキング用と台所用、なんの違いがあるのか。
どちらも炭酸水素ナトリウムである事に変わりはない。もしかすると製造工程上、食用に適さない重曹というのもあるかもしれない。
パッケージに料理にも使えることが明記されていれば、“お掃除用”“お料理用”と分けて買う必要は無いなと思った。それに、クッキング用の棚にある重曹は高上がり。
ベーキングパウダーと重曹(ベーキングソーダ)は、お菓子作りでは共に膨らませる為に使うが、重曹は縦方向に膨らむということで、ベーキングパウダーとは膨らみ方が違う。やっぱり、どら焼きには、重曹を使った方がそれらしく焼き上がる。
お試しあれ。