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ポジティブな私 ポジ人

二人でウォーキング

新聞に札幌のウォーキングコースの紹介  記事があり、ゴールが天神山緑地だった。自分の家の近くということもあって、逆コースからスタートしてみたくなった。こっちから目指すのは、紹介記事のスタート地点豊中公園。

月曜日午後12時30分出発。片道小1時間程のロングウォーキング。往復すると2時間か。

私の好きな精進川の滝。鬱蒼と茂る木々。


ここは、遊歩道が整備され歩きやすい。



デコイかと思ったら生きたカモ。珍しく川から上陸していた。


倒れそうな桜の木。トンネルくぐりまーす。


見頃を終え、花も全く無くなった藤棚だな(言葉遊びww)。“天神藤”の方にばかり気を取られ、こっちの藤棚を観賞しなかったのが悔やまれる。




来年は、花の盛りにこのトンネルをくぐりたいなあ。

夫曰く「樹齢500年くらい」の大木。精進川の遊歩道終わり辺りに生えている。

遊歩道の終わりは白石藻岩通にぶつかる。道路を渡り、精進川沿いを進もうと道に入りしばらく歩くと、奥に民家。どうやら私有地へ侵入してしまったようだ。遊歩道にしては自動車のタイヤ跡があって、変だなと思った。
遊歩道を歩いてきた何人かは、私達と同じ過ちを犯しているのではないかと思う。紛らわしい道だ。
慌てて引き返し、念の為持ってきた新聞のウォーキングコースを確認しながら、スマホでナビ開始。
知らない道は面白い。小さな冒険だ。

市街地を少し歩いて行くと、有名なラーメン店が目の前にあった。その側に目的の「メロディートンネル」。
このトンネルの上は交通量の多い環状線。車で通ったことがあるが、その下にトンネルがあるとは知らなかった。
トンネル入り口。写している私のすぐ後ろにあるのが有名なラーメン店の「すみれ」。ここにあったのか。わが町澄川にはラーメン店「純連(ジュンレン)」がある。両店の経営者は兄弟らしい。


「メロディートンネル」だけど、メロディー…は特に聞こえず。トンネル内には楽しげな四季のタイル絵。出口から振り返ってパチリ。この奥に「すみれ」。


中の島神社。鳥居のしめ縄が美しい。




説明文にあった樹齢300年以上のハルニレの夫婦御神木。

お賽銭箱がない!と思ったら、神殿の鈴緒(鈴紐)の前に郵便受けのような賽銭“入れ口”があった。賽銭泥棒の被害の多い昨今、苦肉の策ですね。

家族の健康と幸せを祈り、様々なご利益に期待しながらハルニレの木に触れた。


程なくして、目的地豊中公園に到着。
ベンチに座って、麦茶で一服。

目の前にある白い物は、ポプラの綿毛。こんなにいっぱい。この時期、綿毛がフワフワ空中を浮遊し、知らないうちに髪の毛に付いていることもある。
冬になる前の“雪虫の群れ”と、この“ポプラの綿毛”、風物詩ではあるけれどちょっと困りもの。
写真の向こう側は精進川。更に川沿いを歩いて見る。

桑の実かな?


虫嫌いの人、閲覧注意!
オレンジ色の幼虫さん。
調べたら、チャイロハバチの幼虫みたいだが…。


整備されていない精進川沿いを歩くのも楽しい。ジャングルみたいな場所であればあるほど好きなのだが…虫が苦手。




人があまり通らないので、道に植物が生えている。

樹齢数百年と思われる切られた大木。アート作品みたいなお姿。


トウヒだろうか。
大きな松ぼっくりがなっている。長さ15センチはあるのじゃないだろうか。これが頭に落ちてきたら痛いだろうなあ。


これも樹齢うん百年の大木。
今まで木に関心を持ったことが無かったが、最近になってやけに気になる。木だけに…。
神性を強く感じる。昔の人が大木などを信仰の対象としたのも、わかるような気がする。

ここから引き返して、近道から帰る。
中の島の路傍の花。

子供の頃、“コケコッコー花”と呼んでいた花。花びらの付け根がネバネバしていて鼻につけて遊んだなあ。

あまりに立派な松なので思わず写した。樹皮が赤いから、アカマツなのかな?

家まで20分程の位置まで来た頃、太ももの付け根がやや疲労気味。
夫に疲れ加減を聞くと、疲労感無しだって。うらやましい。

現役の時は、重い機材を担ぎながらの山歩きも多々あったらしい。それに比べたら、手ぶらで長距離歩くのは楽だという。そりゃそうだ。

夫と同じ歩調で歩くと、私のほうが夫より先に進んでしまう。二人で同じ道のりを歩いて歩数のカウンターを確認すると、いつも夫の方が800歩くらい多い。私の歩幅が大きいのだ。大股で歩くと体にかかる負担も大きくなるのかも知れない。
重い機材を担いで長距離を歩くうちに、体に負担のかからないベストな歩幅を夫は獲得したのだろう。 

ふと、伊能忠敬を思い出した。歴史番組で、伊能忠敬が長距離を歩くのに適した歩き方を獲得していたと、テレビ番組で聞いたような気がする。

測量にたずさわると必然的にそうなるのかも知れない。

帰宅後しばらくして疲労からソファーで眠ってしまった。また夜眠れない。




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