田吾作相談員

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ゲス?ファンキー?

2016年06月08日 | ソーシャルワーク
一緒に仕事したことのあるSWに不祥事がありました

社会的には許されないことです

「仕事でストレスがあった」

それは、この手の不祥事の常套文句です

立場的にも職を失うでしょう

「馬鹿なことをしたなぁ」

と、思うと同時に、その指にあった結婚指輪を思い出します

家庭があって、安定した職があって、将来の希望もあっただろうに

それでも不祥事を起こしてしまった理由、それは一体何だったんだろう、と思わずにもいられない

本人を取り囲む家族システム、家族のサブシステムや、上位システムである職場や友人

本当にストレスがあったとしたら、そこでどんな交互作用があったんだろう、と

加害者でもあり、ある意味、被害者でもあり

常に原因は結果を生み、結果が原因を生む

そう思うと、システム理論ってどこかやるせなさが残る

ファンキーな、ゲスな不倫が取りざたされる昨今

ワイドショーの取り上げ方も単一的過ぎてねぇ…

その背後には何があったんだろう、と考えるのは職業病か

罪を憎んで人を憎まず…そんな人になれるんだろうか