大晦日回顧その２（Ｋ－１Dynamite!）

　今回は、Ｋ－１について。

　①ボビーvsアビディ
　　　いくら総合慣れしていないアビディとはいえ、予想以上の健闘を見せた。ただ、アビディもまったくダメージはなさそうだったが。本人は消極的だが、ぜひ次回も観てみたい。

　②秋山vsフランソワ・ボタ
　　　ボクサー相手の総合ルールでは、勝って当然か。まあ、デビュー戦だし、次の対戦相手からが勝負。

　③セフォーvsグットリッジ
　　　やっぱりセフォーは強いんだと思った一戦。グットリッジもパワーだけでは。

　④武蔵vsショーン・オヘア
　　　相手はプロレスみたいだし、Ｋ－１ルールなら勝っておかないと。でも、武蔵のＫＯ勝ちを久々に観た気がする。あのハイキックは綺麗だった。

　⑤魔裟斗vs山本ＫＩＤ
　　　今回のベストバウト。あのスピード感はすごい。１Ｒでの魔裟斗のまさかのダウン。あれでがぜん面白くなった。ローブローの影響が少なからずあったのか、徐々に魔裟斗のパンチが当たりだし、ＫＩＤの動きが鈍くなっていったが、１年後の再戦時にはもっと拮抗した戦いが観られるかも。

　⑥バンナvsサップ
　　　期待はしていたが、逆に期待を最も裏切った一戦。Ｋ－１ラウンド時のサップのふがいなさ。総合ラウンドになると急に元気になるが、マウントになっても何にも出来ずじまい。バンナもあの骨折からパッとしなくなった感があるし、サップにいたっては「もっとトレーニングしろよ！」と言いたくなる出来だった。

　⑦曙vsホイス　　　　
　　　まあこんなもんでしょう。みんなも内心曙が無様に負けるところを期待してるんじゃないか？番組の途中でも、１年前のサップ戦のダウン姿を何度かやってたが、何度観ても面白い。

　＜総括＞
　　　全体的にまずまず。今年も是非「魔裟斗vs山本ＫＩＤ」の再戦を希望。