トップキャスター（１０）

　自分の局のスキャンダルを報道するかどうかで、椿木とそれ以外のクルーとの意見が真っ向から対立。そりゃそうだ。誰も自分の会社の恥を晒そうなんて思わないわな。
　報道の道を本気で考え始めた望美は、椿木と行動を共にしようとするが、常に椿木をかばってきた柴田局長も、今回ばかりは彼女を諌めた。
　だが、それも椿木を局に残すためにしたことで、代わりに自分が会長に直談判に及ぶなんてかっこよすぎるよ局長～しかも、アタックチャンスをしながら去っていくし。台詞回しは相変わらず一本調子だったけれど。

　椿木は、局長を左遷させたのは結城だと勘違いしたが、結城は逆に局長の左遷を猛反対していた。
　さらに、なぜか間違えて持ってきた（あまりにも調子よすぎだよね)８年前の携帯に残されていた伝言メッセージにも、結城の本当の気持ちが入っていた。８年前でまだ若いせいか、声が高かったような。
　
　それを聴いた椿木は、結城を信じ、報道を自粛する決心をする。しかし、結城は贈収賄の証拠を椿木に渡し、自分の思うとおり報道するように告げ去っていった。そして、前回できなかったキスもとうとう。

　再びスクープを報道する気になった椿木に、望木だけでなくクルー全員も賛同。ここでも石場Ｐがまたにくーい役どころを。いざっていう時にはガラッと人格変わっちゃうんだね。普段も、その１０分の１でも真面目に仕事やってればいいのに思っちゃうけれど。

　かくして、とうとうスクープするに至った贈収賄事件。これで結城グループ崩壊かと思われたが、会長の気になる一言「誤報」。
　来週の最終回で椿木が局を追われるみたいだけど、いったいどんな展開に？


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