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釣り人の勝手

2010年03月05日 | 朋blog
先日、仕事の配達途中で馴染の釣具屋さんにふらっと寄ったら・・・・

『家の息子が、朋さんはこれ好きだから多分店に来ると思うから取っておいてあげて・・・と言ってたよ』と・・・・・

火星人・女更に追加・・・・・


と・・・・・は別に


釣具屋の親父さんと少し話をして・・・

今日ワカサギ釣りのお客さんが来たらしいのですが
店に来るなり『津久井湖は全くワカサギが釣れない!!』
『ちゃんと管理して放流すれば良いのに!!』と

このお客さんどこの湖に行っても不漁らしくて・・・・

余談ではあるが津久井湖は遊船協会というのがありまして毎年何万という
ワカサギの稚魚を人口孵化をさせて放流しているのである。
その施設を毎年見学させて頂いておりますが芦ノ湖方式で孵化をさせ
全て手作りの施設であります。
産卵溯上するワカサギを原始的な籠で捕獲して施設に持ち込むのです。
私も毎年捕獲の手伝いをさせてもらい遊船協会の方々と色々お話をさせて頂きますが、
すごく津久井湖を愛している爺さん達で、自分たちでバスやワカサギを凄く大事に
してくれている方々なのです。


そのお客さんに向かって今までの人工孵化のデーターをしっかり見せて説明をしたらしいのですが、そのお客さん『だったらそこいらで釣をさせればいいじゃん!!』

駄目ですね、釣り人の勝手だと思います・・・・・
そもそも津久井湖はつりが目的の湖ではなくて人々の飲料目的、発電目的の水瓶であって
津久井湖の釣はあくまでも付加価値であるということ・・・

そこいらで釣を勝手にさせれば良いという考えが有るから釣禁止のダムの上やダムの下や
危険立ち入り禁止区域で平気で釣をする大人が出てくる。
大人がやれば子供だっていいと思ってしまう。

バス釣以外の人も釣をする時、地元の人達が釣の出来る環境を陰ながら作っていることを
忘れないでいて欲しい。
釣り人の勝手で釣り禁止になった場所も各地に有ります、
釣禁止にした文句を言うよりも自分の行動を考え直して欲しい。
入漁料を払ったから何でも有りは違います、あくまでもそこで釣をする権利を購入している
のをお忘れなく。


愚痴のようになってしまいましたが遊船協会の方々の陰なる努力を知っていたので
このお客さんの言い方に少し『勝手だよ!!』と思ってしまいました。