メタルプリントのプレートの、仕上げ途中の写真を撮りました。
こちらは、厚みと幅を指定してのべてもらった板を、プレスで抜いたものです。
プレートに横しまがたくさんはいっているのがおわかりになると思います。
上の板は、なまし(一度赤くなるまで熱して冷やす)を入れてあるので、特にはっきりとしましまが出ています。
このしましまは、地金をのべてもらう段階で入ってしまうのか、詳しいことはわからないのですが、なにしろ、メタルプリントにとっては強敵です。
これがしっかりとれるまで、下のバフモーターで磨いていきます。
(しましまでなく、シミのように出ることもよくあります。
この場合も、きっちりとっていきます。)
だいぶしましまがなくなって、均等に光ってきました。
わかりやすいように、アメの袋を映しこんでみました。
上の写真で、プレートをはめこんであるサイコロ状の金属はアルミです。
うちは、ジュエリー工房であるのと同時に、鋼材の卸もやっているので、アルミやステンレスなどの鋼材がたくさんあります。
その残り物のアルミの角片を利用して、プレートの形に溝をいれて自作した、板バフ用の治具です。
シマシマがとれるまで、板バフを入れ、その後、仕上げ用のバフを入れて完成です。
タバコのパッケージがきれいに映りこんでいることで、鏡面に仕上がっていることがおわかりになると思います。
プレートがピカピカな鏡面に仕上がっていないと、メタルプリントはできません。
繊細な画像などもきれいにプリントするために、毎日、研磨剤でまっくろになりながら頑張ってます。
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