先日、糖尿病の患者さんからIDタグの製作依頼をいただきました。
これまで、認知症の方とそのご家族の方に、多少なりともお役にたてておりましたIDタグですが、今回、糖尿病の方にもその必要性があることを教えていただきました。
糖尿病の方は、飲み薬やインスリン療法をされてる方が多くいらっしゃると思いますが、それは常に低血糖になる危険を持ち合わせているそうです。
低血糖になってしまったらすぐに対処しないと昏睡状態になることもあるそうで、その対処には回りの方の援助がたいへん大事なのだそうです。
そのため、糖尿病の方は、以下のような内容を記載したカードを携帯しておくと良いと日本糖尿病協会というところでもお勧めしていました。
このカードの裏面には、氏名、電話番号、住所、受診医療機関名、主治医名、カルテ番号、受診医療機関の電話番号、治療内容などを記載しておくそうです。
今回、このカードと同じ内容を当工房のIDタグにプリントし、チェーンをつけてネックレスとしてご利用いただけるものをお作りいたしました。
ご依頼いただいたお客様は、病院の看護師さんから、このアイデアをすすめられたそうです。
今回初めて、糖尿病の方からの製作依頼をいただき、知識がありませんでしたので
「糖尿病」、
「日本糖尿病協会」などのページにて少し勉強させていただきました。
認知症の方のタグを作るときにも毎回思うのですが、私などには、想像もできないご苦労をされてる方々が、本当に多くいらっしゃるのだなと思います。
本当に、少しでも当工房のIDタグがそういう方々のお役にたてたらと思います。
そのためにも、今後も、より良いもの作りができるよう、日々、努力していかなくてはとあらためて思いました。
メタルプリントOPEN-G IDタグ