ちびもかの裏庭(乳がんとかヘルニアとか痔とか)

腰椎椎間板ヘルニアを手術。
その後、乳がん発覚。
非浸潤性乳がんの全摘&自家組織で同時再建。
痔の手術も経験。

術後1日目&2日目

2016-04-04 14:38:50 | 乳がん手術と同時再建
手術翌日。・・・と言っても、いつ朝になったのか、今が何時なのか?さっぱり分からない。

ほぼ丸一日寝ていたんじゃないか?記憶もあんまし無いし。

もう、目ヤニでまぶたくっついちゃって開かないくらい寝ましたから!

寝る事でものすっごい勢いで、体が回復しようと頑張ってる。これは感じた。

手術翌日と2日目の記憶が混同してるトコあるだろうけど、そこは勘弁して頂いて。

記憶を発掘してみる。


看護師さんが「お水飲みましょうか?」と言ってくれたのでお願いすると、術前に手荷物で用意した水のペットボトルを出してくれた。

それにやはり手荷物に入れておいたペットボトル用ストローキャップにストローをセットして渡してくれた。

仰向けで安静といっても上半身を少し起こし、脚も少し持ち上げた角度でベッドを調整してくれているので、ストローなくても飲めるっちゃあ飲めます。

私も最初はストローで飲んでたけど、しまいにはストローはずして直接飲んでた。

術後管理室にいる間、飲み切ってしまったので看護師さんが給水器でペットボトルに水を入れてくれました。


相変わらずウトウトしてる時に、手術にも参加してくれたマーキングした男性医師が登場。傷のチェックをします。

「格好良く作れたからね!見てみる?」とおっしゃる。せっかくなんで顔を傾けてガーゼを外した患部を見る私。

「ね!いいでしょ?傷も問題ないね!」「はーい」と私。

・・・と、返事をしたものの、私は視力が超悪い!そしてこの時メガネしてないつまり「全っっ然、見えてなかった!」(笑)

しまったーーー!手荷物にメガネ必要だったんじゃーん!

おかげで術後管理室にいる間ずっと、視界ボンヤリ。非常に不自由でした。


形成の主治医である女医さんも回診に訪れて「術後に御主人と話ししてたの覚えてる?元気だなーって思った。」と言われる。

残念!私自身覚えていないそんなにハッキリしゃべってたんだなぁ(^_^;)


2日目は、自分で言うのも何だが、急に「復活!!」という感じで、えらい元気になった。

2日目の昼食は完食したし、1日目のような睡魔も無い。「・・・暇だな」と思う気持ちの余裕もあった。

1日目から右手にナースコール。左手に硬膜外麻酔の痛み止めのボタン{痛みが強くてつらい時に押すと追加で痛み止めが出る)を渡され

ベッドの角度を変えたい時は「遠慮なく言って下さいね」と看護師さんに念押しされていた。

術後って傷がすごく痛いかなーとか、同じ体制で動けないからよく「腰が痛い!」と聞いていたんですが

・・・・??痛くないよ

なんでしょう?痛み止めと相性が良かったのか?追加のボタンを押す事は一度も無く。特にナースコールも押さず。

ベッドの角度も、その状況が初めてなもんだから、どの位置が一番ラクというのもよく分からず。よって適当にセットしてもらったら、そのままでも平気だった。

脚のエアポンプと弾性ストッキングが「暑いなぁ」と思って、モゾモゾ動いてみたりしたけど腰痛も気にならず。

ヘルニア手術前の腰の激痛を経験してるから?モゾモゾしても痛み増強しないし、へっちゃら~




・・・私、手術当日から生理になってしまいまして、手荷物に当然ナプキン入れておきました。

手術直前の下着にもナプキンセットされていた訳です。まったくなんちゅータイミング

で、看護師さんと話てた所「紙オムツは水は吸うけど、血液は吸わない」そうな。ドロッとしてると厳しいんですね。

「経血は吸収甘くてベタッとしちゃって気持ち悪いかも?紙オムツにナプキンセットもできるけど」と言われ、続いて

「!じゃあパンツに履き替えちゃう?で、普通にナプキンセットした方が快適かもよ?」

おぅ手荷物に入れといた自前のパンツ、そっちの方がいいに決まってるじゃーん!紙オムツはごわごわで嫌よん。

何事も経験。お下を看護師さんに綺麗に洗って頂いて、自分でナプキンくっつけたパンツを看護師さんに手渡す。

「人によってナプキンの位置も違うもんね」・・・ですです。自分でやるのが一番です。

この時点で導尿のカテーテルの管は入ったままです。念の為。

オムツ外してパジャマのズボンを脱いでっと、Myパンツにお着換え~

当然、動けない前提なので、看護師さんにやってもらう事になるんですが・・・


体位変換、自分でできた私。

これ、看護師さんにすごい驚かれました。

仰向けで腰を持ち上げるって事は、腹筋に力を入れるという事なので、普通は痛いし怖いしできなくて当たり前なんだそうな。

横向きに転がった時も「そんなに動かないでいいですっ」と焦って言われた。

・・・だって出来ると思ったんだもん。やってみたら平気だったし。

ちょこっと動いただけで傷がパカッと開く訳ないじゃーん!がっちり縫ってくれてますよぅ。

特に痛みが強くなる事もなかったです。


痛みに悩まされる事もない、眠くもない2日目、看護師さんが「スマホでメールとか。通話以外ならOKですよ~」と言われる。

えっそんな~!手荷物に入れて来なかったよ。病室の荷物の中に入れたまんまだし

今日はダンナが来ないから取りに行ってもらえないし。ヒマーーー。

退屈そうな&えらい元気な私を見た看護師さん、不憫に思ってくれたのか手元に時計を置いてくれました(笑)

「いつから一般病棟だろう?」と問う私に、看護師さん「明日まではここかな明後日は病棟に移動できますよ」と言う。

・・・・明日もここで夜を明かすのか。

急激に復活してしまったが故に、痛みより何より暇が苦痛になってしまった。

そんな術後2日目は過ぎていったのでした。




コメント
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