2013年4月2日。
妊娠検査薬で陽性反応
生理もちょっと遅れてたから、
検査してみたら、陰性の線がしっかり出た後
養成の線が3分後くらいにでてきたのです
もちろんパパに報告。
で、4月5日。
病院にいって、検査してもらったら、
最終生理日からの計算だと6週になるんだけど
内診してもらったらまだ胎嚢がみえないね、ってことで
4週と5日という診断。
まぁ、4週ならまだ胎嚢が見えなくてもおかしくないか。
また1週間後来てくださいとのことでした。
でも、
週末、出血があり。
土曜、日曜、生理の終わりかけみたいな感じでした。
月曜にそのことを伝えて、
少し早めに診察してもらえました。
4月9日。
それでも、尾骶骨の辺りの奥のほうが
ずーんと重痛いが火曜日も続いて、
また病院に。
そしたら、子宮外妊娠の可能性があるということで
大学病院に紹介状を書いてもらい、
もしかしたらすぐ入院かも、といわれた上
即タクシーを呼ばれて、いくことに。
メンタルクリニック、行ってる場合じゃない、先にそっちにいってと
言われて、ただならぬ雰囲気。
どきどきしながら診察まで3時間近く待ちました。
もしかしたら手術が必要かも、とのことで、
前もって「子宮外妊娠」について調べていて
卵管破裂したりしたら母体の危険があるなんて書いてあって、
大学病院の待ち時間中、母に電話。
パパにも電話。
母に電話したときは、
妊娠の報告もしてなかったので
ちょっといきなりすぎる展開で
私もパニック状態。
泣きながらの報告。
手術したらもちろん赤ちゃんは助からないし
だからって、そのまま放置するわけにはいかない。
赤ちゃんだけぽんと取り出して、
子宮へ戻してあげるようなわけにはいかないらしい。
内診してもらって、
結構おなかのなかに出血があると思われるということで
その日は結局即入院かと思ったけど
一旦その日は帰る事になりました。
4月10日。
パパ出社前には、一応ベビちゃんに挨拶してねって言ったら
「また家に来てね」って、ちゃんと声かけてくれたので泣きそうになりました。
朝、入院の準備を少ししといて
(半年前に脚のけがのとき入院したので大体様子を覚えていました)
母が11時くらいに来てくれて、一緒に病院に行きました。
母は、さすが。びっくりはしてたけど、
私も1日経って少し落ち着いてたので、説明したら落ち着いてきた。
それで、一緒に大学病院に行ってもらって
受診までかなり待ちました。(だから大学病院苦手
…とも言ってられないけど)
そして早速内診。
おなかに痛みがあるのは出血のせいと、やはり
子宮外妊娠であろうということで、
入院が決定。しかも、あいていたら今日オペしましょうという話になりました。
母には入院手続きをしてもらいに。
私は入院前のレントゲンや心電図の検査のために分かれて過ごして
検査が終わって一人待合で待ってる間、
急にものすごい悲しい気持ちと不安な気持ちがあふれてきて、
たくさん涙が出てきました。
看護師さんもやさしくて、背中をさすってくれてました。
何にも言わず。
ただ、「不安ですよね」って。
やさしいひとで良かった。
検査で2階に行ったり地下に行ったりして
少し疲れたし、気持ち的にも限界、と思って、
歩けなくて車椅子で入院の病棟まで連れて行ってもらいました。
着いたら、いきなり左腕はオペ用の点滴つけられたし
右腕からは検温、血圧計、カテーテルとか着替えとか二人がかりで
一気にされたので、涙も止まる勢い。
だって、検査したのが16時で、
そのあと入院決定してオペ開始が17時半ってことだったのですもの
そりゃぁ、泣いてる暇もないくらいの速さでした。
そして、10分前くらいにぎりぎりパパ間に合って、
オペ室までついてきてくれました。
内視鏡オペで、「妊娠様物質」(医療用語なのでしょうけどコレがこたえる…)
がすぐにわかれば、30分ほどのオペ。
わからないようだと開腹することも。そうなれば1時間半のオペとのこと。
大体が卵管にいることが多いそうで、
どうやら私の場合もそうだったみたいで、30分ほどだったみたいですが
全身麻酔が効くまで、醒めるまでを含めたら2時間半くらい経っていて
オペ室から戻ってきたら19時半くらいになっていたようです。
パパはどういうオペだったかそのとき詳しく聞いてたそうですが
結構な出血があって、そのためにおなかが痛かったのは確実なようでした。
左の卵管をとってるけど、卵巣は二つ残ってるので
卵子は左からでたものももしかしたら引き寄せられてそれで妊娠することもあるそうだけど
ママ友のメール
では、卵巣ひとつでも妊娠したひとたくさんいるよ
という励ましをもらって、少し希望の光が見えました。
という、激動の1週間を終え、コレを書きました。
忘れないようにするために。
普通に赤ちゃんができて、生まれて、元気に過ごしてるっていうのは
ほんとうにほんとうにすごいことで、いくつもの奇跡のあつまりだということ。
今回ので思い知りました。
いつも元気にしてるあいりんも、前回の入院同様
今回の入院でも寂しい思いをさせたようです。
でもこうやって手紙を書いてくれたり。やさしい子です。
きっと、このベビちゃんの存在も、
私にとっては意味のあるものだったのだろうと思います。
気づくのが遅かったら、私の命がなくなってたかもしれない。
今回は、ほんとに私、死ぬかも、って思ったんです。
でもきっとベビちゃんが助けてくれたんだと思います。
ありがとう、ベビちゃん。
おなかの異変、知らせてくれて、ありがとう。
また次に、会えるの、楽しみにしてるからね。
それまでに、こころも元気になるから、絶対また来てね。
なるべく、パパとけんかしないようにするね。
けんかしてても、すぐ仲直りするからね。ダイジョウブよ。
ちょっとの間だったけど、ありがとう。
職場の先輩方も心配してくれて
お花くださいました。
いろんなことがあって、大変だったね、って。
50歳くらいの先輩だから、いろいろあるよ、ってことはよくわかってらっしゃる方なので
励ましてもらいました。
ほんとにすてきな人に囲まれてて
私は幸せだと思います。
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