腹ボテスマホに新しいバッテリーを入れても、スペックは同じで2023/5月でセキュリティサポートは終了している。
2020年製造のXiaomi Redmi note9s、高機能廉価スマホとして当時は国内で大人気に。
価格はROM64GBのもので当時24800円、これを今買うと28000円と何故か高くなっている。
バッテリーに3000円払って元通りにしても、64GBは64GB、50GB近い使用量では既に満杯状態だ。
ならば修理するより安い最新機種に買い替えた方が・・と探してみたら、ありました。
同じXiaomiが2023年3月に国内で新製品として発売したRedmi 12C。
中国、インド、ベトナム向けに開発されたXiaomiの国際戦略量産機。
ところが日本の消費者の評判は惨憺たるもので、「買ってはいけない」スマホリストに掲げられて在庫山積みという事態に。
何が駄目なのかを調べてみると、急速充電の為のワット数が少ないだの、今時microBポートだの、カメラの機能が少ないだの、ハードのクロックが低いだの、今時モノラルスピーカーだのと、お財布なんたらがないとか、要するにマニアレベルの拘り事ばかり。
高齢者の価値観に照らせば指摘の殆どがどうでもいいことなのだ。
このスマホのコンセプトは、ハードとソフトの余計な機能を取り除いて必要最小限の機能に特化、その分価格を抑えて大人口圏への普及を優先したもの。
日本のスマホマニアのゲーム機感覚では物足りなくなるのも当然だろう。
逆に余計な機能を除いた分は電池の持ちや使い勝手がいいということでもある。
急速に充電できるがすぐ電池がなくなるというのとどちらがいいかということになる。
どこでも充電できる日本のような国では持ちが悪くても早く充電できればということになるのだろうが、少しでも長持ちすることに価値のある国ではこの評価も変わってしまう。
全ての機能がRedmi note9sと同水準でROMが128GBもあるスマホが、日本でだけ投げ売り状態になっていて、これが14280円まで値を下げていたのです。
しかも2023年版ときた。
14280円の世界メーカーの最新スマホ、これは有り得ない値段、即、即、買ってしまいました、貯まり過ぎたAmazonのギフトカードで。
腹ボテスマホ事件、これにて一件落着。