続・タグさんの風雪

あっこんなところに・・
という感じであちこちに生存の痕跡を残そうという儚い試みです。

金貸し郵政

2010-03-31 21:51:50 | 日記

郵政が事業者ローンや消費者金融に向かうのは見え見え。
その際に亀井の支持基盤の事業金融業界から債権の譲渡を受けるのも見え見え。



やり方があからさまで嫌になる。
既に郵政で集めた資金で住宅ローンとか言い出してるし、これはこれで銀行筋を黙らせるいい材料になる。
いま銀行が抱える住宅ローンの不良債権は半端じゃない。
郵政が間口を広げれば借り換えという形で不良債権が流れ込む仕掛けだ。
郵政の営業収支が数値になるのは大分先のことになるが、慣れぬ貸し金に踏み込んだからということで、国民の預金を守らねばならぬということで国が救済の手を入れることになるのも見え見えの線だ。





金貸しの世界は魑魅魍魎だ。お上の声掛りで踏み込んで収益が採れるような甘い世界ではない。東京都が石原の豪腕で進めたあの銀行がいい例だ。



金融業界はもう何年も前から煮詰まっている。新たな貸し手が現れてくれるのを待っているところだ。



最後は国民の税のところに付回しをしてるだけのことだ。






携帯電話が

2010-03-31 15:13:56 | 日記

携帯電話が使えなくなっていた。



1月に頻繁に掛けたせいで、十万円近い請求がきてたのだが、ズルズルと支払いを引延ばしていたら遂に停められてしまった。



一番安い料金設定のまま長距離を長時間頻繁に使ったのがいけなかった。



ここんとこ暫くメールが来ないなと思ってたら、「接続できません」が表示されるようになっていた。



名義が会社になっているから料金設定の変更も簡単にはいかず手続きが面倒なのだ。



最近は殆ど使わないから、このまま未払いで放っておくかどうしようか迷っている。



スカイプがあるから必要があれば、そちらで何とかなるなとか、でも携帯が無いといざという時不便だしね。



プリペイドは番号が変わってしまうし。



迷うね。


















「ねんきん定期便」

2010-03-29 19:58:51 | 日記

P1010247



というものが届いた。



「ねんきん」とあるから年金のことなのだろうが、何やら怪しい感じもする。



昭和50年2月からの標準報酬月額と納付保険料が一覧表にまとめられている。



昭和50年2月の標準報酬月額は104000円、保険料は3952円となっている。昭和57年あたりから標準報酬月額は最高額に張付いて、法改正による引き上げの度に納付額も一気に上がり、多い月では53785円という納付になっている。



納付額の累計はゆうに1000万円を超えている。



よくもまあ納めたものだと思う。



実際には会社負担分もあるから、この倍の2000万円以上納めたことになる。



年金額は60歳で108万、65歳で168万と書かれている。



来年3月から毎月9万円頂けるということだが、どうにもピンと来ない。



自分が年金受給できる年齢になったということからして信じがたい。どこかで騙されているような気分だ。がこれは事実なのだ。



待て待て月9万円もあればこれで楽に暮らして行けるではないか。



一体どんな生活レベルなのだという話になるが、人間一人が生きていくのにそれ程の金はかからんのだ。これで煙草を止める必要はないかもとか、見当違いの勇気が湧いてきたぞ。



厚生年金基金からも年間24万出るという話だし、これは一体どうしたことだ。



金額が多いのか少ないのか、多分勤労者平均と比べると納付年数が短い分少なくなっているのだと思うが、納付額が多かった分多少盛り返しているというところか。



それにしても来年3月からの給付というのがイラつく。来年どうこうということにはならんだろうが、年金制度が将来破綻するのは確実だ。65歳の老齢年金を含めた168万というのはまず無理だ。



恐らく直前で給付年齢が引き上げられることになるのだと思う。



やっと受給できると喜び勇んで興奮して死ぬ人が出るのを狙ってるようなやり方だ。



1000万も納めてるならすぐ解散して返して貰いたいというのが当方の希望なのだが。



そうもいくまい。



それにしても今日は寒い。



顔に何か冷たいものがと思ったら、粉雪が舞っていやがる。



春は何処へ行った。



年金は何処へ行った。



世間は第一生命の上場と子供手当で多少潤うらしいが、こっちには回ってこない、世間の金を掬い取る仕組みに加担してるわけでもないから、景気も糞もない。



定額の給付で生活するのなら不景気でデフレが続こうが、あちこちで倒産、破綻が頻発しようが関係はない。物が安くなれば生活は楽になっていく。



立場によって好不況の影響がまるで違ってくるから、そうなると常識も通用しなくなる。



政府側はそうはさせじと無理矢理にでもインフレに持って行って、貯えを吐き出させようとするだろうから、最後はやっぱり受給者が泣くことになるのだろうね。


















雨、雨、雨

2010-03-24 15:59:11 | 日記

雨の中に街が煙っている。



木津川も道頓堀川もたっぷりの雨水が流れ込んで、いつもより堂々の貫禄ある川面です。



降り続く雨の中を人が行き交い、車が行き交い、街も人も慌しく動いていきます。



相変わらずまともに政治や経済を報道する紙面は見られず、ゴシップのような政局報道ばかりです。



日々実直に労働さえしていれば、生命が維持できて、標準的な生活ができるという時代が終末を迎えようとしているのに、世間は能天気な風情です。



知らなかったという逃げ口上で責任を回避するのが庶民の常套なのだろうが、いつの時代もそのツケを身を切って払うことになるのも庶民だから、自業自得ということなのか。



人々は富や栄達への忠誠が繁栄と平安をもたらすという信仰に近い日本人の常識が、世界の常識でも何でもなく、地域の特殊な便宜に過ぎないということをこれから学ぶことになるのだろうが、多少遅すぎる気がする。



何かを犠牲にして、例えば立ち止まって考えるという時間や、自分達とは異質な物や考え方を理解するための時間、そういう時間を犠牲にして、一心不乱に生産に従事すれば生産効率という視点で効果があるのは当然のことで、これを分業社会で統制を図れば、集団としての成果は異常に高まることになる。



問題はこうして組み立てた仕組みも元を正せば一時代の便宜に過ぎないということ。



便宜で考案され構築された、どちらかと言うと特殊で異端な社会制度の一つに過ぎない。



絶対的な便宜手法など有り得ないから、いつかは陳腐化して変化を余儀なくされることになるのだが、人々の信仰が深ければ深い分、変化は苦痛に変わり抵抗が生まれることになる。



宗教と社会制度が結びついたイスラム社会が、一時代の側面ではあるが、資本主義経済の進展の障害となってきた事実からも明らかであろう。



一体日本人はこの結末をどう決着させることができるのだろう。



今の日本社会は、異質なものを排除して心の平安を得たいという庶民の願望と、異質な物や考え方を誘導してでも多様化を図ろうとする為政者の思惑が交錯しているように見える。



誰も傷付けずに済まそうとする日本人の情緒ですら、解決への障壁の一つになってしまっている。



雨が降っていてもただただひたすら頑張って仕事に励むという勤労観や生きる姿勢というものが、実は勤勉なのではなく、人間として怠惰なのかもしれないと考える人々が多くなってこなければこれを乗り越えることは難しいと思うのだが。



何か褒美のようなものが得られている間はその迷信のようなものは、いつまでも日本人の心に住み続けるのだろう。


















遣る瀬無き・・

2010-03-23 15:05:43 | 日記

遣る瀬無き想い胸に靱公園



春まだきに風醒めて陽は温し



人を見んとて人は無く



花を見んとて花は無い



君よ、夢酔い人よ



天を仰ぎて吐く息は今も熱いか



寄る辺なき夢と戯る旅人は



明日またいずこの空へ



友よ、夢追い人よ



天空に星あらば大地に花はあり



地に花あらば人に情けあり



我に情なくば君に大儀ありしやと



風に向かいて我独り行かん