すそ洗い 

R60
2006年5月からの記録
ナニをしているのかよくワカラナイ

川崎さくら被告(47)

2023年05月15日 | ヒトゴロシ




「その日に殺してしまった」
麻薬テープで交際男性を殺害した“47歳魔性の女”の理解に苦しむ生活
「同居する元夫が彼氏に手料理を振舞い…」

〈こー見えて実は難病で肺は悪く必死〉 
〈人は逃げ出す事はできない 限界であってももう無理でも 受け入れ受け止め前を向いてくるしくても頑張ってても まだ頑張るしかないと私は思ってるの〉  
出会い系サイトの日記に闘病生活の様子をこう綴る女が、交際相手の不審死により警視庁に逮捕されたのは、今年2月のことだった。 

昨年11月に交際相手だった安藤勝弘さん(50)に麻薬成分入りのテープを貼るなどして死亡させたとして、川崎さくら被告(47)が傷害致死罪で起訴された事件。これまでの捜査で、安藤さんの死因は致死量を超える麻薬成分を摂取したことによる薬物中毒死であることが判明した。テープや、安藤さんの遺体から検出された筋肉を弛緩させる錠剤は、川崎被告が持病のために処方された薬であることも分かっている。  社会部記者が語る。 「川崎被告は逮捕された直後から、『テープを貼り、薬を飲ませたが、死ぬとは思わなかった』と殺意を否認し、薬の“過剰誤投与”だと主張しています。ただ、自らも日常的に服用しており、川崎被告は薬への知識は十分にあったはずです」 

 取材班は、安藤さんとは別の交際相手と川崎被告の間で事件後に交わされたメールのやり取りを関係者から新たに入手した。その内容は、事件当日に「別れを電話で伝えすぐ彼がやってきて その日に殺してしまった 全部わたしが悪いんだ」と川崎被告が強い言葉で振り返る場面がある。  そのほかのメールには、川崎被告がかつて自殺未遂をした際、安藤さんが自宅に助けに駆けつけてくれなかったことや、事件直前に川崎被告が安藤さんからお金を何度かせびられたことへの恨み節も残されていた。実際に2人は事件直前まで金銭トラブルを抱えていたようだ。捜査関係者はこう明かす。 

「川崎被告は安藤さんに90万円弱の金を貸していたといい、安藤さんが住む部屋の家賃や更新料も川崎被告が払っていたようです。さらに川崎被告の元夫も、安藤さんに数十万円の慰謝料を請求していました。川崎被告を略奪されたといった恋愛関係のもつれを理由に請求していたとみられます。そのため、安藤さんは川崎被告らに金銭的に多くの借りがある状況だったのです。  そんななか、安藤さんは事件の3カ月ほど前から自宅にほとんど帰っていませんでした。川崎被告は金を回収するために、安藤さんの自宅で帰りを待ち構えることもしばしばあったようです」 

そして遺体発見前日の11月23日、2人は久しぶりに再会することになったという。2人の知人が当時のいきさつを語る。 「川崎被告の語ったところによれば、事件前日、川崎被告が安藤さんに別れ話を切り出したそうです。すると安藤さんが『別れたくない』と言って、慌てて川崎被告の自宅に駆け付けたとのことでした。そして、安藤さんが遺体となって見つかったのは、その翌朝のことです。  川崎被告がなぜテープを貼ったのかはわかりませんが、死ぬ前の時点で体調が悪くなっていることに本当に気付かないものでしょうか。川崎被告は事件前後に安藤さんへの恨み節ばかり言っていたし、死んでもいいぐらいには思っていたのではないでしょうか」 

実は、安藤さんが亡くなった川崎被告の自宅には離婚した元夫と娘2人も住んでいたという。前出とは別の川崎被告の知人は「川崎被告は、周囲が理解に苦しむ生活を送っていた」と振り返った。 「川崎被告は、元夫と娘らと一緒に暮らしながら、出会い系サイトで知り合った複数の彼氏と交際を続けていたんです。彼氏を自宅に呼んでは、元夫が手料理をふるまったり、川崎被告と娘2人と一緒にカラオケに行ったりもしていました。さらに、娘が『ママが助けてって言ってる』と急に彼氏を呼び出すこともあったんです。ただ、たったひとつだけルールがあって、『娘がいるから』という理由で、自宅に彼氏が泊まることは絶対に禁止していました」 

安藤さん以外にも複数の交際相手がいた川崎被告だが、この知人の目には「金銭目的での交際」と映ったという。 「川崎被告の元夫はそれほど稼ぎが良くなかったようです。なので、川崎被告は彼氏たちにブランド品を貢がせて、それをフリマアプリで転売して生計を立てていました。彼らは“家族仲”がよさそうにふるまい、交際相手たちと家族ぐるみで付き合っていましたが、一家がグルになって洗脳しているようにも見えました。 

一方で、川崎被告は彼氏に自分の裸の写真や、性器を指で広げた写真を送りつけてくることもあって、間違いなく病んでいるなと思っていました。ただ、彼氏たちにとっては“魔性の女”だったんでしょうね」  

安藤さんが亡くなった後、元夫や娘らへの取り調べが連日のように続き、逮捕が迫っていた川崎被告。取材班が入手した交際相手とのメールには、「殺人罪でもうすぐわたし逮捕されるの」などと自らの境遇を悲観する内容もあった。 
「川崎被告は自分が有罪になれば『病気の治療が受けられなくて死ぬ』、だから『もうこの世で会えることはない』と他の交際相手たちに語っていたようです。そして、『だけど自分はそれだけの罪を犯してしまったの』とまるで悲劇のヒロインのようなモノの言い方をしていました」(同前)  金銭トラブルと事件が関係しているのか今後開かれる裁判の進展が待たれるが、“弛緩”した人間模様を織りなした “悲劇”だったと言えるのかもしれない。

(2023.5.15.文春オンライン)

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