284.『現象学』木田元著③、磯崎新さん死去について
はじめに、建築家の磯崎新さんが死去されました。 磯崎さんは建築家でしたが、文化全般に関わるような活動をされた方で、美術雑誌にもしばしば登場していました。マスメディアでもさまざまに...
283.『現象学』木田元著②ハイデガーについて
前回に引き続き、哲学者の木田 元(きだ げん、1928 - 2014)さんが1970年に書かれた岩波新書『現象学』について書きます。できれば、前回の「①フッサールについて」も併せて...
282.『現象学』木田元著①フッサールについて
哲学者の木田 元(きだ げん、1928 - 2014)さんに、岩波新書『現象学』という著書があります。1970年に書かれたこの新書は、木田さんにとっては比較的早い時期に書かれた、一...
281.『サルトル 実存主義とは何か』などについて
少し前にドイツの哲学者、ハイデガー(Martin Heidegger, 1889 - 1976)の著書『存在と時間』を『100分DE名著』を手掛かりに、何回かに分けて読み解きました...
280.スピノザ『知性改善論』からクリスト、デュシャン、宮川淳を考える
はじめに、再度の連絡です。 私は前々回のblogで若い画家の個展をご紹介しました。 東京都渋谷区神...
279.『京都・智積院の名宝』『クリストとジャンヌ=クロード "包まれた凱旋門"』
今回は『京都・智積院の名宝』、『クリストとジャンヌ=クロード "包まれた凱旋門"』という六本木のミッドタウンで開催されている二つの展覧会をご紹介します。両方ともミッドタウンの敷地に...
278.『大竹奨次郎「竜泉」』という個展について
若い画家の展覧会を紹介します。 東京都渋谷区神泉町の「Liamgallery /リアムギャラリー」で、12月25日(日)まで開催されている『大...
277.國分功一郎のスピノザ論と「もうひとつの現代絵画」
前回までのblogで、哲学者の國分功一郎さんの著作『スピノザ 読む人の肖像』について勉強してきました。そろそろ、絵画との関連性についてまとめの考察をして、一段落をつけたいと思います...
276.國分功一郎『スピノザ』③と現代絵画の可能性、宮塚春美展
まず、お知らせです。 12月17日(土)まで東京・京橋のギャラリー檜で『宮塚春美展』が開催されています。 http://hinoki.main.jp/img2022-12/f-...
275.國分功一郎『スピノザ』② 身体性について
サッカーのワールドカップで日本のチームが善戦しました。 それはうれしいことですが、ニュースを見ると、どの番組もトップニュースでワールドカップを扱っていて、それもかなりの時間を割い...