昨日は、平成25年度の岩手県大会のトップを切って、ホープス・カブ・バンビの部の県選手権大会兼来る7月26日から神戸市で行われる全日本大会の予選会が開催され、各部門で熱戦が展開された。
ホープス男子には、大船渡期待の新沼瑠央(りお)選手が出場し見事第3シードを撃破、決勝リーグでも1勝を上げ第3位に入賞し、全国への切符を手中にした。
新沼瑠央(りお)選手は、大船渡市の三陸町にある越喜来小学校6年生であるが、学校には卓球部が無く日頃は元I・H選手の母親と練習をし、所属する大船渡ジュニアでは週2回1時間余りの練習に参加、土日は地元の大船渡高校などへ積極的に練習環境を求めて毎日練習に励んできた。
私もまだ少しの時間ではあるが、ボール出しをしたりして指導の端くれを担っており、今回の大活躍は本当に嬉しいことであり、この親子の卓球に対する真摯な取り組みが実を結んだ結果であったと心から拍手を送りたいと思っている。
被災地に住んでいるこの家族では、養殖漁業を営んでいる祖父が被害を受けまだまだ復興には至っていないが、今回の孫の活躍は家族全体に大きな勇気を与えてくれたものと思っている。
今後はさらに練習に励み、全国大会でも大いに羽ばたいてほしいと願っている。
*今朝の大船渡港
*大船渡市役所入り口
*大船渡高校
*大船渡東高校