JA全農2014年世界卓球団体選手権東京大会が次の通り開催される。(予告サイトから引用)
[日本代表選手男女の若い力が、世界に躍動するのを今から期待している。そのときはぜひ応援と観戦に行きたいと思っている。]
2011年3月11日に発生した東日本大震災の直後、国際卓球連盟(ITTF)アダム・シャララ会長から、被災した東日本地区と卓球の仲間に対するお見舞いのメッセージとともに、「日本はこの未曾有の困難に対しても、高い精神と団結力で復興に立ち上がっていくものと確信している」との、激励の言葉が届けられました。
その後ITTFから、「世界の卓球人から、被災地の復興を支援したいという強い思いがあるが、世界選手権を日本で開催することを検討してみてはどうか」との提案がなされました。
被災地の卓球協会からも、是非、立候補して欲しいとの声が届きました。
日本卓球協会でこの提案を協議した結果、「東日本大震災による被災と、福島原発の影響により、日本全体が厳しい社会・生活環境に陥っているが、被災地復興への元気付けを行うとともに、世界に対しても日本は大丈夫であることを示していくべきである」との意見がとりまとめられました。
これを受け、2014年世界卓球団体選手権大会の開催地として立候補することになりました。
そして、2011年5月にオランダ・ロッテルダムで行われたITTF総会での2014年大会開催地決定に際し、既に立候補をしていた他の協会から、「日本を支持し、立候補を取り下げたい。」との申し出が行われ、ITTF総会出席者の満場一致により、東京開催が決定しました。
JA全農2014年世界卓球団体選手権大会の開催が決定した背景には、このような、世界の卓球の仲間からの温かい支援があったのです。
開催日程 |
2014年4月28日(月)から5月5日(月)の8日間 |
競技会場 |
国立代々木競技場 第一体育館 及び 東京体育館メインアリーナ |
実施運営 |
一般財団法人2014年世界卓球選手権東京大会組織委員会 |
後援 |
株式会社日本経済新聞社、株式会社報知新聞社ほか
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