昨日であの大震災から、1,000日が経過した。
被災した方々にとっては、長く辛い1,000日である。
いまだなお、自宅に住めないで不自由な暮らしを余儀なくされている人々がたくさんいる。
これが現実であり、机上では計りしえない金や物だけでなく、いやそれ以上に心の傷が癒されることが無いのである。
肉親や友人・大切な人を亡くされた方、未だ発見されずに行方のわからない人、老人を抱え毎日病院通いをしなければならない人、岩手県では1件につき新築助成金100万円の支給延長を決めたようであるが利用した方はまだまだ少ないという。
国の支援が何よりのよりどころなのだが、政府は特定秘密保護法などという悪法としか思えないようなものにしがみつき、被災地のことはすっかり頭から離れているようであり、福島原発などはこの法律により国民や住民に何も開示されないうちに進められていくのではないかと疑いたくもなる。
1,000日をどのように受け止めているのか、甚だ遺憾に思っているのは私だけであろうか?