社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

驚きの女子Wの中学生組の優勝!

2010-11-07 09:09:37 | Weblog
 全日本予選(一般の部)の第1日目が終了し、なんと女子ダブルスで、中学2年生ペアの高橋梓海(大野一中)・松浦明香里(大野二中)組みが準決勝では本田・鈴木(富士大)を3-2で下し、決勝では石川(東北銀行)・浅沼(盛一)組をこれまた3-2で勝利し、中学生ペアとしてはもちろんのこと男女通じて初めての歴史的な優勝を成し遂げた。
 
 とにかくすごいことを成し遂げた。
 
 準決勝、決勝のメンバーはみんな国体メンバーや経験者の実力者ばかりであり、それをものともせず優勝したことは偶然のことではない結果であり、その能力の高さに感嘆させられた。

 全日本での戦いぶりが今から興味深い。


 一方男子ダブルスでも、阿部・北原(専北)組が準決勝の滝浦兄弟(シオノギ薬品)を最終セット7-10の敗戦の瀬戸際から阿部の強打が炸裂5本連取して勝利、決勝では大野・星(専北)組の同士討ちを圧倒的な勢いで制し嬉しい優勝を成し遂げた。

 阿部・北原は先の新人戦では準決勝で高田高ペアに敗れていただけに、これまた驚きの優勝であった。

 混合ダブルスは、これまた滝浦一樹・滝浦華奈の兄妹コンビが初めての優勝を成し遂げた。

 これまた歴史に残る出来事である。

 さぞかし親御さんの滝浦さんご夫婦も嬉しかったに違いない。

 「おめでとうございます」と申し上げたい!

 photo:高校新人練習風景


今日明日と全日本予選一般の部!

2010-11-06 07:26:25 | Weblog
 今日と明日は、矢巾町民総合体育館で全日本予選一般の部が開催される。

 一日目の今日は、ダブルスと混合ダブルスが行なわれる。

 また、2日目の明日はシングルスが行なわれるが、参加選手の中には関東で活躍中の選手や、関西あるいは東北の学生で頑張っている選手達もたくさん出場している。

 どれだけ強くなっているか、楽しみでもある。

 それを迎え撃つ地元富士大学の学生も、男子の北村翔や女子の鈴木陽子も代表権を獲得できるか興味が尽きないし、岩手の社会人のレベルも高いので面白い展開が予想される。

県高校新人終わる!⑤

2010-11-05 07:52:27 | Weblog
 高校総体と高校新人大会にはナイスマナー賞が岩手県卓球協会から授与される。

 今回の男子は種市高校、女子は花北星雲高校、特別賞として高橋兼代(花巻農業)が輝く受賞をした。

 この賞は、開会式の行進やその他の行動が評価され与えられるものであるが、開会式の入場行進では多くの学校が大変立派な行進を見せていて、とても感動を覚えた。
 各学校部員が一丸となって取り組んでいる成果だと感じた。

 今回は、我が大船渡高校も挑戦をしてみたが他校に比べてみるとまだまだである。
 
 試合会場での挨拶や礼儀は卓球うんぬん以前のことであり、われわれが最低限指導しなければならない挨拶や服装、態度がしっかりなさ成れなければ卓球も強くなれないとあらためて感じたところでである。

 我が高としては、今後もこの取り組みをしっかり腰をすえて継続して、その先にある技術向上を図れるようにしていきたいと思っている。


県リーグ終わる!

2010-11-04 13:08:56 | Weblog
 昨日は、県リーグ後期が水沢総合体育館で行なわれ大船渡クラブの監督として参加してきた。

 男子一部の戦いは、どのチームも力が拮抗していてほとんどが4,5番までもつれていてどちらが勝ってもおかしくない内容であった。

 その中で、ITFの滝浦兄弟はダブルスをはじめシングルスも安定した戦いで、優勝をものにした。

 2部では、水沢高校が一般の中堅どころを打ち破り優勝、来期は一部への挑戦となりどんな戦いになるか今から楽しみである。

 我が大船渡クラブは、4位という結果で前期の2位から下がってしまったが菅生・新沼の活躍で何とか一部を確保した。

 女子は、MJCが石川(東北銀行)を中心に安定した戦いを見せ3連覇を果たした。

 一部では、盛岡二高が単独で出場し社会人に挑戦していた。
 このほか浅沼(盛一)や菊池(江刺一中)なども一般のチームに混じって出場、この両者はシングルスでジュニアに続いて激突、今回は浅沼が雪辱を果たした。

 2部には、一般に混じって水沢高校・花巻農業・花卓ジュニア(花中・宮野目中)・一関クラブ(一関2高・山ノ目中)大船渡クラブ(大船渡一中)が参加しておりフレッシュな顔ぶれが揃っていてカテゴリーを越えた戦いも多く繰り広げられた。

 このことは、県リーグの意義にも叶ったものであり大変嬉しいことである。
 
 今後もこのようなカテゴリーを越えた多くの参加を希望したいものである。

 photo:高校新人戦の練習風景



 

県高校新人終わる!④

2010-11-04 08:43:09 | Weblog
 今日は、個人戦について触れてみたい。

 男子では、個人戦の中で唯一専北以外に決勝に進出したダブルスの金野・今野組(高田)であったが、大野・星組には完敗であった。

 大野と星は、他の選手と比べて心技体共に一つランクが違って飛び抜けていた感じがした。

 二人には全く隙が無いのであり、それは毎日の練習に裏打ちされたものであり、そして選手の質と共に野田監督の情熱と手腕によるものであろうと高く評価したい。

 
 女子では、千葉国体に出場した塩倉・滝浦(大野)と浅沼(盛一)が頭ひとつ抜けていた感じがした。

 理由の一つには勝負にこだわる執念や姿勢が随所に垣間見えたからである。
私もミニ国や千葉国体でこの選手達と一緒に行動を共にすることで、いろいろ見てきたし応援もしてきた中で感じたことからであり、この3人は自己コントロールが非常に上手いのである。

 シングルスの決勝も素晴らしい内容であった。
 
 多くの高校生がこの試合を見て、そのラリーの展開に感動した事と思うし、滝浦選手の威力のある両ハンドそしてそれをわずかに上回った浅沼選手の執念、どれを取っても記憶に残る素晴らしい一戦であった。


 
 
 

県高校新人終わる!③

2010-11-03 06:41:38 | Weblog
 男子団体のその他のチームについては、ほとんど予想通りでベスト8に至ってはシード通りであり、16シードを守れなかったチームも2チームのみであった。

 このような素晴らしい組合せもあまり見たことが無いような気がする。
それだけ計算されつくした組合せとも言えるのであり、高体連卓球専門部に敬意を表したい。

 女子団体は、各チームとも戦前の予想通り力が接近していた為、波乱やシードを守れないチームが続出した。

 その中でも、水沢高校が8シードの花巻北と第4シードの花巻農業を3-0、3-1で撃破して第3位に輝いたことには大変な驚きであったし選手の頑張りと指導陣に拍手を贈りたい。

 他には、16シードからベスト4に勝ち上がった盛岡第二の総合力も素晴らしかったと感じた。

 さて今日は、県リーグ後期で水沢総合体育館に行ってくる。

 今後開催される全日本予選一般の部、県中学新人、そして全日本カデットに参加する中学生も参加をする。
 
 いろいろな意味で興味深く試合を見てきたい。

県高校新人終わる!②

2010-11-02 08:32:38 | Weblog
 男子団体戦については、高田高校の巻き返しに期待をしていたが専北との差はますます開いてきた感じであった。タラレバも無いに等しかった。

 専北は県内はすでに眼中に無く、常に外だけを見ている感じであり来年2月の東北選抜や、3月の全国選抜を見据えているのであろう。

 野田監督は、全国8を狙って選手達に日夜高いレベルでのゲキを飛ばしているに違いない。

 大いに期待したいし、その可能性も随分高まってきたと私は感じている。

 今大会の個人戦の結果に現れているように、専北勢はベスト8に5人が入り、そのうち4人がベスト4を占めているのである。

 個人戦の決勝の後、敗れた星選手がベンチに戻りじっと動かずにいた。
 本当に悔しかっただろう、その姿が特に印象深かったのであり、私はその姿に感動すら覚えたのである。
 
 ジュニア予選、今大会と続けて大野選手に破れ2位に甘んじた。
 それでも、彼がこの悔しさを持ち続ける限りどんどん成長していくに違いないし、私も期待する選手の一人に加わったしこれからも応援していきたい。

 女子団体は、予想通り大野が連覇を果たしたが塩蔵・滝浦の二人の活躍ははもちろんのこと、その陰に隠れてはいたが、いぶし銀のごとく奮闘していた大渕選手の存在はとても大きな存在を示していた。

 決勝での尾形戦は、気力も充実し素晴らしいものであった。
 
 3人での団体優勝はおそらく初めてのことに違いない。
 
 細川監督や小坂先生、そして大野の子供たちに対しての父母や地域、学校のバックアップがあってこその勝利である。
 
 その関わった全ての他人に賛辞と大きな拍手を送りたい。

高校新人終わる!①

2010-11-01 09:08:56 | Weblog
 昨日まで花巻市総合体育館で開催された、第56回高校新人大会が終了した。

 結果的には男子の専大北上が各種目に圧倒的な力を見せ、大野選手が3冠王に輝いた。

 女子は、団体とダブルスを大野が制し最終シングルスは、浅沼(盛一)がダブルスをキケンし、シングルス一本に賭けて執念の優勝を成し遂げた。

 詳細についての感想は、また明日から書こうと思っているが5泊6日の千葉国体から疲れが蓄積していて、今回の3泊4日は心身共に疲れ果てた感じがする。

 救いは、我が大船渡高校の女子Y選手が3回戦まで進み、そのポテンシャルの高さに驚いたことと、期間中一貫として真摯に卓球に取り組んだM君の態度に、私自身指導に対してまた新たな勇気を貰った気がしている。