こんにちは。このブログを多面的に見てもらうために、まず障がい者に対する健常者のイメージから見ていくことにしたいです。
かくいう私も、以前は健常者でした。私が障がいを持つきっかけは、以前保険会社に勤めていたのですが、ノルマに追われ、
上司からのパワハラがありました。最初は耐えていたのですが、次第に会社に行くことが嫌になり、ある日心療内科を受診したところ、
うつ病と診断されました。それまで、うつ病の病名さえ知らなかった私にはピンとこなかったのを覚えています。
そして、それが障がい者と呼ばれる立場になろうとは思いもよらない、まさに青天の霹靂でした。
障がい者となった今だからこそ見えてきたことが沢山あります。私が健常者だった昔、
抱いていた障がい者への偏見や、差別的考えも恥を忍んで紹介したいです。
小学生のころ、発達障害と知的障害を持った子がいました。その子は常に落ち着きがなく、いつもソワソワしていて、いじめの標的に
なっていましが、まだ小学生だったことが幸いでした。何故かというと、いじめは障がい者とかそういう予備知識がなく、ただほかの子と違う
という安直な感覚で、いじめを行っていたからです。とはいえ、いじめはいじめです。私は直接は関与しませんでしたが、
今思えば私も加害者だったのかと思います。ですから、私にも少なからず差別意識はあったのだと思います。
基本的な疑問から、これを読んでくださっている方へ問いたいと思います。まず障がい者の障がいとは何を指すのか。つまり、健常者
と見た目や風貌が違う人たちを、安易に障がい者と分類しているのではないでしょうか。勿論、私も障がい者というバリアーで、
都合の良いところだけをつまみ食いしているのかもしれません。そこは、大いに反省をし、改めなくてはと考えています
私は偽善者です。人の振り見て我が振り直せではないですが、障がい者となった今、痛烈に自分の差別意識を反省せずにはいられません。
過去は変えることはできません。ですが未来は造ることができます。この障がい者に対するイメージというテーマを、もう少し掘り下げて
何回かに書き分けていこうと考えています。