「手や指先で作る封筒」
太陽工房では、目の不自由な方Tさんが、工賃袋や多目的に使える封筒を作る作業に取り組まれています。
他の利用者の方が、型取り、裁断を行ってくれています。
その方が型紙を折って、のり付け、最終確認までが作業の流れとなります。
まずは折る作業
テーブルの角を使って折っていましたが、角が丸みがかっていたため、プラスティックの板を机にガムテープで固定し、指先の感覚をたよりに折り目をつけます。
左右と下の部分の3箇所。
次はのり付け作業です
プラスチックの板を机にガムテープで固定、その板に紙(封筒)を揃えます。
のり付けが広範囲にならないよう、サランラップの箱を活用して、左右の人差し指の第一関節の幅にラップの箱を押さえ、その間をスティックのりで付けます。
(ノリしろ確保)
この作業ができるようになるまでは、何度も職員と話し、Tさんの(アイディア)意見を聞き、失敗を重ねて今にいたります。
すごい指先などの感覚と集中力です。
みんなの工賃が落ちてしまわないよう、日々頑張っています。