▲三ツヶ峰 969.6m~▲野道山 924.4m <2004.12.23> 天候:曇り 文:はちべえ
参加者:ヤブ山突撃隊(N氏,Iクマ対策部長),周南山の会(sumann,はちべえ,さくらばば,泰山)
< コース > 徳地町柚木から仏峠方面へ向かう野道山登山口やや上の路上に駐車~三ツヶ峰登山口~源流コース~野道山分岐
~三ツヶ峰頂上~折り返し~野道山への縦走路~野道山~林道~野道山登山口。
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◆ GPSトラック。データは編集しています。また,参考のため,仏峠からのコースを追加しています。◆
「この地図の作成に当たっては,国土地理院長の承認を得て,
同院発行の数値地図200000(地図画像),数値地図50000(地図画像),
数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平15総使,第537号)」
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< コース全体の3Dイメージ >
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< コース全体のアップダウンのイメージです。 >
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「峠を越えるとそこは雪山だった。」・・・・・ はちべえ
さて、今回は山口山岳界きっての野生(自然)派「ヤブ山突撃隊」と漫才派「周南山の会」という究極のコラボレーション山行である。
泰山体調があやうく寝過ごしそうになるという波乱のスタートであったが、陽光まぶしい天気に展望への期待がたかまる。
「こりゃ~雨なんか降るわけないよ」が、峠をこえると路面は濡れ、小雨が降り始める。
集合場所の温泉には既に「ヤブ山突撃隊」さんとsumanさんが待っておられる。
「ヤブ山さんの車は新しくなったんじゃろうか。
ヤブ山に突撃した割には傷がない」「ばかね~、車はやぶに突撃せんよ」
今回のメンバーはいつものはちまき姿のヤブ山(N)氏、いつももの静かながら威厳で熊を寄せ付けないI熊対策部長、
体調が復活した泰山体調、遂に大台に乗ったさくらばば、
「歩く冬のソナタ」ハングルは任せておけのsuman、
そして、一部では県内最重のハイカーではないかといわれるはちべえである。
本谷コース登山口をめざして歩き始めると、どうも雪が積もっているようである。
ヤブ山(N)氏はいつものように、杖を頭の後にまわして歩いている。
あれは柔軟体操なのだろうか?
本谷コースは昨年の夏に登ってばてた経験があるが、ペースを押さえていただき、何とかついていく。
が、このあたりから、ゆるくなったパンツのひもが気になりはじめる。
雪景色となり、ついに冷着沈静なN氏よりカッパ着用の指示が出る。
ここで問題発生。カッパのズボンが小さくなってしっかりとはけず、ちょっとふんばるとばりっと行きそうである。
この後、登りになると急に遅れがちになったのはこれが原因である。
三ツヶ峰山頂から野道への稜線は雪で見えない。
さて、いよいよ、縦走路へ。
ヤブが刈られ、「ここはやぶがすごかったんですよ」という説明にきっと「やぶをこいだ俺の青春をかえしてくれ」と心中はおだやかではないのだろうと察する。
雪景色の中のぶな林は幻想的で、霧氷が美しい。
N氏のおすすめの「たこぶな」は生命力を感じさせてくれる。
展望岩、八方岩、そしてようやく雲が去り雪景色のあざみ、弟見の稜線が見え始めるが、山頂付近は雲に隠れたままである。
遂に野道山の山頂へ。
相変わらず展望の良さは抜群である。
しばし、今日のルートを確認する。
さて、下山開始、ここではちべえをおそう3度の危機があったのですが、初心者の方は注意を要する箇所が3箇所あるとだけ書いておきます。
今日ばかりは、GPSでポイントを落とし、メモも写真も詳細に取ろうと、カシミールの地図を用意していったのであるが、
結局雪中山行に余裕が無くなり、山行記にはなりませんでした。
しかし、ひとことでいえば
「このルートはただ単に山頂をめざすための道ではなく、目の前の森と時折見える展望を楽しむためにある。
急がず、ゆっくり、山歩きを楽しむ県内随一の名コースである」
というわけで、皆様、ありがとうございました。
ひとり、エビスビールで祝杯をあげました。
しかし、まだ足が痛くて、よく眠れない。
紅葉期に、この山に再び登りたい。野道山からの下りはおもしろくないので往復山行がいいかな。
登山口。
急激な体重の成長に買い替えが間に合わなかった
雨具の装着に手間取るはちべえさん。
三ツヶ峰頂上。ヤブ山突撃隊とsumannさん。
と重装備のはちべえさん。
この後,着過ぎが祟るか。
ヤブがすっきり切り払われた縦走路。
下りにやっと安堵の二人。
北側斜面の美しいブナの林。
霧に覆われて幻想的な様相。
中間点の標識。
ピークへの急勾配の登り。
登りきって余裕の突撃隊。
我等二人は疲れて顔も下向く。
霧氷に覆われたブナ。
感動に暫し見惚れる一隊。
こちらも感動の連発。
壁紙にしたい画像。
もう一枚。
八方岩の上にて。
冠雪した野道山頂上。
野道山から徳佐の町を望む。
十種ヶ峰は雲に覆われて見えない。
野道山頂上。
静かな二人。
帰路三ツヶ峰への分岐から下ったと所から望む
三ツヶ峰。
野道山からの下りは,台風の影響か倒木が行く手を遮る。
やっと通れました。
■ 今日の温泉は,周南市鹿野のグリーンハイツ。
360円也。タオルは150円。