泰山の山仲間達★ブログ版

周南山の会別館です。
平成2年結成以来22年となります。
日頃のご愛顧に感謝!感謝!、誠にありがとうございます。

周南山の会アーカイブス<2004.▲三ツヶ峰 969.6m~▲野道山 924.4m>

2012-04-19 18:03:20 | 山登り


▲三ツヶ峰 969.6m~▲野道山 924.4m <2004.12.23> 天候:曇り 文:はちべえ

参加者:ヤブ山突撃隊(N氏,Iクマ対策部長),周南山の会(sumann,はちべえ,さくらばば,泰山)

< コース > 徳地町柚木から仏峠方面へ向かう野道山登山口やや上の路上に駐車~三ツヶ峰登山口~源流コース~野道山分岐
~三ツヶ峰頂上~折り返し~野道山への縦走路~野道山~林道~野道山登山口。


--------------------------------------------------------------------------------


◆ GPSトラック。データは編集しています。また,参考のため,仏峠からのコースを追加しています。◆

「この地図の作成に当たっては,国土地理院長の承認を得て,
同院発行の数値地図200000(地図画像),数値地図50000(地図画像),
数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平15総使,第537号)」




--------------------------------------------------------------------------------



< コース全体の3Dイメージ >


--------------------------------------------------------------------------------

< コース全体のアップダウンのイメージです。 >

--------------------------------------------------------------------------------

「峠を越えるとそこは雪山だった。」・・・・・ はちべえ

さて、今回は山口山岳界きっての野生(自然)派「ヤブ山突撃隊」と漫才派「周南山の会」という究極のコラボレーション山行である。
泰山体調があやうく寝過ごしそうになるという波乱のスタートであったが、陽光まぶしい天気に展望への期待がたかまる。
「こりゃ~雨なんか降るわけないよ」が、峠をこえると路面は濡れ、小雨が降り始める。
集合場所の温泉には既に「ヤブ山突撃隊」さんとsumanさんが待っておられる。
「ヤブ山さんの車は新しくなったんじゃろうか。
ヤブ山に突撃した割には傷がない」「ばかね~、車はやぶに突撃せんよ」
今回のメンバーはいつものはちまき姿のヤブ山(N)氏、いつももの静かながら威厳で熊を寄せ付けないI熊対策部長、
体調が復活した泰山体調、遂に大台に乗ったさくらばば、
「歩く冬のソナタ」ハングルは任せておけのsuman、
そして、一部では県内最重のハイカーではないかといわれるはちべえである。
本谷コース登山口をめざして歩き始めると、どうも雪が積もっているようである。
ヤブ山(N)氏はいつものように、杖を頭の後にまわして歩いている。
あれは柔軟体操なのだろうか?
本谷コースは昨年の夏に登ってばてた経験があるが、ペースを押さえていただき、何とかついていく。
が、このあたりから、ゆるくなったパンツのひもが気になりはじめる。
雪景色となり、ついに冷着沈静なN氏よりカッパ着用の指示が出る。
ここで問題発生。カッパのズボンが小さくなってしっかりとはけず、ちょっとふんばるとばりっと行きそうである。
この後、登りになると急に遅れがちになったのはこれが原因である。
三ツヶ峰山頂から野道への稜線は雪で見えない。
さて、いよいよ、縦走路へ。
ヤブが刈られ、「ここはやぶがすごかったんですよ」という説明にきっと「やぶをこいだ俺の青春をかえしてくれ」と心中はおだやかではないのだろうと察する。
雪景色の中のぶな林は幻想的で、霧氷が美しい。
N氏のおすすめの「たこぶな」は生命力を感じさせてくれる。
展望岩、八方岩、そしてようやく雲が去り雪景色のあざみ、弟見の稜線が見え始めるが、山頂付近は雲に隠れたままである。
遂に野道山の山頂へ。
相変わらず展望の良さは抜群である。
しばし、今日のルートを確認する。
さて、下山開始、ここではちべえをおそう3度の危機があったのですが、初心者の方は注意を要する箇所が3箇所あるとだけ書いておきます。
今日ばかりは、GPSでポイントを落とし、メモも写真も詳細に取ろうと、カシミールの地図を用意していったのであるが、
結局雪中山行に余裕が無くなり、山行記にはなりませんでした。
しかし、ひとことでいえば
「このルートはただ単に山頂をめざすための道ではなく、目の前の森と時折見える展望を楽しむためにある。
急がず、ゆっくり、山歩きを楽しむ県内随一の名コースである」
というわけで、皆様、ありがとうございました。
ひとり、エビスビールで祝杯をあげました。
しかし、まだ足が痛くて、よく眠れない。
紅葉期に、この山に再び登りたい。野道山からの下りはおもしろくないので往復山行がいいかな。


登山口。
急激な体重の成長に買い替えが間に合わなかった
雨具の装着に手間取るはちべえさん。
三ツヶ峰頂上。ヤブ山突撃隊とsumannさん。
と重装備のはちべえさん。
この後,着過ぎが祟るか。
ヤブがすっきり切り払われた縦走路。
下りにやっと安堵の二人。
北側斜面の美しいブナの林。
霧に覆われて幻想的な様相。
中間点の標識。
ピークへの急勾配の登り。
登りきって余裕の突撃隊。
我等二人は疲れて顔も下向く。
霧氷に覆われたブナ。
感動に暫し見惚れる一隊。
こちらも感動の連発。
壁紙にしたい画像。
もう一枚。
八方岩の上にて。
冠雪した野道山頂上。
野道山から徳佐の町を望む。
十種ヶ峰は雲に覆われて見えない。
野道山頂上。
静かな二人。
帰路三ツヶ峰への分岐から下ったと所から望む
三ツヶ峰。
野道山からの下りは,台風の影響か倒木が行く手を遮る。
やっと通れました。














































■ 今日の温泉は,周南市鹿野のグリーンハイツ。
360円也。タオルは150円。

周南山の会アーカイブス<2004.▲ 雲月山(うづきやま) 911.2m ▲ 金木山 719m>

2012-04-18 21:28:18 | 山登り
▲ 雲月山(うづきやま) 911.2m < 広島県芸北町 >
▲ 金木山 719m < 島根県金城町 >
2004.11.14 天候:曇り

参加者:sumann,stranger,さくらばば,やまんば,泰山

● 雲月山アプローチ:山陽自動車道戸河内インター~芸北町土橋~展望下駐車場
< コース > 展望台駐車場~登山口~岩倉山~高山~雲月山~仲ノ谷~駐車場

● 金木山アプローチ:雲月峠~雲月山キャンプ場~県道52号線~金城町小国
< コース > 林道終点付近廃屋がある~登山口~祠~急登~ゴロ岩尾根~頂上


--------------------------------------------------------------------------------

金木山頂上からのパノラマ

--------------------------------------------------------------------------------
雲月山編

出発前のばば。
岩倉山付近から見た
芸北町のシンボルマーク。
岩倉山の休憩所にて。
「今日は,髪がうまくまとまらないわね。」
そんなこと全然お構いなし。
高山からみた雲月山頂上。
あれ?もう頂上?

一周するのに約1時間20分。

皆の衆「何だか不完全燃焼だね。昼飯にもちょっと早いしさ。」
さくらばば「もう一山行く?そう思って,もう一山用意して来たのよ。」
やまんば「えーー,まだ登るの?」
皆の衆「いいねー,もう一山登ろうよ。」


金木山編

駐車場にて。
行き先は金木山と決定。
早速カーナビに入力。

そこから,20分程度で金城町の小国に到着。
登山口は,林道終点近く。
橋を渡ったところにある。
逆光に映える葉。
急登が続くが暫し足を止めて見入る。
タカノツメの紅葉。
この山にはいろんな紅葉樹がある。
島根県の山は広葉樹が沢山残っている。
それに比べて,山口県・広島県側は針葉樹が多い。
頂上にて。
角度を変えて。


今日の温泉は,「きんたの湯」/島根県金城町
600円也。洗い場は少し狭いが露天もあり,いい温泉(ラドン)でした。






















周南山の会アーカイブス<2004.弟見山 1085.3m>

2012-04-18 21:18:30 | 山登り
弟見山 1085.3m < 島根県柿木村 > 2004.10.30 一部画像提供:林氏

参加者:suman,さくらばば,山モンチ,O嬢,S嬢,泰山

< 右ヶ谷キャンプ場コース >


--------------------------------------------------------------------------------

田中幾太郎さん出発前の挨拶。
元校長先生。
軽妙な語り口で山の楽しさの雰囲気が伝わる。
この後,トレッキング場所場所で説明を聞く。
「ふるさと」を弟見山近くの展望台で,
「雪山賛歌」の替え歌を最後のお別れで合唱する。
我が周南山の会のメンバーも出発前に神妙だ。
ヤブヤマ氏とさくらばば,念願のツーショット?!
ヤブヤマ氏曰く,
「いやはや…ボクはすっかりまいりました」。
紅葉がきれいになってくる。
suman氏。
さくらばば,O嬢,S嬢。
地元の人。
腰の下に見える「鉈」はこの辺りの山では必需品。
ぶなの紅葉。
休憩地点で。
紅葉。
どうだんツツジの紅葉。真っ赤でとてもきれい。
展望台からみた莇ヶ岳。
弟見山の頂上で万歳後の福原産業課長と,
ご一緒した山仲間達。
我等いつものメンバー。
展望台にて。「ふるさと」を合唱中。
撮影:林氏。
その林氏を撮影。
下山中の休憩。
下山後の豚汁と角寿司のご馳走。
美味しかったですね。さくらばばはお代わりを。
その食べる人。山モンチ。
さくらばば。
O譲とS嬢。
最後のミーティング。
お別れは「雪山賛歌」の替え歌で,「柿木賛歌」。
田中さん,福原さんその他地元の皆さんありがとう。
そして,お疲れ様でした。

















































周南山の会アーカイブス<2004.中野冠山 1002.9m 一兵山家山 951.7m>

2012-04-18 21:13:58 | 山登り
中野冠山 1002.9m 一兵山家山 951.7m < 広島県芸北町 > 2004.10.17

参加者:sumann,stranger,さくらばば,泰山

アプローチ:山陽自動車道戸河内インター~才乙ロッジ

< 登山口~中野冠山~ヤオノ谷峠~ノベリ山~一兵家山~車道~登山口 >


--------------------------------------------------------------------------------



「この地図の作成に当たっては,国土地理院長の承認を得て,
同院発行の数値地図200000(地図画像),数値地図50000(地図画像),
数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平15総使,第537号)」

--------------------------------------------------------------------------------

中野冠山からのパノラマです。

--------------------------------------------------------------------------------

駐車場はロッジにある。登山口はそこから北へ100m。
中野冠山頂上。360度のパノラマが楽しめる。
北に一兵山家山,東に高杉山,天狗石山,
西に雲月山,大佐山,
南に掛頭山,臥龍山,深入山など
が展望できる。
後方は天狗石山。
ヤオニ谷峠への下りで熊の糞?を発見。
ヤオノ谷峠の案内板。
高杉山を見上げる。
ノベリ山頂上。
ここで大休憩。
途中の笹。太陽にきらきら光る。
一兵山家山。名前の由来は何だろう。
北方面を望む。幾重にも山が重なる。
リンドウの花。
下山口。ここから登山口まで長い。車は殆ど通らない。
途中,麓の農家で熊の出没について聞くと,
この辺りでは余り出ないそうである。
餌が豊富にあるのか。

ところで,
尾根に累々と続く土塁の歴史が気になったが
誰も分かる者は居ない。



















周南山の会アーカイブス<2004.海外特別編 ② 内蔵山神仙峰 763m < 韓国全羅北道 >>

2012-04-18 21:01:07 | 山登り
海外特別編 ② 内蔵山神仙峰 763m < 韓国全羅北道 > 2004.10.10 画像&文=泰山

参加者:suman,泰山

< 参考までに,韓国山登り計画表&携行品チエックリスト&報告書をsumannさんの好意で掲載しました>

■ ダウンロードはこちら 計画表と報告書 EXCEL版
PDF版
携行品チエックリスト PDF版


各地名のおよその位置関係はこちら


--------------------------------------------------------------------------------

二つ目の山は内蔵山(ネジャンサン)。月出山より北,全羅北道にある。これも国立公園。
内蔵寺という有名なお寺が登山道の入り口にある。
ここの入山料は3200WONとやや高め?
昨日は霊岩に宿泊したから,今日は強行軍だ。6時には出発。
朝食は光州のバスターミナルの食堂で。
本日の宿泊地を確保して,9時頃到着。
内蔵寺に参拝して神仙峰を目指す。
内蔵寺への参道は紅葉のトンネルとなっている。
これが色付けば相当美しいだろう。
コースは水が殆ど枯れた谷川から急斜面を登る。
昨日の疲れと,九十九折りの砂利道で滑って足をとられる。
約50分でようやくロープウエイからの分岐到着。
そこからまたガレ場が広がっている。
頂上は意外と広く展望はあるが,昨日のような興奮は全く無い。
拍子抜けだ。期待していたのは,四方八方に広がる岩肌。
それが,なだらかな緑の斜面が続き,穏やかそのもの。
紅葉もちょっと早すぎた。
興ざめして,下がったところにある岩の上で大休憩。
期待が大きかっただけに,それだけ二人の口数も少ない。
ま,こんなこともあるさ。
ターミナルで作ってもらった海苔巻きと例の梨を食べ終えると,sumannさんは昼寝をして仕舞った。
いろいろな人が登山をしている。
時々「ヤッホー」と叫んでいるので,日本人かと叫び返す。
帰りはロープウエイを利用。
そこまでは階段が続き,結構長かった。
こうして,韓国での登山は無事終了。
月出山の印象が大きすぎたばっかりに内蔵山は物足りなかったが,
それでも,いい山々には違いない。
また,来年はばば達も連れて来ようと,固い約束を交わした二人であった。



--------------------------------------------------------------------------------

光州のバスターミナル。
内蔵寺参拝料金所。
入場料3200WON。
ここからシャトルバスが出ている。料金はタダ。
紅葉のトンネルの入り口。
ビジターセンター内。
内蔵山の全景。映りがよくないため分かりにくいかも。
内蔵寺への山門。
参道に内蔵寺の写真が展示してあった。
仁王仏。
お寺の境内にて。
お寺の屋根から望む峰峰。
分岐には必ず分かりやすい標識がある。
ロープウエイからの分岐。
あーしんど。
更にガレ場が続く。
頂上は殺風景。
水を売る人がいた。
果たして商売になるのか。
これが例の梨です。大きいでしょう。
四方の山。遥か遠くに見える。
縦走路もある。
ようやく笑みが。
多分かささぎ峰。
ロープウエイ駅で売られていた蚕の幼虫を炒めたもの。
麓の門前町。
いろんな土産物屋が並んでいる。
ホテルの浴室。トイレは併設。
やっとありつけたプルコギ(焼肉)。
ワンセット15000WON。


















































周南山の会アーカイブス<2004.海外特別編 ① 月出山 808m < 韓国全羅南道 >>

2012-04-17 21:24:07 | 山登り
海外特別編 ① 月出山 808m < 韓国全羅南道 > 2004.10.9 画像&文=泰山

参加者:suman,泰山

< 参考までに,韓国山登り計画表&携行品チエックリスト&報告書をsumannさんの好意で掲載しました>

■ ダウンロードはこちら 計画表と報告書 EXCEL版
PDF版
携行品チエックリスト PDF版

● 各地名のおよその位置関係はこちら

--------------------------------------------------------------------------------



< カシミールで作成・月出山登山トラック >
地図データはカシミールのダウンロードサイトから入手したスペースシャトル地形図です。
ただし,表示倍率は16倍(限度)です。


--------------------------------------------------------------------------------

計画は,この春先新メンバーになったsumannさんからの提案で実現した。
sumannさんはハングルの達人である。
それもそのはず,毎月一回ビジネスで韓国を訪れていると言う。
英語はおろか,日本語もまともにしゃべれない小生にとって,
心強い同伴者である。
計画も初めから最後までsumannさんに任せっきり。
これが,実によく出来た行程と経費予算だ。
実際に行動してみると寸分違わない時間配分と費用であったことが帰ってみて
実証された。
さて,4泊5日の全行程。
登る山は全羅南道の月出山808mと全羅北道の内蔵山763m。
山はいずれも高くないが,一方は岩山が連なる月出山国立公園の秀峰。
一方は有名な内蔵寺というお寺が麓にあり,秋紅葉の季節ともなれば,全国から人が集まると言う景勝地。
他にお寺巡りという行程が組んである。sumannさんならではの計画。
実はこの御仁,三十年前から50CCのバイクで九州各地の石仏とお寺を拝観してきたと言う。
結構変わった趣味だ。
しかし,何故か違和感がない。いつか四国遍路の旅に出たいと言う願望がこれと似ているからか。
とまれ,本題に戻ろう。
月出山の場所は,釜山からハイウエー高速バスを乗り継ぎ,霊岩と言うところに
前泊。翌日タクシーで登山口へ。
実は計画では逆のコースを取る予定だったが,地元の人達に聞いて変更したのだった。
この変更が大正解。
当初のコースだと,天皇峰への最後の登りできっとバテタに違いない。
タクシーを降りるといきなり,目の前に二つの岩峰が出現。
あーーー凄い!気後れしそうな雰囲気だ。
準備をしていると,日本語で「日本の方ですか?」と懐かしい母国語が。
聞けば,福岡から来て,夕べは光州のモーテルに一泊。
登山口までタクシーを飛ばしたとか。相当な経費がかかったに違いない。
結局そのパーティーとは頂上はおろか,何処でも再会しなかった。大丈夫だっただろうか。
この国の公園は入場料をとる。整備費の名目だ。1600ウオン。日本円で160円。
登山道はそのお陰でよく整備されている。チリ一つ落ちてないと思いきや,結構飲料ボトルやちり紙のような物が
捨ててある。また,韓国人はよく痰を吐くらしい。悪しき習慣は何処でもある。
登山口から暫くはつづら折の道が続く。ワンゲルの学生らしい集団が,脇を追い抜いてゆく。
途中いくつもコースがあり,雲橋方面を行ったのがこれまた正解。
岩壁の間に赤い100mくらいの釣り橋が架かっている。これは圧巻だ。
高さはゆうに200mはあるだろうか。
そこから,頂上を眺めれば遥か空の上の天皇峰が見える。あそこまで,何時間かかるか。
結局,登り4時間を要した。ガイドブックでは2時間と書いてあったが,あれは嘘だ。
また,登山道は階段の連続。それもしっかりとした鉄製。
ロープも所々張ってある。太さは綱引きの縄くらい大きい。
ともかく,喘ぎ喘ぎ何とか天皇峰へ到着。
頂上から見る景色は雄大そのもの。
360度の展望がある。大きな岩岩が悠然と構えている。
振り返ると先程の赤い橋が遥か下界に見える。
達成感がじわじわと湧いてくる。
韓国も登山は流行なんだという。土曜日にも拘らず大勢の人達で賑わっている。
焼酎で乾杯する野郎もいる。
3家族でそれぞれが持ち寄った自慢の料理を勧めあう光景にも出くわした。
ちょっとびっくりしたのは,あつかましく水を無心する若者。それを嫌がらずに分け与える先程の焼酎野郎。
日本ならまず見ない光景だ。
それと,彼らのファッションは特筆すべきだろう。
上下黒の上着とズボン。8割位がこの井出達。
流行なのか。聞くと,流行と特売で安かったからと。
4日目に馬山で登山洋品店に行くが,結構高い。日本と殆ど代わりがない。
ただし,黒色の用品は特売でちょっと安くなっていた。
また,韓国の山はコンロ禁止である。火を炊いてはいけない。
従って,山上での大宴会は全面的に出来ませんぞ。
それと,国土は乾燥している。水分補給は十分に。
前日,夕食を食べた料理店で頂いた日本の物の4個分はあろうかと言う大きな梨。
今回はこれが水分補給の大きな役割を果たしてくれた。
下りはお寺まで同じく4時間。縦走8時間で疲れましたが楽しい月出山でした。




--------------------------------------------------------------------------------

光州行きの高速バス。
霊岩の民宿。28000ウオン。
近所の食堂で朝食。7時には開店していた。
メニューは矢張り辛いもの。
中央の皿はサービスの漬物。キムチもある。
登山口から望む月出山。
準備も整った。
登山意欲を掻き立てる。
コースの案内。中央ルートは直接つり橋へ。
今回は左ルート。
最後の水場。ここで水を補給せよと書いてある?。
地元の学生達のロッククライミング練習風景。
急な鉄製の階段。至るところに設置してある。
急に高度を稼ぐが,返って非常にキツイ。
分岐には丁寧な案内板があるから迷うことはない。
つり橋の下。
つり橋に余裕のsumannさん。
よく見えないが本当は笑顔である。
全景。
上から見たつり橋。
まだまだ頂上ははるか先。
このような岩塊があちこちに屹立している。
急な難所にはこのような鉄製の手すりが設置されている。
岩槐。
主峰の天皇峰をバックに。
そろそろ色付き始めた登山道。
岩の間の隙間。
やっと到着。月出山主峰の天皇峰。808m。
思わず万歳。ハングルでバンセイ。
下りの尾根。
下りから見上げた岩槐。
やまんばへ,アンニヨンハセヨ。国際コール。
午後の太陽が照らす天皇峰。
道案内のテープ。
岩槐。
ススキの原。
セオリーどおり逆光で撮ったらこんな感じ。
韓国の公務員だとか。
彼らも矢張り黒ずくめのスタイル。
慈悲深い仏像。
信仰心なくても記念撮影は忘れない。
下山後のマッコイ酒でほろ酔い加減のsumann氏。
マッコイ酒とは日本で言う濁酒。
色はややかかっている。
10杯分で5000ウオンとは安い。
マッコイ酒と胡桃の粉で作った料理。
これは美味しかった。
帰りはホテルまでタクシーで。





































































































周南山の会アーカイブス<2004.鎌倉寺山 610m>

2012-04-17 21:17:30 | 山登り
鎌倉寺山 610m < 広島県白木町 > 2004.10.3

参加者:sumann,stranger,さくらばば,山モンチ,泰山

アプローチ:山陽自動車道志和インター~関川

< 登山口~馬の背~南峰~十畳岩~槍ヶ峰~権兵衛山~鞍部~鎌倉寺山~鞍部~牛岩~車道~登山口>


--------------------------------------------------------------------------------


「この地図の作成に当たっては,国土地理院長の承認を得て,
同院発行の数値地図200000(地図画像),数値地図50000(地図画像),
数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平15総使,第537号)」



--------------------------------------------------------------------------------

駐車場は登山口から200m上ったところにある。
登山口。左側を注意深くみよう。
馬の背。
南峰。急登の連続。
久々登場の山モンチ。
岩場の連続。
倒木に加え,松喰い虫にやられた木はこんな有様。
倒木の山。
岩場を上がる。
倒木。
槍ヶ峰で昼食。ここまで2km。時間は2時間。
振り返ると南峰か?
志和駅付近の町並み。
何見てる?
やっと到着。鎌倉寺山頂上。































周南山の会アーカイブス<2004.寂地山 1337m>

2012-04-17 21:11:23 | 山登り
寂地山 1337m < 山口県錦町 > 2004.7.25

参加者:はちべえ,stranger,さくらばば,泰山

< 犬戻しの滝~林道コース >

--------------------------------------------------------------------------------

さあ,出発。
沢登りのチームを盗撮。
犬戻しの滝。
写真としては,はちべえさんの方が出来栄えはグー。
林道終点。
今日は特に暑いわね。影はないかしら。
杉の樹間にて。階段も本当に疲れる。
やっと登りました。寂地山。
最近はサングラスに凝ってます。
癒し系のブナの原生林。
なぜか島根県側には多く残っている。
さすがに山口県最高峰の山。
頂上はヒンヤリして肌寒い。
本日は避暑も叶い,楽しい山行きでした。

















--------------------------------------------------------------------------------

額々山は割と近い。冠山も近い。次は縦走ですぞ。


「この地図の作成に当たっては,国土地理院長の承認を得て,
同院発行の数値地図200000(地図画像),数値地図50000(地図画像),
数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平15総使,第537号)」



周南山の会アーカイブス<2004.飯ヶ岳 937m >

2012-04-15 09:36:34 | 山登り
飯ヶ岳 937m < 山口県周南市 > 2004.7.19

参加者:はちべえ,さくらばば,泰山

< 鹿野屋敷コース >


--------------------------------------------------------------------------------

里山ハイクのカズさんが昨年登った莇ヶ岳石ヶ谷コースを是非登ってみたいというはちべえさんと意見が一致
予定通り石ヶ谷へ向かい,勇んでキャンプ場から出発したものの,
橋の手前から向こう岸を見ると何やら不吉な予感。
橋を渡ると案の定,草ボーボー。
それでも進んで,もう一回橋を渡って対岸に出ると,
何とそこから延びる登山道は背丈をはるかに越える草が生い茂って行く手を阻んでいた。
頭が一瞬真っ白になったところへ,さくらばばの悲痛な叫び。
「ねえ,やめようよ」
鶴の一声で,出発してからものの五分もしないで,敢無く中止と相成った。

引き返す途中,管理人らしいおばさん曰く,
「あれ,もうお帰りですか?」
「いあや,道に草が生い茂っていて,マムシが怖いので止めます」
「何の,マムシなんぞ,頭をチョコチョコと叩いてやれば,すぐ死にますがねー」
うそつけーと思いながら,
「あ,そうですか,しかし,今日は何となくいやな気がしますので,やっぱり止めます」
と言う会話を残して,他の場所を探すことに。

車を着た道に引き返すと,小峰山の登山口を発見。
「ここにする?」
「いや,入り口はいいけど,また草がボーボーかもよ」
と言いながら,先へ進む。
とそこへ,林道高岳線入り口。
「ちょっと行ってみよう」
しかし,行けども行けども,高岳は見えない。
とうとう,林道は行き止まり。

無駄な時間が過ぎて仕方なく,近くにある「丸太」で作戦会議。
結局,飯ヶ岳へ鹿野屋敷ルートで登ることに決定。
理由は,林道もあり,小川がないから,マムシも居ないかも。と言う単純な話し。
はちべえサンのみならず,全員マムシは特に怖いのです。

飯ヶ岳は,登山口から暫くは林道が伸びているので,歩きやすい。
草もそんなに生えていない。
意外と夏向きのコースか?

コースは直登が続く割とキツイ。
しっかりと水分を補給しながら登りたい。
頂上までは約1時間10分。
あとは,パンラマが待っている。
特に十種ヶ峰,野道山,三ツヶ峰,高岳山,正面には弟見山,莇ヶ岳は広がる。
これで疲れた身体はいっぺんにリフレッシュする。

==============
今日の一句

飯ヶ岳 大汗かいて ご満悦

==============

--------------------------------------------------------------------------------

気を取り直して,いざ出発。
はじめのピーク。ベンチがあるものの,腐って使えない。
やっと,登りました。
一息入れると,やっと正常に。
その後のざる蕎麦がやたらと美味い。
二馬鹿大将です。
十種ヶ峰をバックにご満悦。