泰山の山仲間達★ブログ版

周南山の会別館です。
平成2年結成以来22年となります。
日頃のご愛顧に感謝!感謝!、誠にありがとうございます。

周南山の会アーカイブス<2004.沓掛山 ~ 星生山 ~ 久住山 ~ 中岳 >

2012-04-15 09:19:27 | 山登り
沓掛山 1503m ~ 星生山 1762m ~ 久住山 1786.6m ~ 中岳 1791m < 大分 > 2004.6.13

参加者:吟遊詩人,お代官様,Suman,さくらばば,泰山

< 牧ノ戸峠コース >

牧ノ戸峠=沓掛山=扇ノ鼻分岐=星生山=久住分かれ=久住山=中岳分岐=中岳=久住分かれ=扇ノ鼻分岐=沓掛山=牧ノ戸峠


やまんばの呪縛から解放されたせいか,
はたまた第○回の誕生日を久住山頂上でお祝いをしてほしいという吟遊詩人の希望が勝ったせいか,
いずれにせよ,梅雨の中休みとはいえ,昨日13日は朝から晩まで一日中雲ひとつない絶好の山日和。
一人寝過ごしてやや遅れるというアクシデントはあったものの,予定通り現着。
午前8時半に久住山目指して牧ノ戸峠登山口を出発した。
気温は風もありやや肌寒いが,雨も少なかったのか,登山道もよく乾燥して,完璧なコンディション。
こんな状態だから疲れるわけには行かぬ。
登山開始直後老人隊に行方を阻まれ,その脇を駆け足で登った10分間を除き,殆ど疲れを感じることがなかった。
いつもなら5分もすれば,汗が体中から滴り落ちるほどだが,今日はタオルの濡れ方もぎこちない。
星生山を目指せば,解禁後ということもあって登山者も多く,将に蟻の這い上がり状態だが,
頂上付近から眺めた湿地帯と頂上から見える硫黄山の噴煙に感動。シャッターを切る回数も多くなる。
但し,今回期待したミヤマキリシマは殆ど時期が過ぎていて,僅かに山肌に小さな群落を作っている程度。
それでも,お代官様のカメラワークは本領発揮。
少ない花を如何に多く見せるか腕の見せ所だ。

久住山到着は丁度12時。
吟遊詩人の誕生祝賀会を乾杯で行い,大休憩を取る。
記念撮影をしていると,偶然お代官様の元上司に出会う。
最近は知り合いに出会うことが多い。
聞けば平生を午前3時に出発したので,今日は久住山のみで帰るとのこと。
さて,出発して久住連峰最高峰の中岳まで足を伸ばすかどうか揉めたが,隊長の権限で登ることに決定。
この決定が成功して,あとから,さくらばばに登ってよかったと感謝される。
中岳へは一旦分岐まで引き返し,御池経由で登る。
その湖面は澄みきった青空を映して,美しく輝いていた。
中岳は平成5年にモンチと登っているが,どのルートか思い出せない。
今回のルートとはかなり違っていたようだ。

中岳からの展望はそれこそ,360度のパノラマだ。
すぐそこに去年ミヤマキリシマを堪能した平治岳,お鉢の周回で腕を傷だらけにしたり,大風大雨の中何とか登った大船山,
近くは由布岳から阿蘇の根子岳,
祖母山もはるか南に見えるのか。西方向には湧蓋山の向こう雲仙普賢岳らしい山容も見通せる。
後で,カシミールで一発判定することにしよう。

こうして,久住遠征は素晴らしい山行きで堪能しました。
行きも帰りも運転してくれたお代官様に感謝!



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いざ出発。牧ノ戸峠レストハウス前にて。
牧ノ戸峠登山口。
星生山中腹から阿蘇山根子岳,高岳を望む。
根子岳をバックに。
ガレ場だが乾燥している登山道。
僅かに咲いていたミヤマキリシマ。
それを撮る達人。(二科展入賞者ナノダ!)
途中の休憩所。ちょっと風があり肌寒い。
扇の鼻分岐にて。お代官様得意のポーズ。
泰山もいれてよ。
星生山への急な岩場。最近は難なく通過。
同じく,sumann。
星生山から下の湿地を望む。
星生山山頂。
泰山も一枚。
星生山から噴煙を望む。
星生山からのくだりの岩場。手を振るのはお代官様。
星生山を下ったところから山頂付近を見上げる。
噴煙。
久住山山頂にて。
久住山山頂での再会。
今日は観光ヘリは稼ぎ時。何回も周回していた。
頂上でのスナップ。
中岳山頂。
中岳から御池を望む。
三俣山。
中岳から平治岳,由布岳を望む。
同じく大船山を望む。
坊がつるを望む。,
中岳のマドンナ。
御池をバックに。
久住山を望む。
表からみた緑鮮やかな星生山。
順番間違い。出発準備の様子でした。
順番間違い。御池の上の岩槐を見上げる。



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■ カシミール可視マップ ■

① 中岳から祖母山が見えるか?





中岳から祖母山は見えました。ちなみに傾山も見えるようです。


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② 中岳から雲仙普賢岳は見えるか?



残念ながらこちらは見えないようです。





































周南山の会アーカイブス<2004.大黒山 ~ 竜ヶ岳 ~ 大梅山周回コース >

2012-04-14 21:29:08 | 山登り
大黒山 323.4m ~ 竜ヶ岳 365.5m ~ 大梅山 276m 周回コース < 玖珂郡周東町 > 2004.6.6

参加者:stranger,さくらばば,やまんば,泰山

< 大黒山~竜ヶ岳~大梅山 >



GPSデータ&カシミールの画像。
トラックは一部編集しています。

「この地図の作成に当たっては,国土地理院長の承認を得て,
同院発行の数値地図200000(地図画像),数値地図50000(地図画像),
数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平15総使,第537号)」


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本日の予定は,
雨の予報とやまんばの膝の具合を考慮して,
縦走は止めて,
大黒山~竜ヶ岳ピストン~大梅山の周回コースにした。
駐車場から林道を登ったところに
大黒山の登山口がある。
大黒山の標識。
尾根から見た191mのピークの岩場。
大黒山頂上。
大黒山の大黒岩。
反射板近くの奇岩。見る者の心理で形が現れる。
展望地から竜ヶ岳を望む。
枯れた木と竜の先鋒のコントラスがいい。
竜ヶ岳の頂上。
この岩の間で,
地蜂が仕留めた毛虫の幼虫を巣穴に運び込む,
壮絶な生への営みを観察した。
下の画像をクリックして見てください。
今日一枚だけの泰山です。
小枝に隠れて「あー酔ーた?」。

実はこの後,同コースを引き返す途中,
三名がダウン寸前に。
高い湿度と温度に加えて風がない日は,
特に気を付けたい。
そんな中でも一人strangerは元気だ。














周南山の会アーカイブス<2004.仁保重石~小麦ヶ岳 480m ~蕎麦ヶ岳 557m>

2012-04-14 21:21:06 | 山登り
仁保重石~小麦ヶ岳 480m ~蕎麦ヶ岳 557m < 山口市仁保 > 2004.5.23

参加者:stranger,さくらばば,新人さん,泰山

< 仁保重石~蕎麦ヶ岳縦走 >







GPSデータ&カシミールの画像。
トラックは一部編集しています。

「この地図の作成に当たっては,国土地理院長の承認を得て,
同院発行の数値地図200000(地図画像),数値地図50000(地図画像),
数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平15総使,第537号)」



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■ 登山口の案内 ■

小高野の登山口へは,山口から仁保へ向かう途中秋川牧場の看板を右折する。
目印は天文台のような丸い構築物が屋上にある豪華な民家。
その先,私道を突きっきり,中国自動車道を潜った正面が登山口である。
駐車場は右折して100m行ったところに2台分のスペースがある。



小高野登山口
振り返ると
東鳳翩山
仁保重石テラスから
仁保重石
テラスにて

小麦ヶ岳480m
一貫野へ下る峠
同じく
頂上で出会った
パーティ
頂上にて

頂上からの
真田ヶ岳
一貫野登山口


















周南山の会アーカイブス<2004.傾山 1602m 上畑~九折越コース往復>

2012-04-14 21:08:43 | 山登り
傾山 1602m 上畑~九折越コース往復 < 大分県緒方町 > 2004.5.3

参加者:stranger,やまんば,さくらばば,泰山

所要時間:登り5時間,下り4時間(休憩時間含む)合計9時間。

アケボノツツジは疎らですが,美しい花を見せてくれました。雨と風は九州登山はつきもの。今回も降りました。
その中で,やまんばは見違えるばかりの大奮闘。最高殊勲選手賞です。




GPSデータ&カシミールの画像。
トラックは一部編集しています。直線になっている箇所もあります。

「この地図の作成に当たっては,国土地理院長の承認を得て,
同院発行の数値地図200000(地図画像),数値地図50000(地図画像),
数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平15総使,第537号)」


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< 鳥瞰図 三ツ尾から見た上畑コースのイメージ >


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< 下りルートのグラフ。標高差のイメージです >


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いざ出発。午前6時20分。九折・豊栄鉱業所跡。
三ツ尾コース分岐前。腹が減っては戦は出来ぬ。
三ツ尾コース分岐標識。
カンカケ谷。沢を横切る。
梯子とロープの難所。梯子の箇所は意外と少ない。
1000m付近。
林道と出会う。林道は余り延びていない。
ようやく辿りついた九折越。そろそろ雨が降ってきた。
九折の標識。小屋は50m行ったところ。
やっとお目当てのアケボノツツジ。疎らに咲いている。
アップする余裕なし。
頂上まで10mの標識。三ツ尾への分岐。
とうとう登りました。
雨と風の頂上。
さくらばばと再会を約束したタムラ氏。
下りの九折にて。そうとう足に来ています。



























周南山の会アーカイブス<2004.おまけの 八面山 659m>

2012-04-14 21:04:17 | 山登り
おまけの 八面山 659m < 大分県下毛郡三光村 > 2004.5.2

参加者:stranger,やまんば,さくらばば,泰山


もうひとつおまけ,金色(かないろ)温泉,原尻の滝
写真は順不同です。

八面山頂上。周回コースあり。
頂上付近のため池
第一展望台
岩の舞台。金色温泉から八面山麓付近。
原尻の滝
金色温泉。
金色温泉。
金色温泉
















周南山の会アーカイブス<2004 若山 217m ~ 嶽山 364m縦走>

2012-04-11 21:11:59 | 山登り
若山 217m ~ 嶽山 364m縦走 < 山口県周南市 > 2004.4.18

参加者:stranger,suman,やまんば,さくらばば,泰山

● もののふの ゆめをおもふや 陶の道 ●



GPSデータ&カシミールの画像。トラックは編集しておりません。

「この地図の作成に当たっては,国土地理院長の承認を得て,
同院発行の数値地図200000(地図画像),数値地図50000(地図画像),
数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平15総使,第537号)」



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< 鳥瞰図 >
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若山登山口
(清水商店前)
りっぱな標識

蔵屋敷跡
西ノ丸跡

昇仙峰を望む
若山城止

陶の道
ヤ石杭①

石杭②
264mピーク

264mピーク
嶽山へ

分岐
分岐

北東ピーク

嶽山頂上

嶽山頂上
石川さんご一家

三角点
夜市川を望む

















周南山の会アーカイブス<2004緑山 614m ~ 遠得山 593m周回コース >

2012-04-11 21:02:45 | 山登り
緑山 614m ~ 遠得山 593m周回コース < 山口県周南市 > 2004.4.11 文=さんばば編

参加者:suman,はちべえ,Gomen,びじんば,stranger,やまんば,さくらばば,泰山


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GPSデータ&カシミールの画像。

「この地図の作成に当たっては,国土地理院長の承認を得て,
同院発行の数値地図200000(地図画像),数値地図50000(地図画像),
数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平15総使,第537号)」


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頂上からのパノラマ画像をお楽しみ下さい。
北~東方向180度の展望です。


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緑山全景
登山口付近の
お地蔵
途中の堰堤
頂上のりっぱな標識
平成14年10月6日製作とある

頂上にて①
頂上にて②
元就陣地跡
遠得山頂上
遠得山分岐標識

堰堤の鯉
ショウジョウバカマ



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お疲れさまでした びじんば編

緑山、す・ご・く・楽しかったでーーーす!
山あり谷あり水辺あり、山野草に360度の展望あり。
手入れも程よくされていて本当にいいコースですね。
sumanさんをはじめ、親しむ会、オヤジの会の人たちの愛を感じたわっ*
そのうえ地図まで用意していただいて、まさに至れり尽せり。
うーーーん、癖になっちゃいそう*

それと、はちべえさんがくれた「元気よく歩ける魔法の杖」。
ホントに元気よく歩けるような気がしたから、「魔法」もまんざら嘘じゃないかも!?
大切にします、ありがとう *^o^*

おねだり攻撃に耐えかねて来てくれたgomenさん、へろへろのびじんばを気遣ってくれた泰山体調、strangerさん。
やまんばさん、さくらばばさんは超優しいし・・・(んんん???)
びじんばは幸せ婆じゃ~。ありがと~。

…けど、現実は厳しい。
最後尾を~へ~ろ~へ~ろ~歩くびじんばを担いで歩いちゃるっちゅー人は1人もいなかった。
!!!あたりまえ!!!

それにしても、よく考えたらすごいメンバーだったと思わん?
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有難うございました! やまんば編

SU-MANさん楽しいミドリ山有難うございました
メンバーも充実 ひさしぶりに皆さんの顔を拝見できて
非常にうれしかったです
SU=MANさんの説明聞きながら、登った緑山 最高!!
奥サンもいらっしゃればよかったのにと思いました
又ごいっしょできたらいいですね
久しぶりのびじんばさん GOMENさん はちべえ
元気そうでなにより びじんばの変身ぶりにはおどろいた
きれいになったね おんなっぽくというか・・・
こりゃ ええことが あるど やまんばの 感はあたるのじゃ
GOMENNさんこんど秋吉台に会いに行くね
はちべえ 転勤かとおもいきや・・・よかった
出場できて
いつもながら 泰山殿の俳句 絶句しましたど
桜姫 きれいになったね これついで
ストレンジャーさん いつも 寡黙だけど みんなの様子をみながら
歩いてくれるので助かります!
又お会いしましょう

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8人で 緑山一周コースへ さくらばば編

sumanさん 今日は お世話になりました。
下見から 地図の用意 案内まで 何から何までありがとうございました。
静かで 落ち着いたいいコースでした。
それに しょうじょうばかまの花が きれいでしたね~。
あんなに たくさん咲いているなんて・・ 感激でした。

たらの芽のてんぷらは 召し上がりましたか。
ヤブのなかで たらの枝と格闘しているsumanさん 男らしくてカッコよかったです。





周南山の会アーカイブス<2004大海山 324m ~ 勘十郎岳 246m周回コース>

2012-04-11 20:48:00 | 山登り
大海山 324m ~ 勘十郎岳 246m周回コース < 山口県周南市 > 2004.3.28

参加者:やまんば,さくらばば,泰山



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GPSデータ&カシミールの画像。

「この地図の作成に当たっては,国土地理院長の承認を得て,
同院発行の数値地図200000(地図画像),数値地図50000(地図画像),
数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平15総使,第537号)」


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千本川河川公園
から大海山を望む
駐車場の参加車
説明会
中央に30年ぶりに再会したNさん
勘十郎岳を望む

大海山頂上にて
ランボー夫妻も
Your name?
さんばさん後姿
勘十郎岳にて
カズさんと

豚汁の振る舞い

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周南山の会アーカイブス<2004虎ヶ岳 414m 茶臼山・観音寺ルート>

2012-04-11 20:39:38 | 山登り
虎ヶ岳 414m 茶臼山・観音寺ルート < 山口県周南市 > 2004.3.21

参加者:stranger,泰山



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GPSデータ&カシミールの画像。
電源オフのため,途中のトラックが切れています。接続すると直線になるため,編集しておりません。



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「この地図の作成に当たっては,国土地理院長の承認を得て,
同院発行の数値地図200000(地図画像),数値地図50000(地図画像),
数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平15総使,第537号)」


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下松バイパス
登山口
取り付き
茶臼山への
途中から
茶臼山から
烏帽子岳を望む
茶臼山頂上

縦走路標識
烏帽子岳頂上





周南山の会アーカイブス<2004長野山>

2012-04-11 20:33:16 | 山登り
長野山 1015m 五万堂谷コース < 山口県周南市 > 2004.3.7

参加者:stranger,さくらばば,泰山



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GPSデータ&カシミールの画像。


「この地図の作成に当たっては,国土地理院長の承認を得て,
同院発行の数値地図200000(地図画像),数値地図50000(地図画像),
数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平15総使,第537号)」


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長野山は,平成3年7月に登っている。
林道終点から五万堂経由のルートだったと思う。
階段状の登山道はしっかりといているが,所々急坂が続く。

季節は夏の真っ盛り。
喘ぎ喘ぎ登っていると,あちこちで蛇が横切る。
スワ!マムシかと,その度にヒャッとする。
平家岳に登った時も,雉打ちの放水の先にとぐろを巻いていた奴にビクッとしたものだ。
この辺りの山は蛇が多い。そのため,全体の印象はあまりよくない。

但し,雪の季節なら大丈夫だろう。
ついでに馬糞岳まで縦走する手もある。どこかのHPには約3時間半とある。
冬場でも1時間くらい余裕をみておけば大丈夫だろう。
ちょうど2,3日前からの寒冷前線の南下で大雪警報が出ていた。
行かない理由はない。
掲示板に募るとさくらばばとstrangerが参加表明。
次の日,周南から鹿野に入ると行く手の山々は真っ白だ。
車道も可也の積雪が。
うきうきしながら林道に入ると,既に先客がいると見え,車輪の跡がついている。
更に進んでいくと,前に居たはずの車がバックしてきた。如何したんだろうと危ぶんでいると,
二人の漁師さん曰く,積雪でこれ以上進めないらしい。
我々も,そこで降りて歩くことにした。
登山道入り口までは,約20分。

登山道は期待通り真っ白。新雪なので,踏むとギュッ,ギュッと心地よい音がする。
階段も雪で覆われていて,段差はあまり苦にならない。
両脇の木々も相当な雪のため,枝がたわわになっている。さしずめ雪のトンネルだ。
赤滝分岐点までは多少の勾配はあるものの,雪の楽しさが勝る。
更に赤滝まで足を伸ばすと,正面の岩から巨大なツララが垂れ下がり,
冬山の醍醐味を演出してくれる。
休憩の後,赤い橋を渡ると,なんと,
いきなり8分程凍りついた三の滝が出現した。
多少の水が流れ落ちているが,殆ど氷の壁だ。
滅多に見られない感動に暫し言葉も出ない。
もう少し,寒ければ,全面氷結しているかもしれない。
この感動は行かなければ味わえない。時間のタイミングもある。
帰りには,かなり溶けていた。

・・・とまあ,ここまではよかった。
尾根に取り付いた頃から急斜面に,スタミナも切れ掛かる。
夏場に喘ぎ喘ぎ登った道だ。先週の矢筈ヶ岳の急坂を思い出す。
馬糞ヶ岳への縦走路分岐まで時間を費やす。
実は,この前,一人の登山者に出会った。
同年輩の感じだが,かなりの達人と見た。
この方に,ラッセルをしていただいて道を開いて貰ったにも拘らず,
雪道が遠い。

ともあれ,どうにかこうにか頂上付近に辿りつき,乾杯と暫しの歓談。
本日もハードで楽しい一日でした。



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教訓:この階段の枕木にアイゼンのツメを引っ掛けて,転ばぬようにご注意。

泰山は汗をよくかく。汗は水。脂肪を燃焼して,地球をきれいにしてくれる。
地球に対して優しい登山を目指そう。


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林道の轍
真っ白な雪道
登山口
雪のトンネル
赤滝への分岐

赤滝のツララ
ツララ
ツララの壁
三の滝の氷の壁
迫力はイマイチです
同じく。

同じく。