田舎びと歳時記

花鳥風月、演歌と津軽に一筆啓上

サッカーワールドカップが来ると…

2010-06-14 16:46:09 | 私の歳時記
サッカーワールドカップが来ると思い出す腰痛からまさかの四週間に及んだ入院生活。

忘れもしない8年前の日韓共同開催のワールドカップのとき。何かのはずみで腰に不必要
な過剰な力が加わっての腰痛、時間の経過と共に苦痛は増すばかりで、その夜は苦痛で
一睡も出来ず。翌日一番で整形外科病院に駆け込みました。

院長先生曰く、『家に帰っても痛みはしばらく取れないから、三四日病院に泊まってくかい』
病名は腰部根神経炎とか何とかで、私もそれくらいなら、ちょうど骨休みになっていいやと
ばかり先生の申し入れを快諾。

しかし、それからが大変でした。原因不明の発熱、便秘の後に尿も自ら出せず、とうとう管
を入れられてしまいました。この管をどこから入れるのかおわかりですか? 先生は男性で
すからいいとしても、若い看護婦(看護士)さんがじっと見つめている中ですよ。恥ずかしさと
屈辱感となんでこんな目にの思いで一杯でした。

相部屋じゃ気が休まらないからと、個室に入っていました。梅雨時の六月のあの鉛色の雨雲
が憂鬱でした。三階のその部屋から見下ろすと、北側の建物との間の狭い庭に紫陽花 
青紫色と白の花びらが雨に濡れている姿が、悲しいというより日々の慰めになっていたような。

四週間もベッドに居ると、足腰の筋肉がすっかり衰えてしまい、歩くのがやっとの状態に。

病室でテレビ観戦していたワールドカップ・サッカー 激しく動き回る選手達が羨ましくて。
俺にはあんな風に動くことは出来ないだろうなぁ~

あれから、今回で三回目を迎えます。 岡田ジャパンには周囲の声に惑わされず、それこそ
予想をはるかに超える思いっきった戦いをして欲しいものです。

人間からだが第一、これが資本ですよ。


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