先週半ばに6年目のシャインマスカットと藤稔が満開を迎え、土曜日に1回目のジベレリン処理を行いました。
ジベレリン処理とは、ブドウの種をなくすための処理です。処理を行うことで、ブドウの粒が大きくなり、糖度もアップします。
1回目のジベレリン処理の適期は、満開から3日後です。2回目の処理は、満開から10日~14日後となります。
6年目のクインニーナと3年目の他の品種は今週半ば満開を迎えそうですが、今週は梅雨入りもあり、雨天ではジベレリン処理ができません。
そのため、処理のタイミングに気を遣っています。
栗の花も満開を迎えました。白い長細い花(雄花)で、独特の青臭い香りが漂っています。
満開後はこの花がベランダに落ちてくるので、掃除が大変です。
フェイジョアも開花を迎えました。可憐な花で、花びらを食べることができます。ほんのり甘いです。
ヒヨドリがついばみに来ますが、花弁を食べるだけなので結実には影響しないようです。
今年も美味しいぶどうが収穫できますように!
シャインマスカットの果房。花冠が全部落ちたためジベレリン処理の適期です。
ジベレリン剤(顆粒)とフルメット剤(液体)を水で溶きます。ジベレリン処理時にフルメットを加用することでさらなる粒の肥大化が促されます。![]() |
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ジベレリン処理中。一瞬浸けるだけですが、ジベ焼け(果皮にかさぶたのようなアザが残る)にならないように実に付いた液体をしっかりふるっておく必要があります。きれいでおいしいブドウを作るためには相当の手間が必要です。 |
栗の花(見えているのは雄花)が満開。
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