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4次元への旅はいかが・・・Mitakaがすごい

2008年07月10日 21時06分16秒 | パソコンお役立ち覚書

今日は東京都三鷹市にある国立天文台が開発した 4次元デジタル
宇宙観測ソフト「Mitaka」をご紹介します。

先日のNHK趣味悠々のパソコンソフト活用術でも取上げられた今話題のソフトです。

(1)まずは下記サイトから最新バージョンをダウンロード
http://4d2u.nao.ac.jp/html/program/mitaka/

ダウンロードのところで Mitaka バージョン1.2.0 (2008/05/26 Release)
をクリックし、デスクトップに保存しましょう。
保存されたファイルはZIPファイルなので、右クリックで「すべて展開」を選び、
ウィザードに従って解凍しましょう。
このソフトはWindowsにインストールするタイプではないので、解凍した
フォルダの中の 「銀河マーク」のアイコンが付いたMitaka.exeというファイルを
ダブルクリック。これでソフトが立ち上がります。
※XP以上で、メモリが512MB以上でないとスコスコとは動かないようです。

(2)三鷹市より天体観測
まずはマウスをドラッグして東の空を見てみましょう。
今は夏なので、東の空にはベガやアルタイル、デネブなどの一等星が出ています。
雲のように見えるのは天の川(銀河系の中心方向)です。

次に星座に名前と線を入れてみましょう。
 表示→星座→星座名と星座線をチェック
そう、こと座のベガが織姫、わし座のアルタイルが彦星ですね。
天の川を挟んで位置するこの2つの星、1年に一度だけ天帝の許しを得て
会うことができるんですよね・・・中国の伝説

ベガ、アルタイル、はくちょう座のデネブの3つで夏の大三角。
中学の時に習ったような?星座の勉強はここまで。

(3)次は三鷹を離れて宇宙旅行に
離陸・着陸をクリックし、さらにその中の離陸・着陸をクリック。
次にマウスのスクロールボタンを下にコロコロしていくと、
なんと地球が見えてきて、どんどん離れていくではありませんか。
回転させて、地球のバックに天の川が見えるようにしてみましょう。

(4)銀河のスケールにひとっ飛び
スケールで1000万km、1光年、1万光年と行くと、さっきの天の川が
銀河系の形へと変わってしまいました。
こうしてみると太陽系は銀河系の本当に端っこにあるんですね。

100億光年、これはもしやビッグバンなのか・・・?
なんか神の領域に来てしまったような尊い感覚!

(5)土星の輪を見よう
ちょっと遠くに行きすぎたので、ぐっと近づいて土星へ。
まずはスケールを1000万kmに戻して、ターゲット→太陽系
→土星。マウスポインタを今度は上にコロコロ。土星が大きく
見えてきました。


(6)三鷹へ帰る
離陸・着陸→三鷹へ帰る
これで無事地球へ帰還。あっという間の宇宙旅行。

なんとも神秘的な宇宙の姿を4次元的に簡単にパソコンで
体験できるなんて驚きです。
このソフト、子供たちにもぜひ教えてあげたいですね。



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