気ままな風来人のたわごと

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D 自然農法の為のこだわりの種について

2012-02-20 | 炭素循環農法 しゃえんじり便り

種にもこだわりを持ったほうが良いと思います。種は常に新種改良され元種と言われる昔の種が無くなりつつあります。一般にF1と称される種は1代交配種と言われ、採種のために特別な交配を行うことによって成立する品種でこの種からは自家採種は出来ません。固定種は選抜を受けている形質が一定の揃い性を持っていることで、他品種と区別できるものであり、同一圃場で自家採取を4~6年程繰り返し固定された種です。また在来種や伝統種と言われる種もあり、その土地や地域に適応した特有の在来の品種です。F1種や○○交配種には肥毒と言う、種の中に肥料が入り込み病害虫には強くなってはいますが葉や茎に硝酸窒素が蓄積したものや、肥料を与えないと育たないものが中にはありますが、無肥料でもやり方次第で生育は可能です。 気ままな風来人の畑(以下しゃえんじりと書く)では固定種の種を使用しています。自家採取したものを5年以上畑に播いているので種として馴染んできていると思うのです。こうなってくると我が家の美味となり愛着も湧いてくるから不思議ですね。 在来種は「しゃえんじり」の畑に合うかどうかが問題で、合ったとしても馴染むまで5~8年以上の年月が掛かるでしょう。しかし中には良い種、良い作物があり取り入れてみたいものです。いずれにしても種にあった土質や気候風土が求められるのです。

こだわりの種で大事な点は、絶対に自家採取する事にあります。自家採取が安全安心野菜の原点であり菜園活動の出発点であるからです。 「しゃえんじり」では収穫された野菜は勿論生育途中でも時々硝酸態窒素の測定器を使って測定しています。現在スーパーに出回っている有機栽培のホウレンソウで6001.000mg/Lppm位であるが、「しゃえんじり」では50mg/Lppm程度に低濃度になってきました。この数値には驚いています。無肥料・無農薬・無堆肥栽培の効果は健康野菜へ一歩近づいた感があります。    ちなみに2004年5月19日の某スーパーでの測定値は1.4007.600mg/Lppmありました。  又、2005年12月22日の某スーパーでの測定値は1.2003.500mg/Lppmありました。(バイケミ農業の実際・橋本清文著・農文協より引用させて頂いた)

農林水産省ホームページにも乗っていますが、これらの調査は、ほとんどは慣行農業との対比で高いか低いかだけでした。正確な実態調査内容のデーターを国民に知らせるべきだと思うのですが、


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