金沢市の『慢性腰痛』専門 整体院 樹〜悩める治療家のあなたへ〜

勤務柔整師が整体院を独立開業。
現在R5年 開業8年目の悩み

第二肩関節とフォースカップル機構

2015-04-04 18:40:29 | 治療
どうも^_^


今回は肩甲上腕関節についてのお話しをしたいと思います。


皆さんは第二肩関節というものの存在を知っていますか❓😄



私もそう呼ばれている事を最近知ったのですが‥‥💦
お恥ずかしい限りです😓



しかし私の座右の銘というほどでもありませんが、こんな言葉があります。


「出来ない、知らない事が恥ずかしい事ではない。出来ない、知らない事をそのまま放置してしまう事が本当の意味での恥ずかしい事だ‼️」



なので放置せず、しっかり勉強して行きたいと思います( ̄^ ̄)ゞ







これは解剖学的関節ではなく機能的関節なんだそうです(・ω・)ノ


これを構成するのは烏口肩峰靭帯、肩峰下滑液包、rotator cuff 、上腕骨頭です。


肩峰下関節とかも呼ばれ、肩の挙上動作などでとても重要な役割をする関節なのです‼️😤


この肩峰下を通る筋肉に棘上筋があります。
皆さん知っての通り棘上筋の作用は肩甲上腕関節の外転ですね😄


この棘上筋が肩峰下で挟まれて損傷すると有名な腱板損傷となります。


ではなぜそんな挟まれる事が起こるのでしょうか⁉️



これは、肩甲上腕関節においての挙上筋と三角筋のフォースカップル機構がうまく働いていないからです‼️😳



肩甲上腕関節の外転運動を例にとると、
まず棘上筋が最初の30度程まで働き、
次いで三角筋が働き外転が起こる訳ですが‥‥(ー ー;)

〔文献によっては棘上筋は外転運動の全期間で収縮が認められるという考えもあります。私もそう思います(^^)〕



最初の棘上筋の作用で骨頭のすべり運動が起き、骨頭の安定化が計られます。


そこへ三角筋の強い回転モーメントが起こり円滑な関節運動が起こる訳です。


これがフォースカップル機構と言われるらしいです‼️



ですが、このフォースカップル機構がうまく働かない、

例えば棘上筋が働かず、三角筋だけが働けばすべり運動が起こらず骨頭が肩峰下に衝突してしまいます。


これも有名な肩峰下インピンジメント症候群に相当しますね(・ω・)ノ


腱板断裂でもこうなる事があると思います。



棘上筋の完全断裂ではドロップアームサインが陽性になり外転は無理だと言われていますが‥‥


どうも必ずしもそうとは言えない気がします。


実際に検査で完全断裂と言われた人が、外転できるのを何例か経験しました。


憶測の域ですが、大胸筋や広背筋が安定化作用として働けば完全に代償出来ないまでも、外転や屈曲が可能となるのではないか⁉️



分かりません‼️😭勝手な考えです。



話しを戻して、逆に三角筋が働かない場合は安定化作用が働けど、十分な回転モーメントが発生しない訳ですから円滑な外転運動は行えないですね。


いわゆる腋窩神経マヒの症状です。



以上第二肩関節とフォースカップル機構についてと若干の私的考察でした。



もっと勉強しなければ(。-_-。)



終わり

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