腰部脊柱管狭窄症(LSS)について、、、
なぜ、ほとんどのセラピストがLSSの治療法を間違えてしまうのか。。。
それは、正しい知識が無いからです。
皆さんはこのチャンスに正しいLSSの知識をインプットしましょう。
では、今年最後です。いい話しをしたいですね。
オープニングトーク、、、いきます。
今回は「価値観」についてです。
人はそれぞれの価値観を持っています。
これは、両親の教育であったり、関わる人、恩師、学校や、社会で形成されていくものです。
この価値観が他の人より厳格であるがゆえに、他者の価値観との違いを感じ、自己に対して落ち込んだり、他者に対して攻撃的になったりするものです。
人によって価値観の違いから、とらえ方が全然変わってきます。
優しい。。。。。。。優柔不断
繊細、よく気が付く。。。。。。神経質
冷静、客観的。。。。。。冷たい
頼りになる。。。。。。横暴
溺愛する。。。。。。独占欲強い
情熱的。。。。。。浮気性
面倒見がいい。。。。。。おせっかい
この様に、いい部分と悪い部分は、表裏一体なのです。
好意があるときには良く見え、好意が無くなれば悪く見えるものです。
ですから、自分の価値観だけで人を判断しないことが大切です。
自分の価値観を人に押し付けない事が大切です。
無理に価値観を合わせようとすると、価値観の違いからフラストレーションがたまりマイナスでしかありません。
しかし、価値観が共有できる人もあなたのそばにいるはずです。
そんな人が、人生のパートナーとなったり、両親であったり、家族であるし、親友、恩師、良き仕事仲間となるのだと私は思います。
そんな、関係こそ自分を成長させ、幸せになる条件だと思います。
さて、本題です。
前回の続きです。
復習は、前回のEvernoteをご参照ください。。。
今回は主に腰椎の前弯についてのお話でした。
腰椎の前弯増強に伴い、神経根や馬尾の圧迫が強くなり、LSSの症状が強くなると言う事です。
つまり、LSSの患者さんは腰椎の前弯が強くなっていると言う事になりますが、、、
しかし、臨床では、骨盤が後傾、腰椎の前弯減少の患者さんが、腰部脊柱管狭窄症の診断名をつけられ、リハビリにやってくるではありませんか。。。
これは、いったいなぜでしょう???
もちろん、前回説明した経緯で、医師の診断により送られてくるのですが、、、
こんな患者さんは、、、もしかしたら、、、
腰椎の前弯により発生したLSSの痛みを、回避する為に、何処かで代償して後弯姿勢になったのではないだろうか???
この様に考えます。
腰椎の前弯増強と言う事は、もちろん大腰筋が短縮している可能性が高いです。
しかし、それに負けじと胸椎を後弯増強させることによりなんとか、神経根にかかる圧迫を少なくさせようとするのではないだろうか???
胸椎を後弯増強させる為には、肩甲骨が外転し肩関節も前方へ移動します。
しかし、バランスをとる為、歩行時の推進力を出すために、頭部は前方に移動します。
いわゆる、頭部前方位姿勢です。
こうなると、膝OAでもお話しした、日本人に多い姿勢が出来上がります。
しかし、しかし、、この様なストーリーがあった場合。。。
姿勢だけを観察するのなら、、、大腰筋よりも、大殿筋のラインの方へ眼が行ってしまいますが、、、
このケースの一時的要因は、大腰筋のラインだと考えられます。
よって、そっちの方へのアプローチの方が重要になってきます。。。
難しいですね。。。
姿勢だけで判断してはいけない、、、問診がとても重要になってくる症例の一例です。
今回は以上です。
もう勉強会を開始して一年。。。
少しは、皆さんのお役に立てているのでしょうか。。。
自分はたくさん発表させていただいて、たくさん成長できたかと思いますが(´艸`*)
今年の締めくくりに、去年書いた目標を、見直し、評価しましょう。
この目標の為に、自分は何をしてきて、何が出来なかったのか、、、
そして、目標の再設定をしましょう。
皆さんの新たな目標を見るのを楽しみにしています(*´ω`*)
おわり