難しいお話しのつづきです( ̄Д ̄)ノ
僕もこの手のお話しは苦手です。
ですが頑張りましょう‼️‼️‼️
「諦めたらそこで試合終了だよ⁉️☺️」
滑液包のお話しからです。
滑液包とは❓
滑液包は関節の周囲の骨や筋肉、関節の間など、大きな動きが必要な場所にできる袋状の潤滑装置で、内側には通常でも少量の滑液が入っています。
肩関節の周囲の滑液包は筋肉の動きを滑らかにしてくれます。
滑液包に過剰な摩擦や圧迫が加わると炎症が起こって痛みが生じ、滑液の分泌量が多くなり滑液包のなかに過剰な滑液がたまります。
肩峰下滑液包炎が有名ですね。
肩関節周囲にはなぜこんなにも多くの滑液包が存在するのでしょう⁉️
上の図に載っていない滑液包もまだたくさんあります。
なぜか❓❓❓
まず肩関節は常に外力にさらされているということを思い出しましょう。
下垂位においても上肢の重量+重力にさらされています。
それに加えて荷物を持ったり何か作業をしたりで負担は大きいことが容易に分かります。
背臥位においても肩関節の前方はリラックスできていません。
重力+上肢の重量で下方への力が常にあるからです。
これを制限する為に関節包の前方は寝ている時も頑張っているのです。
つまり‥日常生活において肩が完全にリラックスできるのはまれなのです。
これではたまったものではありませんよね💦
その為、潤滑装置である滑液包が肩周囲にたくさん存在しているのです😄✨
では代表的な滑液包を紹介していきます。
1、肩峰下滑液包
2、肩甲下滑液包
3、上腕二頭筋長頭腱下滑液包
この三つは三大滑液包なんて言われている非常に重要な滑液包です。
まず2の肩甲下滑液包から説明します。
前項で出てきた
このブァイトブレヒト孔を通じて肩甲上腕関節の関節包と、肩甲下滑液包が交通しているのです。
この文を思い出して下さい。
このブァイトブレヒト孔を通じて関節包と肩甲下滑液包が繋がっているということですが‥‥‥
何の為に⁉️(・ω・)ノ
関節包内の圧力を調整する為です‼️
この逃げ道があることにより関節包の圧力の調整が行えるのです。
関節包内圧の陰圧、陽圧の関係を思い出して下さい。
下垂時には陰圧、挙上時には陽圧となると前項で述べましたね(^-^)
では、腱板損傷や肩周囲の外傷、関節疾患等によりこの交通が遮断される場合があるのですが‥‥‥
どうなると思いますか❓
調整がうまく行えずに関節包内圧が上がってしまう事が考えられますね❗️
関節包内圧が上がるということは❓
陽圧の状態がつづくと都合が悪いのは皆さんもなんとなく解るのではないでしょうか⁉️😅
下垂時に陰圧=骨頭を関節窩に引きつける力が働いている。
下垂時に陽圧=骨頭を関節窩に引きつける力が働いていない。
つまり陽圧では骨頭を関節窩に引きつけておくためにも靭帯、筋肉の緊張が負担が増えているということです。
さらに関節内圧が高まるということは、関節包内には非常に多くの神経が存在しています。
これらを考えると疼痛、ROM制限が出るのは想像できるのではないでしょうか⁉️
この様に筋肉のすべりを良くするためだけではなく肩甲下滑液包は関節包内圧を調整する為にもあるのですね。
肩関節前面の構造をいうと、
関節包➡️関節上腕靭帯➡️肩甲下滑液包➡️肩甲下筋の順に補強されています。
長くなってきました😓
しかしまだまだつづきます💦
次は1の肩峰下滑液包です。
この滑液包のポイントは関節包と交通していないということです。
そして肩周囲で最も大きい〔たぶん〕滑液包だということです。
この滑液包は肩峰、烏口肩峰靭帯、三角筋の下面と腱板〔特に棘上筋〕の間に存在し、第二肩関節の関節腔としても存在しています。
上腕骨頭の上方移動を防ぐ為にも役立っています。
そしてこの肩峰下滑液包は、
三角筋下滑液包と烏口下滑液包と同じものなのか別々なものなのか諸説があるみたいなんです。
いずれにしても第二肩関節の関節腔として存在する滑液包と理解しておけばいいでしょう‼️
インピンジメント症候群や石灰沈着性腱板炎等によってこの肩峰下滑液包は炎症を起こしたり滑液が多く産生されたりして、かなり強い疼痛を発生させます。
俗に言う肩峰下滑液包炎です(・ω・)ノ
次は3、上腕二頭筋長頭腱下滑液包です。
これはまた難しいです(T ^ T)
まず上腕二頭筋長頭の走行を思い出しましょう。
関節上結節と関節唇から起始します✨
そして烏口上腕靭帯の下方でこれも腱板疎部を通ります。
関節包内を通り〔関節包と交通している〕外側方へ走り次いで下方へ向かい結節間溝と横靭帯と共に作られた骨線維性のトンネルに入ります。
そのトンネルの中で筒状の滑膜となっているのが上腕二頭筋長頭腱滑液包です。
これを結節間滑液鞘とも言います。
この滑液包には延長部分が存在しトンネルの間を行ったり来たりします。
このおかげで腱が円滑な動きをすることができるのですね。
まさしく腱鞘としての役割です。
この部分での有名な疾患が‥‥
上腕二頭筋長頭腱炎です(=゜ω゜)ノ
上腕二頭筋長頭の作用として関節唇を持ち上げ骨頭の過剰な上方移動を抑えることは走行を考えれば容易に想像できます。
それにより関節を安定させる役割もあります。
そして関節包の補強にも一役買っているようです(^^)
走行上外旋位で緊張するのは理解できますね。
内旋位で緩みますがトンネルのおかげで安定しています。
複雑難解ですが自分の為、患者さんの為に頑張って勉強しましょう😊
努力して勉強しても結果が出ないこともあります。
しかし結果を出すセラピストは皆すべからず努力し勉強していると思います。
頑張って勉強しなければ(>人<;)
最後に‥自分もまだまだ未熟者のヒヨッコですので💦
果たしてこの理解の仕方が正解なのか分からない部分が多々ありますが‥
間違っていてもご容赦下さい。
あくまで自分の勉強の成果を記録することが第一目的でありますので(>人<;)
終わり
僕もこの手のお話しは苦手です。
ですが頑張りましょう‼️‼️‼️
「諦めたらそこで試合終了だよ⁉️☺️」
滑液包のお話しからです。
滑液包とは❓
滑液包は関節の周囲の骨や筋肉、関節の間など、大きな動きが必要な場所にできる袋状の潤滑装置で、内側には通常でも少量の滑液が入っています。
肩関節の周囲の滑液包は筋肉の動きを滑らかにしてくれます。
滑液包に過剰な摩擦や圧迫が加わると炎症が起こって痛みが生じ、滑液の分泌量が多くなり滑液包のなかに過剰な滑液がたまります。
肩峰下滑液包炎が有名ですね。
肩関節周囲にはなぜこんなにも多くの滑液包が存在するのでしょう⁉️
上の図に載っていない滑液包もまだたくさんあります。
なぜか❓❓❓
まず肩関節は常に外力にさらされているということを思い出しましょう。
下垂位においても上肢の重量+重力にさらされています。
それに加えて荷物を持ったり何か作業をしたりで負担は大きいことが容易に分かります。
背臥位においても肩関節の前方はリラックスできていません。
重力+上肢の重量で下方への力が常にあるからです。
これを制限する為に関節包の前方は寝ている時も頑張っているのです。
つまり‥日常生活において肩が完全にリラックスできるのはまれなのです。
これではたまったものではありませんよね💦
その為、潤滑装置である滑液包が肩周囲にたくさん存在しているのです😄✨
では代表的な滑液包を紹介していきます。
1、肩峰下滑液包
2、肩甲下滑液包
3、上腕二頭筋長頭腱下滑液包
この三つは三大滑液包なんて言われている非常に重要な滑液包です。
まず2の肩甲下滑液包から説明します。
前項で出てきた
このブァイトブレヒト孔を通じて肩甲上腕関節の関節包と、肩甲下滑液包が交通しているのです。
この文を思い出して下さい。
このブァイトブレヒト孔を通じて関節包と肩甲下滑液包が繋がっているということですが‥‥‥
何の為に⁉️(・ω・)ノ
関節包内の圧力を調整する為です‼️
この逃げ道があることにより関節包の圧力の調整が行えるのです。
関節包内圧の陰圧、陽圧の関係を思い出して下さい。
下垂時には陰圧、挙上時には陽圧となると前項で述べましたね(^-^)
では、腱板損傷や肩周囲の外傷、関節疾患等によりこの交通が遮断される場合があるのですが‥‥‥
どうなると思いますか❓
調整がうまく行えずに関節包内圧が上がってしまう事が考えられますね❗️
関節包内圧が上がるということは❓
陽圧の状態がつづくと都合が悪いのは皆さんもなんとなく解るのではないでしょうか⁉️😅
下垂時に陰圧=骨頭を関節窩に引きつける力が働いている。
下垂時に陽圧=骨頭を関節窩に引きつける力が働いていない。
つまり陽圧では骨頭を関節窩に引きつけておくためにも靭帯、筋肉の緊張が負担が増えているということです。
さらに関節内圧が高まるということは、関節包内には非常に多くの神経が存在しています。
これらを考えると疼痛、ROM制限が出るのは想像できるのではないでしょうか⁉️
この様に筋肉のすべりを良くするためだけではなく肩甲下滑液包は関節包内圧を調整する為にもあるのですね。
肩関節前面の構造をいうと、
関節包➡️関節上腕靭帯➡️肩甲下滑液包➡️肩甲下筋の順に補強されています。
長くなってきました😓
しかしまだまだつづきます💦
次は1の肩峰下滑液包です。
この滑液包のポイントは関節包と交通していないということです。
そして肩周囲で最も大きい〔たぶん〕滑液包だということです。
この滑液包は肩峰、烏口肩峰靭帯、三角筋の下面と腱板〔特に棘上筋〕の間に存在し、第二肩関節の関節腔としても存在しています。
上腕骨頭の上方移動を防ぐ為にも役立っています。
そしてこの肩峰下滑液包は、
三角筋下滑液包と烏口下滑液包と同じものなのか別々なものなのか諸説があるみたいなんです。
いずれにしても第二肩関節の関節腔として存在する滑液包と理解しておけばいいでしょう‼️
インピンジメント症候群や石灰沈着性腱板炎等によってこの肩峰下滑液包は炎症を起こしたり滑液が多く産生されたりして、かなり強い疼痛を発生させます。
俗に言う肩峰下滑液包炎です(・ω・)ノ
次は3、上腕二頭筋長頭腱下滑液包です。
これはまた難しいです(T ^ T)
まず上腕二頭筋長頭の走行を思い出しましょう。
関節上結節と関節唇から起始します✨
そして烏口上腕靭帯の下方でこれも腱板疎部を通ります。
関節包内を通り〔関節包と交通している〕外側方へ走り次いで下方へ向かい結節間溝と横靭帯と共に作られた骨線維性のトンネルに入ります。
そのトンネルの中で筒状の滑膜となっているのが上腕二頭筋長頭腱滑液包です。
これを結節間滑液鞘とも言います。
この滑液包には延長部分が存在しトンネルの間を行ったり来たりします。
このおかげで腱が円滑な動きをすることができるのですね。
まさしく腱鞘としての役割です。
この部分での有名な疾患が‥‥
上腕二頭筋長頭腱炎です(=゜ω゜)ノ
上腕二頭筋長頭の作用として関節唇を持ち上げ骨頭の過剰な上方移動を抑えることは走行を考えれば容易に想像できます。
それにより関節を安定させる役割もあります。
そして関節包の補強にも一役買っているようです(^^)
走行上外旋位で緊張するのは理解できますね。
内旋位で緩みますがトンネルのおかげで安定しています。
複雑難解ですが自分の為、患者さんの為に頑張って勉強しましょう😊
努力して勉強しても結果が出ないこともあります。
しかし結果を出すセラピストは皆すべからず努力し勉強していると思います。
頑張って勉強しなければ(>人<;)
最後に‥自分もまだまだ未熟者のヒヨッコですので💦
果たしてこの理解の仕方が正解なのか分からない部分が多々ありますが‥
間違っていてもご容赦下さい。
あくまで自分の勉強の成果を記録することが第一目的でありますので(>人<;)
終わり
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