金沢市の『慢性腰痛』専門 整体院 樹〜悩める治療家のあなたへ〜

勤務柔整師が整体院を独立開業。
現在R5年 開業8年目の悩み

DFL(ディープフロントライン)とLL(ラテラルライン)

2015-10-05 19:48:59 | 勉強
どうも(^_^)


2年前の自分の勉強ノートを久しぶりに読み返してみたら、、、
2年前よりめっちゃ成長している自分に気づき、いい気分になっている男です( `ー´)ノ






今回も最近よく書いている筋膜連鎖シリーズです!


アナトミートレインで言うところのLL(ラテラルライン)、DFL(ディープフロントライン)についてですが、


この二つのラインは特に臨床上重要なラインです!!!



LL(ラテラルライン)




腓骨筋➡ITB➡TFL、殿筋➡腰方形筋➡肋間筋➡胸鎖乳突筋

身体の外側を担う筋膜ラインです。


DFL(ディープフロントライン)




後脛骨筋➡膝カ筋➡内転筋➡外旋筋群➡骨盤底筋➡腸腰筋➡縦隔➡頚深層筋群

身体の中心を担うラインです。


大抵の場合どちらかが亢進しているケースが多いと思いますが、、、


絶対ではないですが、男の人の場合はLLが、女の人の場合はDFLが亢進しているケースが多い様に感じます。




今回はこの二つのラインのどちらが亢進しているか見分ける簡単なテスト方法をご紹介したいと思います(^^)



100%ではないですが、結構信頼性の高いテストではなかろうか、、、と考えます!



では、テスト方法ですが、、、


立位です。


足を肩幅くらいに若干広げ、頚を側屈させROM、ツッパリ感、痛みを診ます。


次に、足を肩幅から更に大きく広げ、また同じように側屈させROM、ツッパリ感、痛みを評価します。





この時ROMが改善、ツッパリ感減少、痛みが少なくなる、この様な変化が診られるようであれば、、、


その時はLL(ラテラルライン)の機能が亢進していると判断します。





逆に、足を肩幅から更に狭め頚を側屈させた時にROM改善、ツッパリ感減少、痛み減少、この様な変化が出た場合は、DFL(ディープフロントライン)の機能亢進と判断します。





簡単でしょう!?(*´▽`*)



そして使いがってもいいのではないかと思うのですが、、、、



例えば、腰痛の患者がいると仮定します。


その患者にこのテストを行うのです。


それだけでどちらのラインに重点的にアプローチをかけていけばいいのか、


一つの判断材料になるのではないかと考えます(=゜ω゜)ノ


殿筋に行くのか?腸腰筋に行くのか?





もちろん、これだけで全てがが分かる訳ではないでしょうが、、、


有用な補助テストや、検査前のおおまかな判断テストにんりうるのではないでしょうか!?



私はよく使います(^^)/



良ければお試しください(*´▽`*)



おわり













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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (桑原)
2016-09-12 16:55:52
はじめまして。初めて質問させていただきます。
頸のだるさと共に頭痛のある方には、どこへアプローチすればよいですか。
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Re:Unknown (takahisa0705)
2016-09-12 16:58:12
ご質問ありがとうございます。
頸と頭痛と言ったら必ず診る所がありますので、、、
また、動画でお答えさせて頂きますね!
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Unknown (sprout)
2017-03-04 13:53:27
「LL亢進」の場合、「DFL抑制」ということでDFLへのアプローチをすれば良いということでしょうか?
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Unknown (sprout)
2017-03-04 15:37:05
勘違いしていました
お恥ずかしい質問をしてすみません
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Re:Unknown (takahisa0705)
2017-03-04 16:11:15
ご質問ありがとうございます。
気にせず何でもご質問下さい。
一人で解らず考えているより誰かに聞いた方が素早く成長出来ると思います(^^)
質問出来る先生はとてもいいと思います。
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Unknown (sprout)
2017-03-04 17:37:30
丁寧な返信に先生の人柄を感じます
ありがとうございます
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