金沢市の『慢性腰痛』専門 整体院 樹〜悩める治療家のあなたへ〜

勤務柔整師が整体院を独立開業。
現在R5年 開業8年目の悩み

あなたは横隔膜と肋骨の関係性をご存知ですか?

2016-01-10 07:26:54 | 胸郭
良いニュースです!



この横隔膜の働きを知る事で、、、



臨床の幅が広がるはずです。










どうも(^_^)



昨日ビックリする事が起こりました。



子供がトイレで大をして、、、トイレを詰まらせました。。。



あんな小さな身体からなぜあんな大きいものが生み出されるのか。。。



不思議に思う男です(;´Д`)








さて、今回は横隔膜について勉強して行きたいと思います。





あまり馴染みのない筋肉だと思う先生いもいらっしゃるのではないでしょうか。。。



私も恥ずかしながらあまり筋肉として意識しておらず、アプローチの対象として見ていない時期がありました。



しかし、胸郭の運動を勉強して行くうちにとても重要なポイントだと言う事に気づかされました。





横隔膜


呼吸運動を主とする筋肉であり、形状は独特であり、ドーム型を呈している。

呼気においては横隔膜はリラックスしており、胸郭の内容積は減少する。

吸気では、横隔膜は収縮し、胸郭の内容積は増大します。

横隔膜の中央は腱中心でありその周囲を筋繊維が取り囲み、胸郭の内面と椎体に付着している。

吸気専門の筋肉はこの横隔膜のみである

呼気では他のインナーが補助的な役割をする。





起始  

下位6つの肋骨の内面
上位2~3の椎体
剣状突起の内面



停止

腱中心



神経

横隔神経





この様になっています。



そもそもこの筋肉を触診できるの?



って話しになるかと思いますが、、、



出来ます。





背臥位で患者を膝を屈曲位にさせます。



胸郭の下縁を探し出し、肋骨の下に指をカールさせるように潜り込ませます。



患者の呼吸を感じ、呼気時のリラックスしている時に圧を入れます。



吸気時は横隔膜が収縮し、胸郭が膨らみます。






また、横隔膜の動きは心臓と密接に関係しているようです。



心臓は呼吸に合わせ横隔膜上で上下運動しているからです。



この横隔膜の機能低下が臓器にも影響を与えるのはとても興味深いです。






また、横隔膜を考えるうえで、胸郭、肋骨の動きも理解する必要があります。



肋骨も呼吸に合わせて上下、回旋運動を繰り返しています。



横隔膜の機能低下がこの肋骨の動きにも影響を与えるからです。




これらの事を姿勢評価と関連させて説明して行きたいと思います。





今回は以上です。



読んで頂いている勉強熱心な先生。



有難うございます(*´ω`*)



また次回。






おわり


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